全4作品。キム・ジョングァン監督が制作した映画ランキング

車椅子の彼女が教えてくれた、世界の輝き。不器用な二人が紡ぐ、眩しくも切ない、特別な愛の記憶。

ごく普通の大学生活を送る青年ヨンソク。ある日、彼は坂道で車椅子から転げ落ちた一人の女性と出会う。彼女の名前はジョゼ。古本と想像力に囲まれ、自分だけの世界で生きる彼女。ヨンソクは、どこか風変わりで、それでいて魅力的なジョゼに次第に惹かれていく。初めての外食、初めての遠出。二人の世界は少しずつ重なり、やがて淡い恋心へと変わる。しかし、彼らの前には社会の目や、互いの心の壁という厳しい現実。輝くような時間の中に潜む、愛の終わりへの予感。

「夜明けの詩」のキム・ジョングァン監督が、あるカフェの一日を通して、同じテーブルに着いた4組の会話の様子を定点観測のように描いた物語。 午前11時。女優のユジンが元彼のチャンソクと久しぶりに会い、会話を弾ませる。午後2時30分。長旅から戻ったばかりのミンホは、一夜限りの関係をもったキョンジンと再会し、旅先での話を始める。午後5時。結婚詐欺のため偽の親子を演じることになったウンヒとスクジャは、入念に人物設定などを確認するが……。午後9時。結婚を間近に控えていたが心が揺れ動くヘギョンは、元彼のウンチョルに結婚してた後も会いたいと提案する。 出演は、「82年生まれ、キム・ジヨン」のチョン・ユミ、「ミナリ」のハン・イェリ、「パチンコ」のチョン・ウンチェ、「あなたの頼み」のイム・スジョンら。

映画「愛に奉仕せよ」、Netflixドラマ「39歳」のヨン・ウジン演じる小説家が、人びととの出会いから自分自身とも向き合っていく姿を描いたドラマ。 まだ冬が残るソウル。7年ぶりにイギリスからソウルに帰ってきた小説家のチャンソクは、コーヒーショップで時間をなくした女性と出会う。さらに、思い出を燃やす編集者、希望を探す写真家、記憶を買うバーテンダーといった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続ける4人との出会いから、自身が心に閉ざしてきた記憶と向き合っていく。 ヨン・ウジンがチャンソク役を演じるほか、「べイビー・ブローカー」のイ・ジウン（IU）らが顔をそろえる。監督・脚本は韓国実写版「ジョゼと虎と魚たち」のキム・ジョングァン。