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ヌーベルバーグ初期の傑作と名高い「アデュー・フィリピーヌ」などで知られるジャック・ロジエが、フランスの若手監督に贈られるジャン・ビゴ賞を受賞した長編第4作。
フランス西部のナントに向かう特別列車に乗ったブラジル人ダンサーのデジャニラは、検札係のリュシアンから罰金を支払うように言われるが、フランス語がわからないため、理由を理解することができない。そこへ通りかかった女性弁護士が、ポルトガル語の通訳を買って出るのだが……。
2010年1月に開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月に再び開催された同特集で再上映。2023年7月開催の「みんなのジャック・ロジエ」では4Kレストア版で上映される。
ネット上の声
- いつの間にやら…ハマってしまう非凡な才能
- フランス語のせりふがつなぐ小演劇映画。
- 意表を付く登場人物たち
- 意表を付く登場人物たち
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間135分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ベルナール・メネズ
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長編デビュー作「アデュー・フィリピーヌ」で一躍ヌーベルバーグの重要人物として注目された伝説的映画監督ジャック・ロジエの長編第2作。海辺の別荘へバカンスに出かけたキャロリーヌとジョエル、カリーンの3人は、女だけの気ままな時間を楽しんでいた。そこへ、ジョエルの上司で密かに彼女に思いを寄せるジルベールが現れる。ジルベールは別荘の庭にテントを張らせてもらうことになるが、3人の女たちからは粗末な扱いを受けるばかり。そんな中、3人は海からの帰り道にパトリックという青年と出会い、ジルベールをよそにパトリックと親しくなっていく。2010年1月に東京・ユーロスペースで開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月、シアター・イメージフォーラムで再び行われる同特集で再上映。
ネット上の声
- 演技とリアルの境界が非常に曖昧な描写の数々が実に魅力的で、縦軸になる話が欠如して
- 即興的な演出には不自然さのない心地良さが
- ジャック・ロジェのバカンス
- オルエットの方へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間161分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ベルナール・メネズ
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仏ヌーベルバーグ初期の重要な一作とされる、ジャック・ロジエ監督の長編デビュー作。
1960年、兵役を数カ月後に控えたミシェルは、勤務先のテレビ局でモデルのリリアーヌとジュリエットと知り合い、2人の女性はそれぞれミシェルにひかれていく。一方、夏のバカンスをどう過ごすかで頭がいっぱいのミシェルは、生中継の最中にヘマをしてしまい、テレビ局を辞めることに。一足早くコルシカ島でバカンスを過ごしていると、そこへリリアーヌとジュリエットがやってくる。3人は楽しい時間を過ごすが、次第に嫉妬心で関係がこじれていく。
2010年1月に開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で日本初上映。16年10月に再び開催された同特集で再上映。2023年7月開催の「みんなのジャック・ロジエ」では2Kレストア版で上映される。
ネット上の声
- 1960年、兵役を数か月後に控えたミシェルはカメラマンの助手としてテレビ局で働い
- フランソワ・トリュフォーを嫉妬させた作品
- 画面に写らない物語が気になって
- アメリカ映画への永遠の憧れ。
青春
- 製作年1962年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間110分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ジャン=クロード・エミニ
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「アデュー・フィリピーヌ」で知られるジャック・ロジエ監督が1958年に発表した短編作品。2010年1月に開催された特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」で上映。旧邦題は「十代の夏」。
ネット上の声
- 避暑地の恋、そのエチュード
- こらっ!窮屈だったら!(by ヘビちゃん)
- ジャック・ロジエ監督の短編作品です
- メルカリで売れたもの送る箱にエアコンのリモコン間違えて入れて送っちゃったり、会社
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間22分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演---
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「アデュー・フィリピーヌ」「オルエットの方へ」などで知られるヌーベルバーグの映画作家ジャック・ロジエの長編監督第5作。
パリで大ヒット中の戯曲「イースターエッグ」。いわゆるプールバーグ劇と呼ばれる大衆的な娯楽演劇作品だが、そんな自作が権威あるモリエール賞を受賞したということを知った劇作家は、きっと何かの陰謀に違いないと思い込み、上演中の戯曲を改変し、陰謀を企んだ“敵”に報復しようとするが……。
日本では劇場未公開の作品だったが、2023年7月開催の特集上映「みんなのジャック・ロジエ」にてデジタルレストア版で劇場初公開。
ネット上の声
- 独自のノリって大事!色々と事件が起こるがどれも他のロジエに比べれば...
- セリフを一瞬で覚えられるから代役になったガストンが本番前に記憶がぶっ飛んで、プロ
- オープニング・ナイトにあったらうれしいもの→暴力、カジノ、犬 が全部あってよかっ
- これはこれでいいじゃないか!と、もう無条件にジャック・ロジェの映画を擁護したくな
コメディ
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ジャン・ルフェーブル
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ジャン=リュック・ゴダール「軽蔑」のイタリア・カプリ島での撮影現場を取材した短編ドキュメンタリー。
ゴダールと親交のあったジャック・ロジエが「軽蔑」撮影現場を訪れてカメラを回し、そこで起きていた、ブリジット・バルドーと彼女のスクープ写真を撮ろうと狙うパパラッチたちとの攻防や、彼女を一目見ようと集まる群衆の姿を収めた。その様子を通して「軽蔑」という作品を外側から捉える。
2010年1月開催の特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」や、2023年7月開催の特集上映「みんなのジャック・ロジエ」で上映。
ネット上の声
- 「バルドー/ゴダール」の副産物の短編
- 「アデュー・フィリピーヌ」と併映
- アンナもバーキンもスパークも君たち可愛いね〜‼️‼️🤤🤤とはなるが、バルドーは全
- ゴダールの現場演出が記録された貴重な映像であることは当然として、隠し撮りの映像が
ドキュメンタリー
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間20分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ブリジット・バルドー
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ジャン=リュック・ゴダール監督作「軽蔑」で行われた、カプリ島での撮影現場を取材した短編ドキュメンタリー。
イタリアのカプリ島で行われていた同作の撮影の現場を訪れたジャック・ロジエがカメラを回し、ブリジット・バルドーとゴダールの関わりを捉えることで、作品の内側からゴダールの撮影美学に迫った。また同時にロジエ自身の作家性をも浮かび上がらせる。
2010年1月開催の特集上映「ジャック・ロジエのヴァカンス」や、2023年7月開催の「みんなのジャック・ロジエ」にて劇場公開。
ネット上の声
- 資料的価値まで
- 気温のせいでかなり寝そうだったけどサンダル履いてたから自分の足がクサすぎて死にた
- ラング、ゴダール、ロジェが『軽蔑』の撮影現場で集結していたという事実が何よりも凄
- 数日前に観たものだから、もう何もかも忘れてしまった でも当時の感情としては恐らく
ドキュメンタリー
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間10分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ブリジット・バルドー
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初期ヌーベルバーグを代表する名作「アデュー・フィリピーヌ」で知られるジャック・ロジエが1976年に発表した長編監督第3作。ロジエ作品の特徴として挙げられる夏のバカンスを描いた不条理コメディ。
パリの旅行代理店に勤めるボナヴァンチュールと同僚の太っちょノノは、ロビンソン・クルーソーの冒険を追体験できる無人島バカンスツアーを企画する。早速彼らはツアー先に向かうが、空港で太っちょノノは逃げ出してしまい、代わりに弟のプティ・ノノがボナヴァンチュールに同行することに。2人は現地でパリから到着した最初のツアー客を出迎え、冒険をはじめるが、誰も2人の言うことを聞かず……。
日本では劇場未公開だったが、2023年7月開催の特集上映「みんなのジャック・ロジエ」にて4Kレストア版で劇場初公開。
ネット上の声
- 恐るべき作品だった。大らかさ・「そうはならんやろ」的展開・絶妙な終...
- ローキーな商業コメディ映画。
- バカンス 海の青さ 思い切って飛び込んでごらん さあという気分になれた
- 難しい事を考えずに。
コメディ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間146分
- 監督ジャック・ロジエ
- 主演ピエール・リシャール