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人間嫌いの伯爵と彼を囲む人々の姿を描く人間ドラマ。全編にバロックの風味をキかせている。監督は「この空は君のもの」のグレミヨン。最初はシナリオを担当したジャン・アヌイが監督するはずだったが、急逝したため、代わりを努めることになった。音楽は一九三〇年にローマ賞を受賞した女流作曲家のエルザ・バレーヌ。撮影はフィリップ・アゴスティニ。美術はレオン・バルザック。
ネット上の声
- ブルターニュ気質
- 白い足とは?
- 歓喜に溺れる響宴と冷徹に遂行される殺害が完全なまでの並行関係としておさめられてい
- 灯台くらいしか夜を照らす明かりもない港の田舎町に、これ見よがしなアバズレ女・オデ
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演フェルナン・ルドー
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「美女と野獣」「悲恋」と同じくアンドレ・ポールヴェ作品で、一九四三年に製作された。脚本は「悪魔が夜来る」と同じくジャック・プレヴェールとピエール・ラロシュが共同執筆したオリジナル物で、監督には「不思議なヴィクトル氏」「愛欲」のジャン・グレミヨンが当っている。主演は「白き処女地」「美しき青春」のマドレーヌ・ルノー、劇と映画に特異の芸風をもって知られるピエール・ブラッスール、「狙われた男(1937)」「赤ちゃん」のマドレーヌ・ロバンソン、新人のジョルジュ・マルシャル、「ミモザ館」のポール・ベルナール等で、「我等の仲間」のレイモン・エーモス、「悲恋」のジャーヌ・マルカン、マルセル・ルヴェスク、レオンス・コルヌ等が助演する。撮影はルイ・パージュが監督、音楽はローラン・マニュエル作曲、ロジェ・デゾルミエールの指揮。
ネット上の声
- ロメールとカサヴェテスをひと通り観終えて濱口竜介のルーツを理解した気になってたら
- パリから来た奴はみんな々…(byバーテン)
- 舞踏会の狂騒とダム工事現場の喧騒。新旧の対比のなかで展開する、どろどろとしたメロドラマ。
- 高原ホテル(守護天使)を舞台にそこの女将クリクリ、クリクリに飽きてきたパトロンの
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演マドレーヌ・ルノー
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単独飛行の最長記録を達成した女性パイロットの姿を描く実話をもとにした人間ドラマ。監督はサイレント期からドキュメンタリー作家として活躍し、一九四〇年代にはフランス映画の詩的レアリズムを代表する映画作家となった「高原の情熱」のジャン・グレミヨン。製作はラウール・プロカン。脚本はアルベール・ヴァランタン。潤色・台詞は「大いなる幻影」のシャルル・スパーク。撮影は「希望-テルエルの山々」のルイ・パージュ。音楽はローラン・マニュエルが担当。主演はマドレーヌ・ルノーとシャルル・ヴァネル。
ネット上の声
- ジャン・グレミニョン監督はすごい
- 女性パイロットの家族愛
- お母さんも夢を見たい!
ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演マドレーヌ・ルノー
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ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国フランス
- 時間81分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演ジャン・ギャバン
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「舞踏会の手帖」のレイミュが主演する映画。「不良青年」の製作者ラウール・プロカンが製作、かつて「父帰らず」「燈台守」を作り、最近第一線に躍進して来たジャン・グレミヨンが監督に当たったものでルネ・クレールの助監督だったアルベール・ヴァランタンが書卸したストーリーに基づき「我等の仲間」「女だけの都」のシャルル・スパークが脚本を書き台詞を執筆したものである。レイミュを助けて「美しき青春」「母の手」のマドレーヌ・ルノー、「舞踏会の手帖」「罪と罰(1935)」のピエール・ブランシャール、「我等の仲間」「タムタム姫」のヴィヴィアーヌ・ロマンスが共演するほか、「我等の仲間」「罪と罰(1935)」のマルセル・ジェニア、我が国には新顔のアンドレックス及びエドゥアール・デルモン、「姿なき殺人」のジョルジュ・フラマン等が助演している。音楽はラオル・プロクインが、撮影はウェルナー・クリーン、装置はオット・フンテ及びシラーが、担当している。
ネット上の声
- フランスの波止場町を舞台にとる、善悪のあわいの曖昧な「不思議」テイストのノワール。
- 立ったキャラをぶつけ合わせるためにコントみたいなシチュエーションを作って展開する
- この監督特有の不安定でくぐもった映像の感覚が最高に良く、一気にフィクショナルなク
- 世の中往々にして外面がいいだけで中身クソクソの人間が幸福を謳歌しているものだがに
- 製作年1938年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演レイミュ
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パリ・グラン・ギニョール座特作映画と銘打たれた映画で、約5年前に同座で上演されたP・オーティエ、P・クロクマン両氏合作の同名の脚本を映画化したもので、名監督ジャック・フェーデ氏が改作して撮影台本を作り、フェーデ氏に師事したことのある新進のジャン・グレミヨン氏が監督した。キャメラはグレミヨン氏の前作品をクランクしているジョルジュ・ペリナール氏が担任し、出演者はアトリエ座付のヴィタル・ジェーモン氏とジェニカ・アタナジウ嬢、グラン・ギニョール座付のポール・フロメエ氏、ガブリエル・フォンタン夫人等である。(サウンド版)
ネット上の声
- 浜辺を走る狂犬病の犬のカットや燈台の内部の光の拡散のショットなど異様なイメージの
- 以降のグレミヨン作品にもあるような説明的なカットもそこそこ目立ちはしたけど、灯台
- 2019年の映画"The Lighthouse"は、ウィレム・デフォーとロバート
- [衰弱し発狂する灯台守の親子] 80点
ヒューマンドラマ
- 製作年1929年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演ヴィタル・ゲーモン
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「燈台守」を監督したジャン・グレミヨンによる最初のトーキー作品で、シャルル・スパークが書き下ろしたシナリオに基づいた小品映画である。「金」のピエール・アルコヴェー、「メニルモンタン」のナディア・シビルスカヤが主要なる役を務め、ミハレスコ、ベルトーが助演している。
ネット上の声
- 優れた演出家皆に言えることだが、トーキー第1作ということでオフスクリーンの音使い
- 製作年1931年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演ナディア・シビルスカイア
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原作はフランス一流の文芸雑誌『N・R・F』(新フランス評論)所載のアンドレ・ビュークレの小説で、当時文壇にすばらしい反響を呼んだ名作で、それをフランス映画界の奇才であるシャルル・スパークが脚色し、演出はかつて「不思議なヴィクトル氏」を作った、ジャン・グレミヨンである。往年の名作「望郷(1937)」と同じジャン・ギャバンとミレーユ・バランのコンビが主演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャン・グレミヨン
- 主演ジャン・ギャバン