-
昭和初期の東京、孤独な青年が迷い込んだのは、謎めいた女が営む怪しげな遊郭。
舞台は昭和初期の東京。身寄りのない孤独な青年、実。彼が流れ着いたのは、赤猫と呼ばれる女が一人で切り盛りする不思議な遊郭。そこは、行き場を失った人々が最後にたどり着く場所。実もまた、赤猫の気まぐれから下男として働くことに。しかし、遊郭には奇妙な客ばかりが訪れ、不可解な出来事が次々と起こる。赤猫の過去、そして遊郭に隠された秘密とは何か。青年は、この場所で生きる意味を見つけ出すことができるのか。幻想と現実が交錯する、奇妙で切ない物語の幕開け。
ネット上の声
- 語り口が不気味な世界
- 女性の不安定な内面を絶妙に表現した傑作
- 世にも奇妙な〜を長く複雑にしたような映画
- 膣の中にカメラって置けるんだ!
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間43分
- 監督大工原正樹
- 主演森田亜紀
-
禁断の呪術「蠱毒」が姉妹の絆を蝕む。山村を舞台に繰り広げられる、おぞましくも哀しいジャパニーズ・フォークホラー。
舞台は現代日本の寂れた山村。都会での生活に破れ故郷に戻ってきた妹のサキを待っていたのは、村の古い因習に囚われた姉のミツだった。二人の間には幼い頃からの確執が渦巻く。ある日、サキは村に伝わる呪術「蠱毒」の存在を知る。それは数多の毒虫を共食いさせ、最強の一匹を作り出すおぞましい儀式。姉の不気味な言動から、サキは自分への憎しみを糧に、姉がこの禁断の呪術に手を染めているのではないかと疑い始める。姉妹の愛憎が古の呪いと交わる時、想像を絶する惨劇の幕が上がる。
ネット上の声
- 上手く出来てる!
- 非常に職人的な姿勢で撮影されてはいるが、夢と現実の境をなくしながら語られた物語が
- 噂のホトホトさまをオーディトリウム渋谷のレイトショーで観ました
- 学生の時に大阪シネ・ヌーヴォで見た
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督大工原正樹
- 主演長宗我部陽子
-
富田克也、古澤健、横浜聡子らを個性的な監督を輩出している映画美学校が、脚本家コース受講生の優れたオリジナルシナリオを映画化する企画の第2回作品。同コース2期生・鳥井雅子による、お互いになにかが欠けている教師と生徒がぶつかり合う姿を描いたオリジナル脚本を、「赤猫」「姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う」の大工原正樹監督が映画化した。中学校教師の聡子は、出たい授業にしか顔を出さない生徒・坂本君に頭を悩ませていた。出たい授業への出席率は良く、勉強もできる優秀な生徒だったが、説得しても屁理屈で言い負かされ、最近では他の生徒も共謀して坂本君が授業をサボることを助け出す始末。ある日、アポなし家庭訪問を試みた聡子は、坂本君が授業をサボって家でロボット作りに励んでいることを知り……。
ネット上の声
- 自主映画のような雰囲気
- 映画美学校の脚本コース優秀作を映画化したらしいが、まあ可もなく不可もなくといった
- 中学生の時に生徒全員で授業ボイコットした事を思いだした、
- 大人げない女子教師がいいね
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督大工原正樹
- 主演藤本泉