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時間は深夜から翌朝まで、カメラは狭いバーの一室をほとんど出ないという新しい試みを狙ったもので、「不敵な男」の新藤兼人のオリジナル・シナリオを「めがね小僧」の宇野重吉が監督した、殺し屋が主人公の物語。撮影は「真昼の惨劇」の荒牧正。「欲」の三國連太郎を筆頭に、中川弘子・桂木洋子・若原雅夫などが出演する。
ネット上の声
- バーの客が連れ立って東京湾に船で出るが、ホステスの一人が転落して死亡、表に出せな
- それぞれの役割を淡々と遂行する悪役そスマートさと、したいことができない善役の屈辱
- ホスト役の人が不自然なところで居なくなるからアリバイ作りつつの陰謀めいた感じを匂
- 【詳述は、『濡れ髪牡丹』欄で】プログラム·ピクチャーを、はっきりはみ出す良心·勇
サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督宇野重吉
- 主演三國連太郎
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菊村到の芥川賞受賞作の映画化。硫黄島の悪夢をになって戦後に生きる一人の男の悲惨な運命を描く。「暗夜行路」の八住利雄が脚本を書き「倖せは俺等のねがい」の宇野重吉が久しぶりに監督した。撮影は「危険な女」の井上莞。
ネット上の声
- 大怪獣とデビルマンを観た後でしたので、採点甘くなったかもです。 なんだか、もやもやする映画
- ある兵士の自殺〜実話を基にしたミステリータッチの反戦映画?
- “いおうとう”と読みます。
- 1951年、主人公は新聞記者
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督宇野重吉
- 主演大坂志郎
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真山美保の舞台劇『ああバラの花は何処に咲く』より「多情仏心」の新藤兼人が脚本を書き「われは海の子」につづき宇野重吉の第三回監督作品。庶民のささやかな幸福と愛の美しさを描く。撮影は同じく「われは海の子」の荒牧正。主演は「フランキーの宇宙人」のフランキー堺、「マダム」の左幸子、劇団・若草の高野通子、草山英明、毛利光弘、近藤三則、「愛ちゃんはお嫁に」の高田敏江。
ネット上の声
- 見るからに人の良さそうなフランキーと見るからにお節介な左幸子の元に親戚のみなしご
- 世界中の子供たちがフランキー堺と左幸子に育てられていたのなら、この世に争いなど存
- 結婚を目前にしたフランキー堺と左幸子の元に4人の子どもが転がり込むわけだが、展開
- 派手さもない小品なホームドラマだけど、こういうのが大好き
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宇野重吉
- 主演フランキー堺
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ネット上の声
- 実は戦時中のお話なのですよね…
- うーん、病気の田中絹代のシーン、あんなおどろおどろしい演出にしなくてもいいんじゃ
- この映画、コメントや鑑賞歴が少ないので驚きでした
- 田中絹代が分裂病の話
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宇野重吉
- 主演田中絹代
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黒潮洗う荒磯に父を海にうばわれ、なお海に生きる少年と母の物語。久藤達郎の戯曲から、「夜あけ朝あけ」の片岡薫と「石合戦」の村山亜土が共同で脚本執筆、「病妻物語 あやに愛しき」に次ぎ宇野重吉が監督する。撮影は荒牧正の担当。主人公の少年に劇団虹の橋の相良和文が扮するほか、赤木蘭子、滝沢修、高野由美、小夜福子、大町文夫、下元勉、宇野重吉など劇団民芸が総出演する。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督宇野重吉
- 主演滝沢修