シネマスコープと同型式のトータルヴィジョンによるフェラニアカラー色彩の大作。第二次大戦中、イタリアに赴いた米空軍将校とイタリア娘の悲恋を描く。脚本はエルコレ・パッティ、イーヴォ・ペリッリ、ミケーレ・プリスコ、アルナルド・マルローズと四名の共同担当。監督は「失われた大陸」のジョルジョ・モーゼルが始めて劇映画にタッチする。撮影は若手のピエール・エミリオ・パヴォーニ、音楽は「水田地帯」のフランチェスコ・ラヴァニーノ。出演は、ローマ演劇アカデミー出身の若手男優ガブリエレ・フェルゼッティ、英米映画界で活躍したコンスタンス・スミスの二人をめぐり、「街は自衛する」のファウスト・トッツィ、名優アルド・ファブリッツイなど。
- 製作年1956年
- 製作国イタリア
- 時間---分
- 監督ジョルジュ・モーゼル
- 主演ガブリエル・フェルゼッティ