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11年間、家に閉じ込められた双子の姉妹。初めて世界に触れる彼女たちが見たものとは。イランで実際に起きた衝撃の事件の映画化。
舞台は現代のイラン、テヘラン。11歳になる双子の姉妹、マスメとザラは、生まれてから一度も家の外に出たことがない。盲目の母と、厳格で貧しい父が、世間の悪から守るという理由で二人を監禁。近隣住民の告発により、社会福祉局の職員が介入し、姉妹はついに外の世界へ。言葉も知らず、歩き方もおぼつかない彼女たちが初めて見る街、人々、そして一個の「りんご」。これは、現実の家族が自らを演じるという前代未聞の手法で描かれた、自由と社会との接触を巡るドキュメンタリードラマ。少女たちの純粋な瞳が映し出す世界の姿。
ネット上の声
- 弱冠18歳のサミラ・マフマルバフ…初監督作品です…
- 念願叶って観ることができた
- 父親に11年間外に出させてもらえず監禁されていた姉妹の二人が、外に出て人々と交流
- 社会福祉事務所の人は子どもを見ているかもしれないが、人を見ているとは言い難い
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国イラン・イスラム,フランス,オランダ
- 時間86分
- 監督サミラ・マフマルバフ
- 主演マスメ・ナデリー
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タリバン政権崩壊後のアフガニスタンで、大統領を夢見た一人の女性の静かなる闘い。
舞台は、タリバン政権が崩壊した直後のアフガニスタン、カブール。厳格なイスラム教の戒律が根強く残るこの地で、ノクレという若い女性が抱いた大きな夢、それは「大統領になること」。父に隠れて学校に通い、世界の女性指導者について学ぶ彼女。しかし、その夢は、保守的な父親や周囲の男性たち、そして戦争の傷跡が色濃く残る社会の厳しい現実と衝突。果たして、銃弾の跡が残る壁に囲まれたこの国で、一人の女性のささやかな、しかし力強い希望の声は届くのか。変化の兆しと変わらぬ現実の狭間で揺れる、一人の女性の姿を追う物語。
ネット上の声
- メメントモリ
- 見所は、「エンジニアになりたい人は?」の問いに何人もの生徒が立ち上がり、また座る・・・もぐらたたきゲームそっくり。
- コロナの時期に力をもらった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間105分
- 監督サミラ・マフマルバフ
- 主演アゲレ・レザイ
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2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を風化させないため、世界各国を代表する11人の映画監督が「9・11」をテーマに撮り上げた短編オムニバス。「11分9秒1フレーム」という共通の条件の下で、各国の文化や立場を背景にそれぞれの9月11日を描く。参加監督はサミラ・マフマルバフ(イラン)、クロード・ルルーシュ(フランス)、ダニス・タノビッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、イドリッサ・ウエドラオゴ(ブルキナファソ)、ケン・ローチ(イギリス)、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(メキシコ)、アモス・ギタイ(イスラエル)、ミーラー・ナーイル(インド)、ショーン・ペン (アメリカ)、今村昌平(日本)。
ネット上の声
- 傷痍軍人が蛇の如くいた時代があった。親父曰く『彼奴等嘘だぞ』
- 世界各国の映画監督がそれぞれの目線で9・11を描く。
- ブルキナファソ編が1番好き。2番目はイスラエル編
- 直接的に、間接的に、別の視点から、
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国フランス
- 時間134分
- 監督サミラ・マフマルバフ
- 主演マリヤム・カリミ
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イラン・イラク戦争末期。空襲で学校を失ったイランの教師たちは、黒板を背負い村を回って人々に読み書きを教えていた。教師サイードは、危険な国境地帯で年老いたクルド人の一行に出会う。難民としてイランに逃れていた彼らは、戦局が収束に向かったためイラクの故郷の村に戻ろうとしていた。サイードは彼らを見過ごせずに道案内を買って出る。
ネット上の声
- レビューをアップするのは1日に1本と決めているので、今作が今年最後から2番目のレ
- 今作は日本も関わっており…その詳細がエンドロールで明らかに…
- どこかで観たような!?
- ブラックボード背負う人
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国イラン・イスラム,イタリア,日本
- 時間85分
- 監督サミラ・マフマルバフ
- 主演サイード・モハマディ