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アメリカ西海岸を代表する歌手リンダ・ロンシュタットの半生を描き、2021年・第63回グラミー賞で最優秀音楽映画賞を受賞したドキュメンタリー。1967年のデビュー以来、その類まれな歌声であらゆるジャンルを歌いこなし、数々のヒット曲を世に送り出したリンダ・ロンシュタット。グラミー賞を10回受賞し、日本でも人気を集めるなど世界的に活躍したが、2010年代以降はパーキンソン病のため引退を余儀なくされた。映画ではリンダ本人がガイドを務め、アリゾナ州で過ごした幼少期から歌手としての成功までの軌跡をたどる。デビュー当時から絶頂期のパフォーマンス映像や、ホームビデオ、舞台裏写真など貴重なアーカイブ素材に加え、現在闘病中の彼女が父親のルーツであるメキシコを訪れ、家族と共に歌う姿も収録。ドリー・パートン、エミルー・ハリス、ボニー・レイット、ジャクソン・ブラウンら友人や共演者も登場する。監督は「ラヴレース」のロブ・エプスタイン&ジェフリー・フリードマン。
ネット上の声
- この映画は 音楽を愛する方なら 老若男女問わず必見である事は お約束します
- 強い意思を持つ正真正銘の歌手。良質なドキュメンタリー
- リンダ・ロンシュタットを知る上で必見です。
- ロックジジイ ロックババア必見!
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ロブ・エプスタイン
- 主演リンダ・ロンシュタット
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ハリウッド映画における同性愛の表現の軌跡をたどった、1995年製作のドキュメンタリー。映画草創期から1994年までの120本の作品をひもときながら、トム・ハンクス、シャーリー・マクレーン、ハーベイ・ファイアスタインら俳優・監督・プロデューサーのインタビューを通し、“もうひとつのハリウッド映画史”を明らかにしていく。
ゲイの活動家ビト・ルッソの同名著書を原作に、アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作「ハーヴェイ・ミルク」のロブ・エプスタインと、後に「ラヴレース」などでもエプスタイン監督と組むジェフリー・フリードマンが共同で監督を務め、映画とともに歩んできたアメリカの文化、政治、時代の潮流をも描き出す。タイトルの「セルロイド・クローゼット」には、文字通りのセルロイド製フィルムを保管する場所、そして自身の性的指向を公表していない状態からの“カミングアウト”という2つの意味が込められている。
「ナッシュビル」などの名優リリー・トムリンがナレーションを担当。
ネット上の声
- あの映画も?
- ハリウッド映画において、同性愛はどのように描写されてきたかを検証したドキュメンタ
- 観ていて見えていなかったものたち。
- そんな意味が隠されていたとは!
同性愛、 実話、 ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ロブ・エプスタイン
- 主演トム・ハンクス
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かつてドイツで施行されていた同性愛を禁じる「刑法175条」を題材に描いたドキュメンタリー。
1871年に制定され、1994年に撤廃されるまで120年以上にわたって存在した刑法175条。特にナチスドイツ支配下で男性同性愛者は激しく弾圧され、同法によって捕まった約10万人のうち1万から1万5000人が強制収容所へ送られて強制労働や医学実験に供された結果、生存者は約4000人、本作の製作時に生存を確認できたのはわずか10人に満たなかったという。6人のゲイとひとりのレズビアンによる証言を通し、その衝撃的な事実に迫る。
アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「ハーヴェイ・ミルク」のロブ・エプスタインと、同作のスタッフだったジェフリー・フリードマンが共同で監督を務め、イギリス人俳優ルパート・エベレットがナレーションを担当。2000年・第50回ベルリン国際映画祭で最優秀記録映画賞と審査員特別賞を受賞するなど世界各地で数々の映画賞を獲得した。2024年3月、デジタルリマスター版にて劇場公開。
ネット上の声
- 2024/05/25鑑賞
- 『大いなる自由』観て心打たれたから観ようとは思ったんわけど、当直明けでお酒飲んで
- 「大いなる自由」公開記念、ナチス政権下で迫害された同性愛者たちを描くドキュメンタ
- 最近では『大いなる自由』で描かれていた、ドイツの同性愛を禁ずる法律と、ナチスがそ
ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国アメリカ,イギリス,ドイツ
- 時間81分
- 監督ロブ・エプスタイン
- 主演---
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1984年・第57回アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞作品。自らゲイを公言し、社会的弱者の権利獲得を訴えたサンフランシスコ市政執行委員ハーベイ・ミルクの活動を、1978年に同じ執行委員の男に暗殺された事件を中心に追っていく。1987年に初公開され、2009年4月にも、同じハーベイ・ミルクを描き第81回アカデミー作品賞にノミネートされたガス・バン・サント監督作「ミルク」の公開にあわせてリバイバル公開されている。
ネット上の声
- 【マイノリティの為に闘い凶弾に斃れた男の半生を描いた作品。彼を暗殺した同じ市政執行委員だった男に下された軽すぎる判決には苦い思いが募るが、後世に名を残したのはマイノリティの為に戦った男なのである。】
- 「ミルク」後の観賞には資料的価値しかない
- 人権を考える上で必見のドキュメンタリー
- 人としてのあり方をミルクが教えてくれる
ドキュメンタリー
- 製作年1984年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督ロバート・エプスタイン
- 主演ハーヴェイ・ミルク
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ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督ロブ・エプスタイン
- 主演ジェームズ・フランコ
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1972年製作のポルノ映画「ディープ・スロート」(72)で一世を風靡した女優リンダ・ラブレースの半生を、「レ・ミゼラブル」のアマンダ・セイフライド主演で描いたドラマ。カトリック信者の両親の厳格さにうんざりしていた21歳のリンダは、地元のバーを経営するチャック・トレイナーと付き合い、すぐに結婚。チャックによって性の快楽に目覚めていく。やがて売春容疑で逮捕され、保釈金や借金で行き詰ったチャックは、妻であるリンダをポルノ映画へ出演させてひと儲けしようと思い付き、リンダはポルノ映画「ディープ・スロート」に主演することに。たった7日間で撮影された同作は大ヒットを記録し、リンダは「プレイボーイ」編集長のヒュー・ヘフナーら著名人からも支持される「セックス革命のシンボル」として祭り上げられていくが……。監督は、これまでドキュメンタリーで活躍してきたロバート・エプスタインとジェフリー・フリードマン。共演にピーター・サースガード、ジェームズ・フランコ、シャロン・ストーンら豪華キャストが集う。
ネット上の声
- 「ディープ・スロート」続篇のない理由は?
- アマンダによるアマンダファンのための作品
- 70年代を狂熱的に描くか、冷えて捉えるか
- ポルノ映画っていう言葉、通じますか?
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督ロブ・エプスタイン
- 主演アマンダ・セイフライド