監督デビュー作「湖のほとりで」で世界的注目を集めたイタリアの新鋭アンドレア・モライヨーリが、同作に続いて「ゴモラ」のトニ・セルビッロ主演で描いた社会派ドラマ。小さな食肉会社から大手食品メーカーへと成長を遂げたレダ社。しかし経営の素人である総帥ラステッリのもと、役員のほとんどを身内で固めた家族経営が災いし、会社はグローバル化の波に飲みこまれつつあった。財務部長ボッタの手腕でどうにか窮地をくぐり抜けてきたものの、ついに倒産の危機に立たされてしまう。追いこまれたボッタは、帳簿を改ざんするという強硬手段に出る。
ネット上の声
- イタリアの食品メーカー、パルマラットの粉飾決算事件に基づく実録物
- 感想川柳「策もなく 手を広げると こうなります」
- OPのアイテムの撮影仕方はカバール企業であります
- 部屋の影をフレームっぽく使っていたのが印象的
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年2011年
- 製作国イタリア
- 時間110分
- 監督アンドレア・モライヨーリ
- 主演トニ・セルヴィッロ