全2作品。ヴェラ・ベルモン監督が制作した映画ランキング

ナチスの魔の手を逃れた少女。彼女が生きるために選んだのは、狼たちとの過酷な森での生活だった。

第二次世界大戦下のヨーロッパ。7歳のユダヤ人少女ミーシャは、ナチスによって両親を強制収容所へと連れ去られてしまう。たった一人残された彼女は、両親を探すため、ナチスの追跡を逃れ、広大な森へと足を踏み入れる。飢えと寒さが容赦なく襲いかかる絶望的な状況の中、ミーシャは一匹の白い狼と出会う。言葉の通じない獣たちとの間に芽生えた不思議な絆。それは、人間が失った温もりと、生き抜くための知恵を彼女に与えてくれた。戦争という極限状況で、人間性を失わず、狼と共に生き抜いた少女の衝撃の物語。

17世紀フランス演劇界の伝説的な女優マルキーズ・デュ・パルクの情熱的な半生を描いた伝記ドラマ。監督・製作は「カストラート」などの製作者で、『ルージュ・ベーゼ　15歳の恋』（Ｖ）のヴェラ・ベルモン。製作総指揮はアルド・ラド、リンダ・グーテンベルグ。脚本はベルモンとジャン＝フランソワ・ジョスラン、マルセル・ボリューで、潤色にベルモンとジェラール・モルディヤ（台詞も）があたった。音楽は「ジャンヌ・ダルク（二部作）」の著名なバロック音楽演奏家ジョルディ・サヴァールがあたり、編曲・演奏・指揮を担当。撮影はジャン＝マリー・ドルージュ。美術は「カストラート」のジャンニ・クワランタ。編集はマルティーヌ・ジョルダーノ、バラク・カリミ。衣裳は「カストラート」のオルガ・ベルルーティ。主演は「ブレイブハート」「愛のめぐりあい」のソフィ・マルソー。共演は「川のうつろい」（監督も）のベルナール・ジロドー、「妻の恋人、夫の愛人」のランベール・ウィルソン、「見憶えのある他人」のティエリー・レルミットほか。