寝たきりの父を介護する娘を主人公に、繰り返される厳しい日々の営みから見えてくる家族の絆や希望を描いた人間ドラマ。介護職員として働き、田舎街で独り暮らすヨウコ。そんなある日、過去のある事件で服役していた父が出所してくるが、父は長い受刑生活の中で寝たきりの状態になっていた。ヨウコは散々悩んだ挙句、父を家に受け入れることを決意する。寝たきりの父を介護する中で、ヨウコは父への憎しみを呼び起こすが、疲弊していく娘の姿を見つめながら、父は「あること」に思いを巡らせていた。主人公ヨウコ役に根岸季衣。「scope」で長編映画監督デビューを果たした卜部敦史が、実際に介護福祉士として働き、取材を繰り返してメガホンを取った。
ネット上の声
- エンドロール後、立ち上がれなかった・・・。
- 今もじんわりと胸に残っている。
- 在宅介護のリアルを映す意欲作
- これは介護の映画ではない
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督卜部敦史
- 主演根岸季衣