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映像作家・大木裕之がカメラを手に彷徨う、終わりなき旅。現実と虚構が溶け合う、究極のプライベート・ムービー。
これは映画か、日記か、それとも旅の記録か。鬼才・大木裕之監督が、自身の日常と非日常、記憶と幻想を断片的に紡ぎ出す映像作品。明確なストーリーは存在しない。監督自身がカメラを回し、旅先で出会う人々や風景、そして内なる世界を映し出す。揺れる手持ちカメラ、唐突なカット、生々しい音。その全てが一体となり、観る者を現実と夢の境界が曖昧なトリップへと誘う。論理的な理解を拒む映像の奔流。観る者の五感に直接訴えかける、純粋な映画体験。
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間64分
- 監督大木裕之
- 主演高橋和也
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フィクションとドキュメンタリー映像を重ね合わせて、大木監督の心象風景を展開するイメージ・フィルム。監督・脚本・撮影は「たまあそび」の大木裕之。
ネット上の声
- いくつかの映像が上手い具合に重なって遠近感が自然と狂うシーンでは、特定の映像を見
- 何が行われてるのか全く分からない映像がずっと続くのだが、光と音の羅列を眺めていた
- 燃えるような赤が重なるとき、暗い夜が重なるとき、ベースの海辺の二人の映像が全く異
- 砂浜の波打ち際に2人のゲイの俳優がいて心中を演じるよう言われ横たわる
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間89分
- 監督大木裕之
- 主演阿部公彦
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記憶と現実が交錯する、6つの箱。青年の内面世界を映し出す、実験的映像詩。
1990年代、日本の片隅。6つのビデオテープに記録された、ある青年の断片的な日常と記憶。それは、友人との他愛ない会話、街の風景、そして秘められた恋愛感情の記録。明確な物語はなく、映像はコラージュのように繋ぎ合わされる。現実と虚構、過去と現在が溶け合い、観る者の感覚を揺さぶる。これは、自己を探し求める魂の彷徨の記録か、それとも単なる映像の断片か。大木裕之監督が放つ、パーソナルで挑発的な映像体験。観る者に解釈を委ねる、唯一無二のアートフィルム。
ネット上の声
- 『ターチ・トリップ』に似ているけどこちらはもっと作為的で、数字のカウントやグリッ
- 人生で見た映像の中で1番良かった それはそうとtrain TVは人生でみたなかで
- 「ドッグ・スター・マン」と並んでマイベストメディアアートかもしれない
- 優勝も見たけど浮遊感のあるザラついた音楽、というか音がいいです
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督大木裕之
- 主演清岡恭久
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ゲイの青年たちの刹那的な愛と性を、過激な映像で切り取った実験的ロードムービー。
舞台は現代日本。明確なストーリーはなく、ゲイの青年たちの断片的な日常と感情の交錯。即興的な演出と手持ちカメラが映し出すのは、彼らのむき出しの欲望、孤独、そして束の間の温もり。言葉にならない想いが、身体を通して激しくぶつかり合う様は、観る者の心を揺さぶる衝撃。これは愛の物語か、それとも単なる記録か。観客に問いを投げかける、あまりにも生々しい青春の一片。
ネット上の声
- 邦画ゲイフィルムのエポックメイキング、「光」がこんなに綺麗な映像として再現された
- 「あなたがすきです、ずっと好きでした、あなたのことを見た時から好きになって、見る
- 自らの身体をつねに外的世界との接触を記録し続ける媒体と捉えて、その結果として産出
- カメラがあまりに自由で感情的で美しいピンク映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国日本
- 時間58分
- 監督大木裕之
- 主演CHANO
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ネット上の声
- 小さな街の中の小さな人と人との出会い、交わり、恋、点描のような場面の連なりの中に
- カメラの動きがホントに心の赴くままって感じ
- バットとボールで無邪気に遊ぶ少年たち
- 正岡子規のBL!ベースボール!球春!
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督大木裕之
- 主演橋口保祐