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2024年・第25回東京フィルメックスのクロージング作品。
ネット上の声
- ホン・サンス監督の新作、フィルメックスで鑑賞。相変わらずの長回しと飲み会のシーンだけど、今回は特にコメディ色が強くて笑った。この独特の間がたまらないんだよな。
- うーん、正直よく分からなかった。会話が長くて、ちょっと退屈に感じてしまったかも。
- やっぱりホン・サンスは天才!
- ダラダラした会話劇に見えて、実は核心を突いてくる感じが好き。じわじわくる面白さ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国韓国
- 時間---分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ミニ
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老詩人が死を予感し息子たちを呼び寄せた川沿いのホテル。そこで偶然出会う二人の女性との、奇妙で詩的な数日間。
雪が舞い降る冬の漢江。川沿いに佇む一軒のホテルに、著名な老詩人ヨンファンが滞在。自らの死期を悟ったかのように、久しく会っていなかった二人の息子を呼び寄せる。一方、同じホテルには、恋人に裏切られ傷心の若い女性サンヒと、彼女を慰める友人ヨンジュの姿。偶然が重なり、出会うはずのなかった二組。父と子のぎこちない対話と、女性たちの癒えぬ心の傷。白銀の世界で交わされる言葉の数々が、それぞれの人生を静かに映し出す、予測不能な人間模様の始まり。
ネット上の声
- 流れていく人生に巡り合う偶然のホテル
- 【死を感じた老詩人が、二人の息子を漢江に臨む閑静なホテルに呼び出し、一方男性関係で傷ついた二人の女性はいたわり合うようにホテルに居る静謐な会話劇。】
- ホンサンスの映画は面白いんだけど何が面白いんだか全く説明出来ないのがホンサンスだ
- ときめき、感情、あらゆるものは(川が流れるように)変化していく、という前提の上で
- 製作年2018年
- 製作国韓国
- 時間---分
- 監督ホン・サンス
- 主演キ・ジュボン
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スランプに陥った小説家が、偶然の出会いから映画作りを決意。言葉と映像で紡がれる、新たな創造の物語。
新作が書けず、スランプに陥っている著名な小説家ジュニ。彼女は、長らく会っていなかった後輩の店を訪ねるため、ソウルから離れた街へ。そこで偶然、引退状態の有名女優ギルスと出会う。彼女との会話にインスピレーションを得たジュニは、ギルスを主演に短編映画を撮ることを思い立つ。カメラを手に、ありのままの瞬間を捉えようとする小説家。偶然の出会いと何気ない会話の積み重ねが、新たな創作の扉を開いていく。モノクロの映像美で描かれる、芸術と人生の繊細な交錯。
ネット上の声
- 不思議なほど心地よいエンドレスな会話の中で、ほっと深呼吸
- withコロナのホン・サンス
- Another Snack from Hong
- フレーム内にカチッと配置された人物がひたすら話したり聞いたりする映像の構図が面白
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国韓国
- 時間92分
- 監督ホン・サンス
- 主演イ・ヘヨン
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韓国の名匠ホン・サンスが、都会の4階建てアパートを舞台に芸術家たちが織りなす人間模様をモノクロームの映像でつづった人間ドラマ。
映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を目指す娘ジョンスとともに、インテリアデザイナーとして活躍する旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは、1階がレストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、そして地下がヘオクの作業場となっていた。ワインを酌み交わしながら、和やかに語り合う3人。やがてビョンスは仕事の連絡が入ったためその場を離れるが、戻ってくるとジョンスの姿が見当たらず……。
アパートの階をひとつずつ上がるごとに物語は4つの章に分かれ、ビョンスと彼を取り巻く4人の女性の人間模様は予測不能な方向へと展開していく。「それから」「夜の浜辺でひとり」のクォン・ヘヒョが映画監督ビョンスを演じ、「あなたの顔の前に」のイ・ヘヨン、ホン・サンス作品の常連俳優ソン・ソンミ、チョ・ユニが共演。
ネット上の声
- 【今作は、いつものホン・サンス監督の自身の姿を反映させたかの如きモノクロ会話劇と思いきや、そのスタイルは踏襲しつつ、一捻りさせた不思議な作品構成に驚く作品である。】
- トイレの音が上の階とかぶった つぶやきシロー
- シンプルな構造に滲む語りのマジック
- 最後タイトルが再度出たときに全部がつながって「おもしろ!!さすがのホンサンスだ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国韓国
- 時間97分
- 監督ホン・サンス
- 主演クォン・ヘヒョ
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かつて女優だった女が、数年ぶりにソウルへ帰郷。妹との再会、映画監督との約束。一日という限られた時間の中に映し出される人生の秘密と輝き。
アメリカでの生活を終え、数年ぶりに韓国ソウルへと帰国した元女優のサンオク。現在は妹の家で暮らしている。朝の散歩、甥との語らい、そして旧知の映画監督との昼食の約束。ソウルの街角で繰り広げられる何気ない会話と風景が、彼女の過去と現在、そして内に秘めた「ある重大な秘密」を静かに浮かび上がらせる。なぜ彼女は帰ってきたのか。そして、監督に本当に伝えたいこととは何か。人生の愛おしさと、今この瞬間を生きることの尊さを描く、ある一日の物語。
ネット上の声
- 誰の顔の前?
- イントロダクションよりこっちの方が好きかな
- ダメ男を描かせたら韓国一、いや世界一のホン・サンス
- 今まで見たことあるホン・サンスの中で一番好き
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国韓国
- 時間85分
- 監督ホン・サンス
- 主演イ・ヘヨン
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親族の⾦銭トラブルから逃れるため、海沿いの町のペンションに⺟と2⼈で泊っているミヘは、気晴らしに“明⽇すること”を紙に書く。「近所を散策」「誰かとバドミントンをする」「お⺟さんにマッサージ」など 12 個をリストアップしたミヘは、やがてそのリストに導かれるように⾏動する…。
ネット上の声
- 【”ホン・サンス監督は、短編でも直ぐに分かるね!”と思ったら、一捻りあった作品。ピアノ曲が印象的な作品でもあるね。】
- なにこれハッピーな映画!こんな犬おらんやろ!こんな男おらんやろ!と思いつつ不思議
- 単色のバックに変な絵と韓国語が書かれたオープニングがホン・サンス初期のあるあるだ
- うわ!ホンサンス映画で一番好きかも!!!ヌーヴェルヴァーグみたい!犬最高!オチも
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国韓国
- 時間---分
- 監督ホン・サンス
- 主演チョン・ユミ
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別れた男女が偶然同じ場所へ。韓国・江原道を舞台に、過去と現在が交錯する男女の心の旅路。
現代の韓国、ソウル。大学講師のサングォンと、彼の元恋人ジスク。別れた二人は心の傷を癒すため、偶然にも同じ江原道(カンウォンド)へと旅に出る。サングォンは後輩と、ジスクは友人と。同じ場所を訪れ、同じような人々と出会いながらも、決して再会することのない二人。それぞれの視点から描かれる二つの旅。日常の些細な出来事とすれ違いの中に、消せない過去の記憶と男女の埋められない溝が浮かび上がる傑作。
ネット上の声
- 謎のない物語
- 情けないベッドシーン
- カンウォンドの恋
- 愛の不毛?
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国韓国
- 時間109分
- 監督ホン・サンス
- 主演ペク・チョンハク
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恋人が他の男と酒を飲んでいた? 姿を消した彼女と、街に現れる彼女そっくりの女たち。愛と疑念が渦巻く、現実と幻想の境界線を描く恋愛寓話。
舞台はソウルの街角。画家ヨンスは、恋人ミンジョンの奔放な酒癖に悩む日々。ある日、友人から「ミンジョンが他の男と酒を飲んでいた」と聞き、彼女と大喧嘩の末、別れを告げられてしまう。姿を消したミンジョンを探し彷徨うヨンス。その一方で、街ではミンジョンに瓜二つの女性が次々と現れる。彼女は、ヨンスの知るミンジョンなのか、全くの別人なのか。出会う男たちに「あなたこそ私の運命の人」と語りかける、謎めいた彼女の存在。愛する人の「本当の姿」とは何かを問いかける、迷宮のような恋愛模様の始まり。
ネット上の声
- ミンジョン、ぶっとんでる🤣🤣🤣
- 【一人?の酒好きな可愛い女に振り回される3人の男の恋愛会話劇。ホン・サンス監督マジック炸裂映画である。】
- 「あの女は約束を破っている」という噂話や、「会ったことありますよね?」という記憶
- 何度か見直して映画を解体して理解したが、これもまた、孤独をごまかすために嘘と虚構
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国韓国
- 時間86分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ジュヒョク
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路地裏のカフェ、交錯する人々の会話。一人の女性がパソコンを打ちながら、彼らの物語を紡ぎ出す、モノクロームの人間観察劇。
ソウルの路地裏に佇む小さなカフェ。片隅の席で、一人の女性アルムがパソコンに向かっている。彼女の耳に飛び込んでくるのは、他の客たちが繰り広げる様々な会話。自殺した友人を悼む男女、役者の夢を語る若者、過去の関係に揺れるカップル。アルムは彼らの言葉を拾い集め、時に自らも会話に加わりながら、現実と創作の境界線を曖昧にしていく。モノクロの映像の中で、断片的な会話から浮かび上がる人生の機微。これは彼女の創作なのか、それとも現実の記録なのか。日常に潜む詩的な瞬間。
ネット上の声
- 癖になったホン・サンス作品をJAIHOお試し期間に鑑賞
- 【ホン・サンス監督お得意の重層的会話劇。そして、いつものようにホン・サンス監督あるあるを記すの巻。】
- 喫茶店で人の会話を盗み聞きして、その一端で人を批判したり、相手をわかった気になる
- なぜか演劇関係者が集うカフェで役者・作家の会話を盗み聞きして個人的なエッセイを書
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国韓国
- 時間---分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ミニ
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「3人のアンヌ」「自由が丘で」のホン・サンス監督が「お嬢さん」のキム・ミニを主演に迎え、出版社で働く女性が社長の愛人と間違えられたことから起こる騒動を美しいモノクロ映像でユーモラスにつづった人間ドラマ。小さな出版社で働きはじめた女性アルム。社長は妻に浮気を疑われており、アルムの出社初日に社長夫人がやって来て彼女を夫の愛人だと決めつける。その夜、社長の本当の愛人である前任者がひょっこり戻ってきたことから、事態は思わぬ方向へ転がっていく。共演に「隠された時間」のクォン・ヘヒョ、「ひと夏のファンタジア」のキム・セビョク、「技術者たち」のチョ・ユニ。
ネット上の声
- 漱石の”それから”の決着とは違うけれど…
- 泥沼不倫の監督が描くダメ男の言い訳
- あれこれある人生のなかの「本物」
- キム・ミニさん素敵
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国韓国
- 時間91分
- 監督ホン・サンス
- 主演クォン・ヘヒョ
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ある出版社の社長が、長年の愛人と妻との間で揺れ動く一夜の出来事。ホン・サンス監督がモノクロームの映像で繊細に描き出す、男女の心の機微。
出版社の社長であるボンワンは、長年関係を続けてきた愛人であり、部下でもあるチャンソクとの関係に終わりを告げる。その夜、彼は久しぶりに妻のもとへ帰宅。しかし、テーブルの上には、彼の不貞を綴ったチャンソクの日記が置かれていた。妻からの激しい詰問、そして凍てつくような沈黙。ボンワンは弁解を試みるが、言葉は空回りするばかり。過去の過ちと現在の後悔が交錯する一夜が、静かに、そして痛々しく更けていく。一夜明け、彼らを待つのはどのような朝なのか。男女の心理を鋭く切り取った物語。
ネット上の声
- 持続という欺瞞
- 強引なキス
- ソウルのカフカ
- 難しい。哲学的な?韓国映画なのか
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国韓国
- 時間79分
- 監督ホン・サンス
- 主演ユ・ジュンサン
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海辺の町で交錯する男女の視線。日常に潜む、曖昧で残酷な恋愛の真実。
映画監督志望のジュンネは、先輩に誘われ海辺の町へ。そこで彼は、先輩の元恋人である魅力的な女性ムンスクと出会う。彼女に惹かれていくジュンネだが、ムンスクの態度は気まぐれで掴みどころがない。酒を酌み交わし、他愛ない会話を重ねる日々。その中で見え隠れする、それぞれの過去と嫉妬、そして満たされない欲望。男女間の微妙な心理戦とコミュニケーションの不可能性。美しい海辺の風景とは裏腹に、登場人物たちの心は揺れ動き続ける。恋愛の始まりと終わりを予感させる、ある数日間の記録。
ネット上の声
- 肥大化した行政のような映画
- イメージに脅えながら守る男
- この映画は「登山」です
- 展開が退屈
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国韓国
- 時間129分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・スンウ
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「気まぐれな唇」のホン・サンス監督が、劇中映画と現実の世界が交錯していく様子を2部構成で描いた純愛ストーリー。大学入試を終えたばかりの青年サンウォンは、中学時代の初恋の女性ヨンシルと街で偶然再会を果たし……。そんな内容の映画を見終えたばかりの監督志望の青年ドンスは、その映画に出演していた女優ヨンシルを劇場の前で見かけ……。出演は「殺人の追憶」のキム・サンギョン、「美しき野獣」のオム・ジウォンほか。
ネット上の声
- 韓国映画は大好きですが、、、
- どうでもいいことだが
- 素敵な小品でした
- ダサクだtt。
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国韓国
- 時間89分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・サンギョン
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韓国のホン・サンス監督と、公私ともにわたるパートナーである「夜の浜辺でひとり」のキム・ミニの7度目のタッグとなったドラマ。2020年・第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞した。5年の結婚生活の間、夫と一度も離れたことのなかったガミ。そんな彼女は夫の出張中にソウル郊外の3人の女友だちと再会する。バツイチで面倒見のいい先輩のヨンスン、気楽な独身生活を謳歌する先輩のスヨン、そして偶然再会した旧友のウジン。ガミは行く先々で「愛する人とは何があっても一緒にいるべき」という夫の言葉を執拗に繰り返した。親密な会話の中に隠された女たちの本心、そしてそれをかき乱す男たちの出現を通じ、ガミの中で何かが少しずつ変わり始めていく。キム・ミニがガミ役を演じるほか、ホン・サンス作品常連俳優のソ・ヨンファ、クォン・ヘヒョ、「はちどり」 のキム・セビョクらが顔をそろえる。
ネット上の声
- 映画を観るとき、それが人工の虚構である以上、当然のことながらわたしたちはそこに選
- 飄々とした魅力でじわじわ惹きつけるサンス・ワールド全開
- 恵まれているけどもやもやする女の人生
- Another Ethereal Bit on the Earthly from Hong
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国韓国
- 時間77分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ミニ
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「夜の浜辺でひとり」「それから」の名匠ホン・サンスと主演女優キム・ミニが2015年に初タッグを組んだラブストーリー。運命的な出会いをした男女がタイミングの違いによって異なるエンディングを迎えるまでを、「前半」「後半」の2通りの展開で描く。予定より1日早く水原に到着してしまった映画監督ハム・チュンスは、時間を潰すために立ち寄った観光名所で、魅力的な女性ヒジョンに出会う。一緒にコーヒーを飲んで人生を語り合い、お酒も入っていい雰囲気になるチュンスとヒジョンだったが……。チュンス役に「トンマッコルへようこそ」のチョン・ジェヨン。第68回ロカルノ国際映画祭でグランプリと主演男優賞をダブル受賞した。2015年・第28回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「今は正しくあの時は間違い」のタイトルで上映されている。
ネット上の声
- 彼らの出会いは正しいのか間違いなのか
- 成り行きって変えられるって信じてみる
- 明確な対比で描くホン・サンス流恋愛
- ああっ!バナナ牛乳が美味しそう!
恋愛、 コメディ
- 製作年2015年
- 製作国韓国
- 時間121分
- 監督ホン・サンス
- 主演チョン・ジェヨン
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「3人のアンヌ」などの名匠ホン・サンス監督のもと、「お嬢さん」のキム・ミニが現代社会に生きる新しいヒロイン像を見事に演じきり、第67回ベルリン国際映画祭で韓国人俳優初となる主演女優賞を獲得したヒューマンドラマ。不倫スキャンダルにより、キャリアを捨ててハンブルクに逃げて来た女優ヨンヒは、会いに来ると言ったまま姿を見せない恋人を待ちながら、自身の気持ちもはっきり分からずに、後悔と欲望を引きずっていた。月日が流れ韓国へ戻ったヨンヒは、旧友たちとの再会をきっかけに女優復帰を考えはじめる。ひとりカンヌンの浜辺を訪れた彼女は、意外な方法で自身の心と向き合うことになり……。共演に「自由が丘で」のソ・ヨンファ、「ラスト・プレゼント」のクォン・ヘヒョ、「殺人の告白」のチョン・ジェヨン。
ネット上の声
- 酒を飲んで人生を語る生真面目な映画
- 何かのギャグですかいの~?
- 否定と肯定
- 身体は遠く離れていても心は離れられないふたり
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国韓国
- 時間101分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ミニ
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ソウルの街角で交差する三つの物語。偶然の出会いとすれ違いが織りなす、可笑しくて少しほろ苦い、ホン・サンス流の人間模様。
韓国、ソウル。物語は三つの章で紡がれる。漢方医である父のもとを訪ねる青年ヨンホ。ドイツから帰国し、母に会うために女優のジュウォンを訪ねるヨンホの恋人。そして、旧友との食事の席で、その女優と出会う映画監督。それぞれの登場人物が、偶然と選択を繰り返しながら、ささやかな会話と気まずい沈黙の中に本音を覗かせる。同じ場所、同じ人物が異なる時間軸で描かれ、観る者の記憶を揺さぶる構成。日常に潜む小さな奇跡と、ままならない人間関係の愛おしさを描く、珠玉の短編集。
ネット上の声
- よくわからないけどかつて仲が良かった友人との間にある距離感を肯定されたような寂し
- 男同士の話といえば「女の話」「自慢話」「誰かの悪口」の3パターンしかない
- 女性が上手なのか
- トイレと映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国韓国
- 時間80分
- 監督ホン・サンス
- 主演イ・ソンギュン
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世界各地の映画祭で注目を集める韓国の俊英ホン・サンスが、アート系映画監督のギョンナムと、ギョンナムをめぐる人間模様を軽妙なタッチで描いたラブコメディ。映画祭に審査員として呼ばれた映画監督ギョンナムは、そこでかつての親友サンヨンと遭遇する。サンヨンの家で彼の妻と共に飲み明かすギョンナムだったが、翌日、なぜかサンヨンから絶交を言い渡されてしまう。数日後、済州島を訪れたギョンナムは、先輩チョンスの妻となった元恋人スンと再会し、関係を持つが……。
ネット上の声
- ホン・サンス監督の「よく知りもしないくせに」を一言でまとめると、「なぜ、みんなそ
- 有名映画監督が軽んじられてる感がいい
- 人間性と獣性の間で。
- 気まずいシーンが絶妙…イライラしたり「なんだこいつ」と思いつつも、みんなちょっと
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国韓国
- 時間126分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・テウ
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二人の男、夏の旅行、そして笑い話の先に浮かび上がる、驚くべき偶然の一致。同じ町で過ごした、それぞれの夏物語。
夏の韓国、港町・統営(トンヨン)。映画監督のムンギョンと批評家のチュンシクは、ソウルで酒を酌み交わしながら、互いが最近その町を旅していたことを知る。楽しかった思い出を肴に、それぞれが出会った人々や出来事を語り始める二人。しかし、話が進むにつれ、彼らが同じ人物と出会い、似たような経験をしていたことが判明していく。二つの異なる視点から語られる、同じ時間、同じ場所の物語。記憶の断片がパズルのように組み合わさる時、二人が気づいていなかった旅の全貌と、可笑しくも愛おしい人間模様が浮かび上がる。
ネット上の声
- 正面から撮らないこと
- 二つの話のつながりがおもしろいなー
- 個人的な嗜好
- カナダへの移住を決めた映画監督とその先輩の映画評論家が酒を飲みながら語り合うとい
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国韓国
- 時間116分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・サンギョン
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画家のソンナムは妻をソウルに残し、ひとりでパリを訪れていた。ある日、出会った画学生ユジョンに一目ぼれしてしまったソンナムは、妻を気にかけながらもユジョンに思いをぶつける。初めは気持ちのなかったユジョンも、次第にソンナムに惹かれていくが……。監督は韓国の奇才ホン・サンス。
ネット上の声
- もう少し見ないとねーと題名で選んだら、主役は‥‥朴訥な絵描きさんかな、足が可愛い
- 観光映画になっていないのは、素晴らしい。
- 淡々とした時の流れが心地良い
- この2時間30分は・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国韓国
- 時間144分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ヨンホ
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ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間84分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ミニ
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2023年・第24回東京フィルメックス特別招待作品。
ネット上の声
- ピンぼけが特別既存の映画たちに何か批評性を提示できてるかといえばそんなことはなく
- 反復と差異、核心を避ける言葉たち、電話、海に入ってゆく男、わたしはホンサンスから
- 自主映画を撮ったことのある人なら脳内で一回は思い付いてるであろう全編ピンボケ映画
- グラデーションのようで、水の中のようなピンボケ画面に、主人公ソンモの宙ぶらりんな
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間61分
- 監督ホン・サンス
- 主演シン・ソクホ
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旅に出た俳優の青年が2人の女性と関係を持つ様を描く異色ラヴ・コメディ。監督・脚本は「豚が井戸に落ちた日」のホン・サンス。出演はこれが映画デビューとなるキム・サンギョン、『接続』(V)のチュ・サンミ、テレビを中心に活躍するイェ・ジウォンほか。2002年アジア太平洋映画祭監督賞、ブリスベン国際映画祭国際批評家連盟賞ほか受賞。
ネット上の声
- 韓国映画らしいと言えば・・・
- 引き留める水
- 超ロメール!だし濱口竜介ぽさもある、と思って「ホンサンス 影響 監督」で調べた、
- しがない俳優が、友人を訪ねて旅に出るが、出先にいい仲になったダンサーの女性と懇ろ
恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国韓国
- 時間115分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・サンギョン
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韓国国内はもとよりヨーロッパでも高い評価を得ているホン・サンス監督が手がけ、2013年・第63回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品された恋愛映画。教授であるソンジュンと秘密の恋人関係にある大学生のヘウォンは、ソンジュンとの関係を終わらせようと考えていた。しかし、母親がカナダに移住することになり、その別れのつらさに落ち込んでしまい、ソンジュンに連絡を取ってしまう。主人公ヘウォンは、「超能力者」で銀幕デビューしたモデルで女優のチョン・ウンチェ。ソンギュン役には、「アバンチュールはパリで」「教授とわたし、そして映画」に続いてのホン・サンス作品となる「コーヒープリンス1号店」のイ・ソンギュン。また、ジェーン・バーキンが本人たっての希望でカメオ出演を果たしている。
ネット上の声
- 【恋愛(特に不倫)をしている男女は、情緒不安定。そんな男女の心の機微を二人の会話を主に描いた作品。】
- 今度はちゃんと監督をチェックしよう。
- 佳人が観るのは夢か現(うつつ)か…
- 最後の最後で頭の上に?が浮かぶ
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国韓国
- 時間90分
- 監督ホン・サンス
- 主演チョン・ウンチェ
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ヨーロッパでも高い評価を獲得している韓国の映画作家ホン・サンスが、1人の女子大生と彼女を取り巻く3人の男たちによって繰り広げられる恋愛関係を描き、2013年・第66回ロカルノ国際映画祭で監督賞を受賞した作品。女子大生のソニは、アメリカ留学の推薦状をもらうためチェ教授に会いに大学にやってくるが、そこで元彼のムンス、先輩の映画監督ジェハクに出会う。それぞれソニに気のある3人の男たちは、各々の人生訓をソニに語って聞かせるが……。主人公ソニ役は、「よく知りもしないくせに」「教授とわたし、そして映画」「3人のアンヌ」と近年のホン・サンス作品に欠かせない女優になっているチョン・ユミ。ソニを取り巻く3人の男を、イ・ソンギュン、キム・サンジュン、チョン・ジェヨンが演じた。
ネット上の声
- 結構な数の韓国映画を観てきたつもりだけど、ホン・サンス監督は初だった
- どちらか1本選べと言われたら迷わずこれ。
- ホン・サンス監督作の中ではマシな方
- 言葉は巡り…チキンが食べたくなる
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国韓国
- 時間88分
- 監督ホン・サンス
- 主演チョン・ユミ
-
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国韓国
- 時間---分
- 監督ホン・サンス
- 主演イザベル・ユペール
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父、恋人、そして母。ある若者が巡る三つの出会いと別れ。ホン・サンス監督が描く、モノクロームの繊細な人間模様。
俳優を目指す青年ヨンホの、断片的な人間関係を三部構成で描く物語。第一部、彼は著名な鍼灸師である父の仕事場を訪れる。第二部、ドイツへ留学した恋人に会うため、ベルリンへと飛ぶ。そして第三部、彼は母親に会うため、海辺の町で有名な俳優との食事に同席する。それぞれの場所で起こる、ささやかな会話とすれ違い。親密さと疎外感が同居する短い出会いを通して、青年の内面と未来への一歩が、静かに、そして鮮やかに映し出される。
ネット上の声
- ホン・サンス近作がいつのまにかU-NEXTに来ていた
- 時系列すらも疑っちゃう
- Another B&W H'Ordeuvre from Hong
- 何が良いのかわからん
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国韓国
- 時間66分
- 監督ホン・サンス
- 主演シン・ソクホ
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ヨーロッパでも高い評価を得ている韓国のホン・サンス監督が、フランスの名女優イザベル・ユペールを主演に迎え、韓国の海辺の街へバカンスに訪れた同じ名前を持つ3人のフランス人女性が繰り広げる恋を描く。成功した映画監督、浮気中の人妻、離婚したばかりの女性という、それぞれキャラクターの異なる3人のアンヌをユペールが演じ分け、3人のアンヌは同じライフガードの男性に出会い、言葉の壁を超えた恋模様が展開する。ライフガードを演じたユ・サンジュンほか、チョン・ユミ、ユン・ヨジョンらホン・サンス作品の常連も出演。
ネット上の声
- ライフガードの人のネアカな感じくそ面白い
- ユペールが浜辺を歩く姿が可愛らしいです。
- 3色パターンってウルトラマンダイナみたい
- クールでキュートでアンニュイなアンヌ
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国韓国
- 時間89分
- 監督ホン・サンス
- 主演イザベル・ユペール
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韓国の名匠ホン・サンスが、それぞれ過去にタッグを組んだことのあるイザベル・ユペールとキム・ミニをキャストに迎え、華やかなカンヌ国際映画祭の舞台裏で繰り広げられる人間模様をユーモアたっぷりにつづった。ユペールとキム・ミニがそれぞれの出演作の上映でカンヌを訪れたわずかな期間を利用して撮影を敢行し、女癖の悪い映画監督、監督と男女の関係にある映画会社社長、監督と関係を持った映画会社社員がそれぞれの思惑を交錯させていく様子を描く。映画会社で働くマニは、カンヌ国際映画祭への出張中に突然、社長から解雇を言い渡されてしまう。帰国日の変更もできずカンヌに残ることになった彼女は、ポラロイドカメラを手に観光中のクレアと知り合う。クレアは、自分がシャッターを切った相手は別人になるという自説を持つ不思議な女性だった。2人はマニが解雇を告げられたカフェを訪れ、当時と同じ構図で写真を撮るが……。
ネット上の声
- 被写体に残る「瞬間的美醜」
- 長回しと微妙な間の会話
- カンヌの青い空
- カンヌの岩礁にはフジツボが居ないんだ!
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス,韓国
- 時間69分
- 監督ホン・サンス
- 主演イザベル・ユペール
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1990年代のソウル。売れない小説家と人妻、三流セールスマンとチケット売りの女。交錯する4人の男女の、出口のない日常と欲望。
1990年代、発展途上のソウル。小説家志望のヒョソプは、人妻ボギョンとの不倫関係に溺れる日々。一方、潔癖症のセールスマンであるボギョンの夫ドンウは、自分の顧客であるミンジェに執着。そして、映画館で働くミンジェは、ヒョソプに密かな想いを寄せる。それぞれの孤独と欲望が絡み合い、彼らの日常は静かに、しかし確実に崩壊へと向かう。ある日、井戸に落ちた一匹の豚。その不吉な出来事が象徴するかのように、彼らの運命は思いもよらぬ結末へ。日常に潜む狂気を描く衝撃作。
ネット上の声
- 本当に何が何なのか全然わからない…。
- 変な映画だ…で済ましてしまいたい
- 豚が井戸に落ちた日
- 豚 ジョンイル
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国韓国
- 時間114分
- 監督ホン・サンス
- 主演キム・ウィソン
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かつて同じ女性と付き合った2人の男が再会し、思惑が微妙に絡み合いながら旧交を温め合う素描風のドラマ。主役のムノに「オールド・ボーイ」のユ・ジテ。先輩のホンジュンには「JSA」のキム・テウ。2人の男を翻弄するヒロイン・ソナに「スカーレットレター」のソン・ヒョナ。監督は「気まぐれな唇」のホン・サンス。2年連続でカンヌ国際映画祭のコンペに出品されるなど、ヨーロッパで絶大なる人気を得ている。
ネット上の声
- バカな男たち・・・・
- ホン・サンスワールド
- 男の欲望と女の本音
- 女は男の未来だ
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国韓国,フランス
- 時間88分
- 監督ホン・サンス
- 主演ユ・ジテ
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カンヌやベネチアといった国際映画祭に作品が出品され、ヨーロッパでも人気の高い韓国のホン・サンス監督が、加瀬亮を主演に迎え、片思いの女性を追いかけてソウルへとやってきた男の姿を描いた。思いを寄せる年上の韓国人女性を追いかけソウルにやってきたモリは、ソウルの街を往来しながら、彼女に宛てた日記のような手紙を書き始める。ある時、迷子の犬を見つけてあげたことをきっかけに、モリはカフェ「自由が丘」の女主人と急接近。2人はワインを酌み交わし、良いムードになるのだが……。カフェの女主人役に、ホン・サンス作品「ハハハ」「3人のアンヌ」にも出演したムン・ソリ。
ネット上の声
- センス良さ気にシャッフル&スキップ
- あの1枚の中にいたモリは一体…
- 好きなら韓国語学ぼうよ
- お金と時間を返せ
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国韓国
- 時間67分
- 監督ホン・サンス
- 主演加瀬亮