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一九五四年カンヌ国際映画祭で国際賞と女優演技賞(マリア・シェル)、同年ベルリン国際映画祭で一等賞及び監督賞(ヘルムート・コイトナー)、同年セルズニック・ゴールデン・ローレル賞と数々の受賞に輝くオーストリア=ユーゴ合作映画の問題作。第二次大戦中、人道的な見地から献身的働きをしたドイツ女医の物語。「題名のない映画(1948)」のヘルムート・コイトナーがノルベール・クンツェと共同で脚本執筆の上、監督した。撮影はエライオ・カルニール、音楽はカール・デ・グルーフ。出演者は「居酒屋(1956)」のマリア・シェルをはじめスイスの舞台兼映画俳優ベルンハルト・ヴィッキ、「誰が祖国を売ったか!」の西独女優バルバラ・リュティンク、オーストリアのカール・メーナー、助監督のホルスト・ヘヒラーの他、オーストリア、西独、スイス、ユーゴの俳優たちが助演している。
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国オーストリア,ユーゴスラビア
- 時間104分
- 監督ヘルムート・コイトナー
- 主演マリア・シェル
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東西二つに分割されたドイツに住む二人の男女の恋が巨大な対立の犠牲になって死んでゆくまでを描く社会悲劇。「最後の橋」のヘルムート・コイトナーが自らの脚本を演出、撮影は「めざめ(1958)」のクルト・ハッセ、音楽は殆どのコイトナー作品や「女(1959)」を手がけたベルンハルト・アイヒホルン。出演者は「初恋物語」のエリック・シューマン、同じくゲオルク・トマラ、「ワン・ツー・スリー」のホルスト・ブッフホルツなど。製作は「初恋物語」のゲオルク・リヒター。ブッフホルツはドイツ連邦映画賞を受賞。
ネット上の声
- 東西ドイツ分断時代の男と女の出会いをきっかけとするそうなってほしくない展開の連続
- 製作年1955年
- 製作国ドイツ
- 時間100分
- 監督ヘルムート・コイトナー
- 主演クルト・ハッセ
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「最後の橋」のヘルムート・コイトナー監督が、パリ・ロケーションをとりいれて作りあげた、小味で、一寸皮肉な恋物語。ハンガリー生れの小説家ガボール・フォン・ヴァサリーが一九三四年に書いた原作を、監督のコイトナー自身がシナリオ化し、ハインツ・ペールケが撮影を担当した。音楽はベルンハルト・アイヒホルン。原題の「モンプチ」は、フランス語のスペルを縮めて、一語にした新語である。コイトナー自身がプロローグとエピローグに登場して、観客に話しかけるほか、ナレーションも受けもっている。主演するのは「制服の処女(1958)」のロミー・シュナイダーと、ジュリアン・デュヴィヴィエに見出された二三歳の新人ホルスト・ブッフホルツ。この二人の主人公に対応して出てくるブルジョアのカップルにメラ・レーンとボイ・ゴバートが扮し、他に黒人女優オリーヴ・ムーアフィールド、ブム・クリューガー、イスガ・ゲリ、ホビー・トッド、ヨゼフ・オッフェンバッハ等が出演する。製作ゲオルク・リヒター。
- 製作年1957年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督ヘルムート・コイトナー
- 主演ホルスト・ブッフホルツ
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伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国ドイツ
- 時間115分
- 監督ヘルムート・コイトナー
- 主演O・W・フィッシャー