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金髪にひなぎくの花輪を飾る姉と、こげ茶の髪をうさぎの耳のように結った妹。二人はマリエと名乗っていたが、それも偽名だった。彼女たちは男たちに食事をおごらせてうそ泣きをして逃走し、部屋の中で紙を燃やしたり、ベッドのシーツを切ったり、自由気ままに暮らしていたが……。
ネット上の声
- 「お洒落」だけで括れないアート映画の傑作
- ■民主主義を推し進めるような作品■
- どこまでも自由で、どこまでも芸術的
- 家族ゲーム、その後のおかたづけ
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間75分
- 監督ヴェラ・ヒティロヴァ
- 主演イヴァナ・カルバノヴァ
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安易に学校を退学し、ファッション・モデルとして生活する若い女性の、空虚な毎日を描く。製作した当時、主人公と同じくらいの年齢であったヴェラ・ヒティロヴァが、大学の卒業制作で制作した作品。「天井」というタイトルは、人間がその暮らしの中で演じなければならないことの限界を意味している。撮影はヤロミール・ショフル。編集はアントニン・ゼレンカ。音楽はヤン・クルサーク。製作はヤン・チェルニー。
ネット上の声
- ヴェラ・ヒティロヴァ監督作品!
- 「ひなぎく」くらいしかお目にかかれないヒティロヴァーの卒業制作作品ながら、異例の
- 気怠げで人生になにも楽しみを見出せないよ〜て感じの女の子が主人公、「月曜日のユカ
- マルタは劇中一言も喋らないんだけどバチクソ綺麗なのに生き る事に疲れ切ってる女の
- 製作年1961年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間42分
- 監督ヴェラ・ヒティロヴァ
- 主演マルタ・カノフスカ
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プラハのとある産婦人科を舞台に独身のプレイボーイ医師と助産婦の微妙な愛情を描く。製作はアントニーン・ワニェク、監督は「団地物語」(80)のヴェラ・ヒティロヴァ、原案・脚本はヴェラ・ヒティロヴァとクリスティーナ・フラホヴァ、撮影はフランチシェク・ヴルチェク、音楽はミロスラフ・コジーネク、セットデザイナーはウラジミール・ラブスキーが各々担当。出演はダグマー・ブラーホヴァー、イルジー・メンツェルなど。日本語版監修はヴラスタ・チハーコバと粕三平。
ネット上の声
- 活動停止していた『ひなぎく』のヴェラヒティロヴァ監督の復帰作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国チェコ
- 時間95分
- 監督ヴェラ・ヒティロヴァ
- 主演ダグマラ・ブラーホヴァー
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欠陥だらけの狭い団地に暮らす人々の一日を追ったシリアス・コメディ。欠陥団地をチェコスロヴァキアの国情に見立てての悲喜劇で、それぞれに問題を抱えて生きる人々の、なるようになるさとでもいった居直りが痛快。監督は「ひなぎく」「リンゴ・ゲーム」で知られるヴェラ・ヒティロヴァ。
ネット上の声
- ヌーヴェルヴァーグとかよくわかってないけど、これめちゃ面白かった
- 製作年1979年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間100分
- 監督ヴェラ・ヒティロヴァ
- 主演エヴァ・カチルコヴァ
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チェコスロヴァキア初代大統領、トマシュ・ガリク・マサリークの生涯を描くドキュメンタリー。19世紀半ば、スロヴァキア人馭者の父とモラヴィア人の母の間に育ったマサリィクが、鍛冶屋の徒弟から身を起こし、政治学者、そして建国の父となるまでを綴っていく。マサリィクの自伝をナレーションとしてそのまま用い、その内容とオーヴァーラップするように、鋭く切り取られた映像がフラッシュ的にインサートされる。それらは古いニューズ・リールやマサリィクの著作の断片、あるいは現在のチェコの街の風景、さらには孫娘へのインタビューなどで、政治家としてのマサリィクのみならず、揺れ動く時代を堂々と胸を張って生きた一人の男の肖像を、映画は描き出している。
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国チェコスロバキア
- 時間100分
- 監督ヴェラ・ヒティロヴァ
- 主演---