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新作の出版を夢見る作家が挑む、巨大な官僚組織。これは喜劇か、それとも悪夢か。ソ連の不条理を描く風刺劇。
ソビエト連邦時代のグルジアにある国営出版社。若き作家ソソは、自身の長編小説『青い山』の出版を熱望し、完成した原稿を持ち込む。しかし、担当者は会議や雑談に明け暮れ、誰一人として彼の作品を読もうとしない。原稿は部署から部署へとたらい回しにされ、季節が移り変わっても埃をかぶったまま。職員たちの無関心と非効率なシステムが、彼の情熱と時間を無慈悲に奪っていく。忍耐の限界を超えた先に待っていた、あまりにも皮肉で衝撃的な結末。
ネット上の声
- これぞお役所仕事の風刺!主人公がたらい回しにされる姿に、イライラしつつも爆笑してしまった。官僚主義への皮肉が効いてて最高。
- 出てくる人たちがみんな絶妙にうざくて、でもどこか憎めないのが面白いw
- 同じギャグの繰り返しが多すぎて、途中から笑えなくなってしまった。ちょっとしつこいかな。
- 呆れるくらい笑った!
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ジョージア
- 時間95分
- 監督エリダル・シェンゲラヤ
- 主演ラマーズ・ギオルゴビアーニ
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旧ソ連・ジョージアの壮大な山々。伝統的な羊飼いの青年が、都会への憧れと故郷への愛の間で揺れる。
舞台は1960年代、旧ソ連のジョージア。厳しい冬を越え、羊の群れを緑豊かな高地の牧草地へと導く羊飼いたちの「白いキャラバン」。その一員である若い羊飼いのゲラは、仲間と共に過酷な旅を続ける一方、ラジオから流れる都会の生活に密かな憧れを抱く。伝統と誇りある仕事、そして故郷の許嫁。しかし、彼の心は新しい世界へと惹かれていく。壮大な自然を背景に描かれる、青年の心の葛藤と決断の物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ソ連
- 時間---分
- 監督エリダル・シェンゲラヤ
- 主演アリアドナ・シェンゲラーヤ
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ジョージアの“国内避難民追い出し省”の大臣ギオルギ(ニカ・タヴァゼ)は、届いたばかりのボタン一つで全て操作できる新品の椅子の座り心地を確かめていた。そこに首相から電話が入り、何とかして避難民を立ち退かせるよう厳しく言いつけられる。ギオルギは重い腰を上げて避難民たちが住む場所へ行き、強制的に追い立てようとするが現場は混乱する。
ネット上の声
- え? それで? ははは・・・的な笑い
- ほげほげイスに乗ろう
- 葡萄畑と言うより
- 苦笑・失笑・嘲笑
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国ジョージア
- 時間99分
- 監督エリダル・シェンゲラヤ
- 主演ニカ・カヴァゼ