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フィクションとドキュメンタリー映像を重ね合わせて、大木監督の心象風景を展開するイメージ・フィルム。監督・脚本・撮影は「たまあそび」の大木裕之。
ネット上の声
- いくつかの映像が上手い具合に重なって遠近感が自然と狂うシーンでは、特定の映像を見
- 何が行われてるのか全く分からない映像がずっと続くのだが、光と音の羅列を眺めていた
- 燃えるような赤が重なるとき、暗い夜が重なるとき、ベースの海辺の二人の映像が全く異
- 砂浜の波打ち際に2人のゲイの俳優がいて心中を演じるよう言われ横たわる
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督大木裕之
- 主演阿部公彦
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記憶と現実が交錯する、6つの箱。青年の内面世界を映し出す、実験的映像詩。
1990年代、日本の片隅。6つのビデオテープに記録された、ある青年の断片的な日常と記憶。それは、友人との他愛ない会話、街の風景、そして秘められた恋愛感情の記録。明確な物語はなく、映像はコラージュのように繋ぎ合わされる。現実と虚構、過去と現在が溶け合い、観る者の感覚を揺さぶる。これは、自己を探し求める魂の彷徨の記録か、それとも単なる映像の断片か。大木裕之監督が放つ、パーソナルで挑発的な映像体験。観る者に解釈を委ねる、唯一無二のアートフィルム。
ネット上の声
- 『ターチ・トリップ』に似ているけどこちらはもっと作為的で、数字のカウントやグリッ
- 人生で見た映像の中で1番良かった それはそうとtrain TVは人生でみたなかで
- 「ドッグ・スター・マン」と並んでマイベストメディアアートかもしれない
- 優勝も見たけど浮遊感のあるザラついた音楽、というか音がいいです
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督大木裕之
- 主演清岡恭久
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ジャパニーズ・クィーア・フィルムの映画作家として海外の映画祭で高い評価を受けた大木裕之監督(「あなたがすきです、大すきです」など)の凱旋公開作品。「ノー・スキン・オフ・マイ・アス」のドイツ人プロデューサー、ユルゲン・ブリューニンクの全面出資により製作された。撮影は92年3月大木監督の在住する高知で、20日間に渡って行なわれた。撮影後の編集を全く行わず、独自の音響処理が施されている実験的作品である。撮影されたフィルムは順番に(フィルム・エンドの光の感光までもが)つなぎあわされ、一連の映像からは死と生があいまいに共存する″夏″のイメージが浮かび上がる。そして死をむかえようとしている一人の青年を中心に、様々な視点から物語が語られていく。90年代の″気分″を写し取った作品といえよう。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督大木裕之
- 主演高橋和也
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「ターチ・トリップ」「心の中」など国内外で注目を集める映像作家・大木裕之が1994年に手がけた商業映画第1作で、街で見かけた青年に一目ぼれしてしまった青年とその恋人の日常をリアルにつづった同性愛映画。高知県で暮らすコウは、同棲する恋人シンという存在がありながら、駅で見かけた男性に心を奪われて告白してしまう。それを知ったシンはショックを隠しきれず、相手の男性のもとへと向かうが……。
ネット上の声
- 邦画ゲイフィルムのエポックメイキング、「光」がこんなに綺麗な映像として再現された
- 「あなたがすきです、ずっと好きでした、あなたのことを見た時から好きになって、見る
- 自らの身体をつねに外的世界との接触を記録し続ける媒体と捉えて、その結果として産出
- カメラがあまりに自由で感情的で美しいピンク映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間58分
- 監督大木裕之
- 主演CHANO
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ネット上の声
- 小さな街の中の小さな人と人との出会い、交わり、恋、点描のような場面の連なりの中に
- カメラの動きがホントに心の赴くままって感じ
- バットとボールで無邪気に遊ぶ少年たち
- 正岡子規のBL!ベースボール!球春!
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督大木裕之
- 主演橋口保祐