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子供を預かることになった自由な同棲生活を送るカップルの揺れ動く心情を、即興的演技で描いたドラマ。監督は「2/デュオ」の諏訪敦彦。脚本はなく、監督と役者の綿密なディスカッションの下に作成された構成台本があるのみ。撮影を「椰子」の猪本雅三が担当している。主演は、「フリージア 極道の墓場」の三浦友和と「2/デュオ」の渡辺真起子、『幸せづくり』の子役・高橋隆大。第52回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。
ネット上の声
- コトバの曖昧さ。
- 稲葉雄介監督『パラダイス/半島』を試写会で観てめちゃくちゃよくてすぐもう一回観た
- たまに挿入される軋んだ不協和音、暗い室内中心にワンシーンワンシーン長めのカット構
- 前妻が怪我で入院中、男(三浦友和)は同棲中の女(渡辺真起子)に息子の世話を任せる
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間147分
- 監督諏訪敦彦
- 主演三浦友和
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ひと組の恋人の微妙な心模様を描いたドラマ。監督は「はなされるGANG」で85年度のぴあフィルムフェスティバルに入選した諏訪敦彦。8度にも渡る推敲を重ねた脚本を捨て、セリフや動きを全て現場で役者の即興芝居に任せた斬新な手法で、初の劇場用映画となるこの作品を完成させた。撮影は「明るい場所」の田村正毅。主演は「FLIRT」の柳愛里と「セラフィムの夜」の西島秀俊。
ネット上の声
- すごくいい
- 2÷2×2
- 不愉快な男
- 脱がないのか……西島のだめ男史の盛大な幕開けだった気が……したのだけど、意外と立
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督諏訪敦彦
- 主演柳愛里
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「ライオンは今夜死ぬ」の諏訪敦彦監督が、震災で家族を失った少女の再生の旅を描いた人間ドラマ。今は亡き大切な人と思いを繋ぐ電話として、岩手県大槌町に実在する「風の電話」をモチーフに映画化した。8年前の東日本大震災で家族を失い、広島の叔母のもとで暮らす17歳の少女ハル。ある日、叔母が突然倒れ、自分の周りの人が誰もいなくなってしまう不安にかられた彼女は、震災以来一度も帰っていなかった故郷・大槌町へ向かう。豪雨被害にあった広島で年老いた母と暮らす公平や、かつての福島の景色に思いを馳せる今田ら様々な人たちとの交流を通し、ハルは次第に光を取り戻していく。道中で出会った福島の元原発作業員・森尾とともに旅を続けるハルは、「もう一度、話したい」という強い思いに導かれ、故郷にある「風の電話」にたどり着く。主人公ハルを「少女邂逅」のモトーラ世理奈、森尾を西島秀俊が演じる。第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション14プラス部門に出品され、スペシャル・メンション(国際審査員特別賞)を贈られた。
ネット上の声
- 大槌の、風の電話。 とても悲しい映画でした。 2011/03/11...
- モトーラ世理奈は早くも邦画界でかけがえのない存在に
- 演技は良いが演出が下手
- 痛み、悲しみの普遍性
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督諏訪敦彦
- 主演モトーラ世理奈
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「不完全なふたり」の諏訪敦彦監督が8年ぶりにメガホンをとり、「大人は判ってくれない」などの名優ジャン=ピエール・レオを主演に迎えて撮りあげたヒューマンドラマ。南フランスのラ・シオタ。かつて愛した人を訪ねるためやって来た老齢の俳優ジャンは、ある古い屋敷にたどり着く。誰も住んでいないその屋敷では近所の子どもたちが映画撮影ごっこをしており、ジャンも加わることに。撮影を進めるうちに、ジャンと元妻ジュリエットとの関係が徐々に明らかになり……。共演にはワークショップを通じて選ばれた子どもたちを起用。
ネット上の声
- 死を無気力に扱った無物語。映像美には酔う
- 老雄ジャンを撮りたかっただけ
- ~ライオンは寝ている~♪
- ジャン=ピエール・レオ
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス,日本
- 時間103分
- 監督諏訪敦彦
- 主演ジャン=ピエール・レオ
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フランス人の父と日本人の母を持ち、パリで暮らす9歳の女の子・ユキは、ある日、両親が離婚しようとしていることを知り、母からは日本で暮らそうと告げられる。親友のニナと別れたくないユキは、ニナとともに家出を決意する。しかし2人は森の中で迷子になってしまい……。「不完全なふたり」「パリ・ジュテーム」の諏訪敦彦と、「愛のあとに」「イヴォンヌの香り」の名優イポリット・ジラルドが共同監督を務める。
ネット上の声
- 最大の見所は、ユキとニナのアドリブ演技
- 良い!リヨンの森のトンネルを抜けると、
- 君は季節が変わるみたいに・・・
- ようやく、少しづつだけど。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国フランス,日本
- 時間93分
- 監督諏訪敦彦
- 主演ノエ・サンピ
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「パリ、ジュテーム」に唯一の日本人監督として参加し注目を浴びた諏訪敦彦監督が、全編フランス語かつオール・パリロケで撮りあげた日仏合作の恋愛ドラマ。友人の結婚式に出席するためパリを訪れたマリーとニコラ。結婚して15年になる2人は周囲からは理想の夫婦と見られていたが、実は離婚することを決めており……。主演は「ふたりの5つの分かれ路」のバレリア・ブルーニ・テデスキと、「情痴 アヴァンチュール」のブリュノ・トデスキーニ。
ネット上の声
- 諏訪監督のは先日みた『ユキとニナ』のときも思ったんですけど、もやがかかったみたい
- 帰れない二人に続いて不完全なふたり
- 男と女が別れるときって、、、。
- 映画を観るのなら フランス映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国フランス,日本
- 時間108分
- 監督諏訪敦彦
- 主演ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ
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マルグリット・デュラス原作の「二十四時間の情事」のリメイクを試みた異色作で、監督は「2/デュオ」「M/OTHER」の諏訪敦彦。本番とメイキングを1台のカメラに収めるという前代未聞の試みがなされている。出演は「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」「ガーゴイル」のベアトリス・ダルと馬野裕朗、そして作家の町田康。撮影を「ゴダールの決別」のキャロリーヌ・シャンプチエが担当している。
ネット上の声
- 理解されない傑作
- 寡黙なヒロシマ
- 緊急事態宣言でバイト先休業中にたまたま見た「デュオ」がおもしろかったので諏訪敦彦
- やりがい搾取的な演出がフランス人俳優には通用せず、町田康の異質な存在感でまとめた
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督諏訪敦彦
- 主演町田康