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ウクライナの文豪ミハイル・コチュビンスキーが1911年に発表した小説をセルゲイ・パラジャーノフとイワン・チェンディが脚色、セルゲイ・パラジャーノフが監督にあたった。撮影はユーリー・イリエンコ、音楽はM・スコリクが担当した。出演はイワン・ミコライチュク、ラリサ・カドチニコワほか。
ネット上の声
- 旧ソ連の地方を舞台に、対立する 2家族の男女が愛し合い、女性の事故死後に男性は別
- セルゲイ・パラジャーノフ監督作品…2作目…
- 原題は“忘れられた祖先の影”
- 最初の女を忘れられなかった男
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ソ連
- 時間95分
- 監督セルゲイ・パラジャーノフ
- 主演イワン・ミコライチュク
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吟遊詩人と富豪の娘の恋物語を耽美的に描く映像絵巻。「火の馬」のセルゲイ・パラジャーノフ監督のこれが遺作となった。共同監督はダヴィッド・アバシーゼ、ミハイル・レールモントフの原作を基に脚本はギーヤ・バドリッゼ、撮影はアルベルト・ヤブリヤン、音楽をジャヴァンシル・クリエフが担当。出演はユーリー・ムゴヤン、ヴェロニカ・メトニッゼほか。
ネット上の声
- B級の匂いもある芸術作品。
- 奇想天外奇妙奇天烈
- 身分違いの結婚を許されなかった吟遊詩人アシク・ケリブは立派な男となって戻ってくる
- 摩訶不思議で目眩く絵と音楽はずっと綺麗で好きなシークエンスは沢山あるけどテンポは
ファンタジー
- 製作年1988年
- 製作国ソ連
- 時間78分
- 監督セルゲイ・パラジャーノフ
- 主演ユーリー・ムゴヤン
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舞台は18世紀のアルメニア。偉大なる詩人サヤト・ノヴァの生涯を、伝統的な伝記映画の手法を一切用いずに描く。彼の幼年期、宮廷での恋、修道院での苦悩、そして老い。物語はセリフではなく、宗教画のように構成された圧倒的な映像美と象徴的なイメージの連続で語られる。ざくろの赤、羊皮紙の質感、響き渡る民族音楽。観る者の感性に直接訴えかける、詩そのものが映画となったかのような体験。これはサヤト・ノヴァの魂の旅路を追体験する、唯一無二の芸術作品。
ネット上の声
- 本堂の仏様の真裏を見てしまったような、、
- きらびやかで、神秘的。舞踏するイコン。
- 超絶傑作。観客が必ず昏睡する映画
- 映画ではない。絵画である。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国ソ連
- 時間73分
- 監督セルゲイ・パラジャーノフ
- 主演ソフィコ・チアウレリ
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予言に従い、生きたまま砦に埋め込められた中世グルジアの伝説に基づくこの映画は、彩色写本や中世のイコンから現実に踊り出たような謎めいたシークエンスで綴られる不思議なパノラマ。監督は、「火の馬」「ざくろの色」「アシク・ケリブ」のセルゲイ・パラジャーノフ。共同監督のダヴィッド・アバシーゼは、パラジャーノフの幼な友達であり、グリジア共和国人民芸術家の称号を持つ俳優でもある。また、ペレストロイカによってパラジャーノフの生涯初めての公式プレミアが1985年のモスクワで行われた作品としても記憶される。
ネット上の声
- 不当に忘れられている傑作
- 悲しい恋、悲しい愛。
- 正直中盤で退屈してしまった
- ストーリーはわかりやすいはずだが、予備知識なしで観てしまうとほとんど何も伝わらな
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ソ連
- 時間87分
- 監督セルゲイ・パラジャーノフ
- 主演ヴェリコ・アンジャパリッゼ
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ナイーヴ派の天才画家、ニコ・ピロスマニに「ざくろの色」などのセルゲイ・パラジャーノフがオマージュを捧げたセミ・ドキュメンタリー。1862年、グルジアに生まれ、放浪の生活を送った後に孤独な生涯を閉じたピロスマニ。グルジア国立美術館にある彼の作品を紹介しながら、絵の中の人物を模した俳優たちがパフォーマンスを演じていく。単なる記録映画とは言い切れない映画的世界が構築されている。ピロスマニの絵画と同様にプリミティヴな映像は、短編記録映画とはいえ、まぎれもないパラジャーノフの映画世界を備えている。
ネット上の声
- その芸術性を魅せる
- パラジャーノフがグルジアの画家ニコ・ピロスマニの絵を紹介する20分の短編映画
- 映画でのモデル女性達はもっと美人なのに!
- ピロスマニと同じグルジア・トビリシ出身のパラジャーノフ(はアルメニア人)が敬愛す
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国ソ連
- 時間20分
- 監督セルゲイ・パラジャーノフ
- 主演---