全4作品。ダニエル・トンプソン監督が制作した映画ランキング

パリ、モンテーニュ通り。一つのカフェで交差する、女優、ピアニスト、資産家の人生。夢と現実が織りなす群像劇。

華の都パリ、モンテーニュ通り。田舎から出てきたウェイトレスのジェシカが働くカフェには、様々な人々が訪れる。キャリアに悩む国民的女優、引退を決意した天才ピアニスト、全財産をオークションにかける老資産家。それぞれが成功の裏で孤独や不安を抱えていた。ジェシカとの偶然の出会いが、彼らの心を少しずつ解きほぐし、止まっていた人生を動かし始める。人生の岐路に立った彼らが、この街角で見つける自分だけの幸せとは。温かな感動が胸に広がる物語。

　クリスマス直前のパリ。イヴェットの2番目の夫の葬式が執り行われようとしている。

友情か、才能への嫉妬か。南仏で育った二人の天才、画家セザンヌと文豪ゾラの40年にわたる愛憎の記録。

19世紀フランス。南仏プロヴァンスで少年時代を共に過ごしたポール・セザンヌとエミール・ゾラ。固い友情で結ばれた二人は、芸術家になる夢を抱きパリへ向かう。しかし、先に名声を手にしたのは文豪ゾラだった。一方、革新的な画風が理解されないセザンヌは苦悩の日々。互いの才能を認め合いながらも、成功と挫折、そして一人の女性をめぐる愛憎が、二人の間に深い溝を生んでいく。輝かしい友情が、嫉妬と対立へと姿を変える、魂の物語。

恋人から逃げる女と恋人を追いかける男が、空港で図らずも一夜を共にするハメになり、次第に惹かれ合っていく姿をロマンティックに描く。フランスを代表する2大スター、ジャン・レノとジュリエット・ビノシュが初共演を果たした。監督は「王妃マルゴ」「ラ・ブーム」などの脚本家で、「ブッシュ・ド・ノエル」で監督デビューを果たした女性監督ダニエル・トンプソン。製作は「戦場のピアニスト」の名プロデューサー、アラン・サルド。音楽は「レオン」のエリック・セラ。