英国女流作家オリヴィアの自伝的小説『オリヴィア』から「鉄路の斗い」の脚本を書いた女流ライター、コレット・オードリーが脚色、女流監督ジャクリーヌ・オードリーが監督した一九五〇年作品。台詞は、ジャクリーヌ・オードリー作品に毎回協力しているピエール・ラロシュが執筆している。撮影は「輪舞(1950)」のクリスチャン・マトラ、音楽はピエール・サンカンの担当。出演者は殆ど女性ばかりで、主要スタッフと共に、女性映画の匂いが強い。主演は「しのび泣き」のエドウィジュ・フィエール、「輪舞(1950)」のシモーヌ・シモン、新人マリ・クレール・オリヴィアで、以下「恐るべき親達」のイヴォンヌ・ド・ブレ、シュザンヌ・デーリー、マリナ・ド・ベールらが助演する。
ネット上の声
- 軍国主義のような寄宿学校で育まれる秘められた恋愛はついぞ対等な関係を結ぶことはな
- 女性監督による寄宿舎を舞台にしたレズビアン映画とは聞いていたが、仄めかしや暗喩に
- 19世紀末にフランスの寄宿制のフィニシングスクールにやってきたオリヴィアがジュリ
- 寄宿学校を舞台に女子生徒が女性教師に想いを寄せる同性愛メロドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間96分
- 監督ジャクリーヌ・オードリー
- 主演マリ=クレール・オリヴィア