ヨーロッパに亡命中のチリ反政府派のミゲル・リティン監督が入国を禁止されている身で6週間にわたって潜入、軍政12年目の祖国の状況をドキュメントしたもの。撮影はウーゴ・アディラルディ、ジーン・アイヴス、トリスタン・バウエル、パブロ・マルティネス、音楽はアンジェル・パラ、編集はカルメン・フリアスが担当。祖国潜入を決意したミゲル監督は、ヒゲを剃りマユを落としメガネをかけ変装し、夫婦を装った専門の女性随行員までつけて潜入し、ヨーロッパの3つの映画チームと国内のレジスタンスの青年チームの総監督として撮影する。スラム街の実態、武装ゲリラ幹部との地下会見、さらにモネーダ宮殿〈大統領府〉の内部をも伺う。
ネット上の声
- ピノチェト軍事政権下のチリで、チリ・クーデター関連の取材をしたドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1986年
- 製作国スペイン
- 時間120分
- 監督ミゲル・リッティン
- 主演---