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「東京リベンジャーズ」シリーズの脚本家・高橋泉と、「凶悪」などに出演する俳優で監督としても活動する廣末哲万からなる映像ユニット「群青いろ」の手がけた作品。「高校生が動物園の猿を逃した」という実際のニュースをモチーフに高橋が脚本を執筆し、自らメガホンをとった。
動物園の猿を逃がすという事件を起こした女子高生を取材し、その理由を探ろうとするルポライターの優子。誹謗中傷にさらされている女子高生を救いたいという思いから真実に迫っていく優子だったが、取材を進めるにつれて精神のバランスを崩していき……。
事件を起こした女子高生と、その真相を探るうちに心の均衡を見失っていくルポライターの姿を中心に、「切り抜き報道」や「誹謗中傷」といった現代的なトピックを浮かび上がらせる。ルポライターの優子役は「群青いろ」作品常連の新恵みどり。優子の夫・奏太を「群青いろ」の廣末が演じ、事件と物語の鍵を握る高校生・未唯役とトキオ役にはドラマ「最高の教師1年後、私は生徒に■された」に出演した藤嶋花音と萩原護が抜てきされた。
ネット上の声
- 最初はドキュメンタリーかと思って見てたら、どんどん話が複雑になってきて頭が追いつかなかった笑 でも最後の展開で全部繋がって、あーなるほど!ってなった。よく練られた脚本でめちゃくちゃ面白かった!
- 何気なく観たけど、予想外の展開で引き込まれた。ラストシーンが好き。
- 構成が複雑で、前半は正直ちょっと退屈だったかも。でも終盤で一気に面白くなるから、我慢して見てほしい。
- ちょっと話がこねくり回しすぎかな…。ついていけなかった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督高橋泉
- 主演新恵みどり
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映画「東京リベンジャーズ」シリーズの脚本などで知られる高橋泉と「凶悪」などの俳優・廣末哲万からなる映像ユニット「群青いろ」による17年ぶりの劇場公開作で、フォトグラファー志望の女性と中年ピエロの奇妙な出会いから始まる予測不能な物語をつづった純愛ストーリー。
フォトグラファーを目指す日和は、派遣バイトで働きながら写真をSNSに投稿する日々を送っていた。ある日、彼女は雨宿りのために忍び込んだ店で、ピエロのようなメイクをした男・雨森と出会う。雨森を撮影した写真はSNSで思わぬ反響を呼び、日和はさらなる反応を求めて彼に近づいていく。雨森と穏やかな時間を過ごす中で自分が彼にひかれていることに気づく日和だったが、雨森にはある秘密があった。
フォトグラファーの日和を「偶然と想像」の古川琴音、謎の中年ピエロ・雨森を廣末哲万が演じ、共演には大下美歩、新恵みどりら「群青いろ」作品の常連俳優がそろう。高橋泉が監督・脚本を担当。
ネット上の声
- うまく表現できませんが 好きっていう純粋な想いは 全ての人に等しく...
- 生きている限り希望がある。
- 私の他人か何かのつもり?
- 2024年 088作品目
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督高橋泉
- 主演古川琴音
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どこにでもある家族の、ありふれた朝。一杯のスウプが静かに映し出す、夫婦の心のすれ違いと再生の予感。
現代の日本。結婚4年目を迎えた直人と恵の夫婦。かつては愛を語り合った二人だが、今では食卓での会話もほとんどない。日常という名の慣れが、二人の間に見えない壁を作っていた。ある朝、いつもと変わらない食卓に、恵が作った一杯のスウプが置かれる。そのスウプを口にした瞬間、直人の心に微かな変化が訪れる。忘れていた妻への感情、言葉にできなかった感謝の気持ち。当たり前すぎて見失っていた大切な何かを取り戻そうとするが、どうすればいいのか分からない。一杯のスウプをきっかけに、冷え切った関係が静かに溶け出していく、ある夫婦の繊細な心の機微を描いた物語。
ネット上の声
- 胸が張り裂ける程の痛々しい朝食はいかが?
- ここ1年の洋画邦画で間違いなくベスト1
- 本物の「愛」がこれなのか・・・凄い
- 空を浮遊するシャボン玉のように…
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督高橋泉
- 主演廣末哲万