全2作品。星崎久美子監督が制作した映画ランキング

2000年～2009年のゼロ年代と呼ばれる世代に登場した3人の新鋭若手監督によるオムニバスストーリー。同棲生活にも仕事にもうんざりした29歳派遣OLが繰り広げる子作り作戦を描いた星崎久美子監督の「茜さす部屋」、世界の終末が近づく中で生きる人々を綴った長久允監督の「FROG」、3年前に発生した監禁事件に関する雑誌記事を巡って出会った3人の男女の運命を描いた波多野純平監督の「ブーケガルニ」の3本で構成される。

若手女性監督による映画製作・上映集団「桃まつり」が、「好き」をテーマに女性監督たちが撮り上げた短編作品を上映する「桃まつり presents すき」の1本。4年間一緒に暮らしてきた夏子と卓だったが、アパートの更新時期が迫ると夏子は「更新はしない」と言い、ひとりで新居を探し始める。理由がわからない卓は困惑し、日が経つにつれて夏子の機嫌は悪くなっていくが……。監督は、「ゼロ年代全景」（2009）の1本として上映された「茜さす部屋」の星崎久美子。「参のすき」として「LAST SHOW」（佐藤麻衣子監督）、「SAI-KAI」（名倉愛監督）と同時上映。