全5作品。小栗はるひ監督が制作した映画ランキング

海辺の田舎町。東京から愛香(神宮寺ナオ)が帰って来る。 はるな(西田カリナ)、奈々(藤川菜緒)、朋世(後藤つき)とは幼馴染でいつもつるんでいる。 しかし、彼女たちには悩みがあった。全員処女であった！ 『夏が終わるまでに、みんな処女を捨てること！』 彼女たちの処女喪失作戦が始まる。

青春や性をテーマに、さまざまな監督がオリジナルの作品を手がける「青春H」シリーズの28作目。海辺の町を舞台に、大人になることに迷いながら刹那の青春を送る男女の姿を描いたドラマ。高校を卒業したチカゲは夢もやるべきことも見つけられず、親友のアキたちと遊びながら日々を過ごしていた。しかし、そんなある日、遊び仲間のエンちゃんが突然の事故で死んでしまう。東京の大学に進学していた仲間のダイとべーやんが葬儀に出るため町に戻り、久々に仲間が集うが、ある些細な出来事から4人の関係が崩れていく。監督は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で話題を集めた「どんずまり便器」の小栗はるひ。

今回が初の長編作品となる女性監督・小栗はるひが、過去のトラウマから抜け出せず、不器用な愛情表現しかできない姉弟の姿を描く。凶暴で男にだらしのない女ナオミは同僚を刺して服役していたが、刑期を終えて生まれ故郷に戻ってくる。幼い頃に両親をなくしたナオミにとって、たった一人の弟ケイの存在だけが生きがいだったが、ケイは恋人のカナと幸せな日々を送っていた。そんなケイを見たナオミは、カナに幼い頃の姉弟のある秘密を告げる。

「OP PICTURES+ フェス 2023」（23年11月4日～12月7日／テアトル新宿）上映作品。

「OP PICTURES+ フェス 2023」（23年11月4日～12月7日／テアトル新宿）上映作品。