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第一次世界大戦の嵐が引き裂く、愛と家族の絆。サイレント映画の金字塔が描く、戦争の悲劇と運命の物語。
舞台は第一次世界大戦前夜のアルゼンチン。裕福な大地主のもと、フランス系の家族とドイツ系の家族が暮らす。しかし、ヨーロッパで戦争の火の手が上がると、彼らの平和な日常は一変。フランス系のフリオは、愛する女性マルグリットと共にパリへ渡るが、彼女はドイツ将校の婚約者だった。やがてフリオはフランス軍へ、ドイツ系のいとこたちはドイツ軍へと入隊。かつて固い絆で結ばれていた家族が、敵と味方に分かれて戦場で再会するという過酷な運命。愛、裏切り、そして戦争の無情さを描く、壮大な人間ドラマ。
ネット上の声
- 平和主義を説く啓蒙と見世物映画の渾然一体にあるサイレント映画の使命
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1921年
- 製作国アメリカ
- 時間114分
- 監督レックス・イングラム
- 主演ルドルフ・ヴァレンチノ
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「黙示録の四騎士」「征服の力」「ゼンダ城の虜(1922)」等の傑作を以て名声頓にあがったレックス・イングラム氏の其後の監督作品で同じくメトロ社発売映画である。今度は氏自身が原作脚色の掌にも当たっている。かつて「黒蘭」Black Orchids と題して昔氏が製作した映画の原作と殆ど同じ筋であるがたとえその映画を見た者でもあらゆる点の驚くべき進歩により全く其映画を連想しあたわぬ程異なったものとなっていると。俳優は今度はイングラム氏夫人アリス・テリー嬢は出演せず新進ラモン・ノヴァロ氏、美しきバーバラ・ラ・マー嬢、老巧ルイス・ストーン氏及びエドワード・コネリー氏等、皆「ゼンダ城の虜(1922)」に活躍した人々が主役になっている。
ヒューマンドラマ
- 製作年1922年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演ラモン・ノヴァロ
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1920年代のパリ。芸術家の魂を狙う邪悪な魔術師の狂気。愛する女性を守るため、彫刻家は禁断の儀式が渦巻く恐怖に挑む。
舞台は狂騒の1920年代パリ。若き彫刻家マーガレットは、事故から命を救ってくれた謎の紳士オリバー・ハドーと出会う。しかし彼の正体は、生命創造の秘術を追い求める邪悪な魔術師。ハドーはマーガレットを催眠術で操り、自らの禁断の儀式の生贄にしようと画策。異変に気付いた婚約者の医師アーサーは、愛する女性を奪還すべく、ハドーの不気味な実験室へと単身乗り込む。狂気の魔術と純粋な愛が激突する、息をのむサイレントホラーの傑作。
ネット上の声
- 結局何が出来るはずだったのだろう?
- 15.1.29@シネマヴェーラ渋谷〈映画史上の名作12〉
- 製作年1926年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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レックス・イングラム氏が英国で撮影した映画で、氏の前作品「魔術師」と同じくアリス・テリー嬢とイヴァン・ペトロヴィッチ氏とが共演するものである。原作を知名の作家コスモ・ハミルトン氏の作物に仰ぎ、その脚色にはイングラム氏自らが当たった。英国知名の俳優たるシェイル・ガードナー氏とクレアーイームス嬢とが主役2人を助けて重要な役を演じている。キャメラはアベル・ガンス氏の作品を多く撮ったレオンス・アッシュ・ヒュレル氏が担当した。
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国イギリス
- 時間70分
- 監督レックス・イングラム
- 主演アリス・テリー
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「黙示録の四騎士(1921)」「征服の力」等の後にレックス・イングラム氏が製作したメトロ映画で大好評した大作品である。アンソニー・ホープ氏の小説として又エドワード・ローズ氏脚色の舞台劇としてかつて有名であった時代劇を、今度はメーシス女史でなくやはり名脚色家の令名高きメアリー・オハラ嬢が映画脚色を行った。主役は「氷原の彼方」その他で上品な俳優としての定評を得ているルイス・ストーン氏と例によってアリス・テリ--嬢、その他エドワード・コネリー氏スチュアート・ホームズ氏等前イングラム作品での活躍者や、美人バーバラ・ラ・マー嬢、老巧ロバート・エディソン氏、新進ラモン・サマニヤゴ氏等。
ヒューマンドラマ
- 製作年1922年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演ルイス・ストーン
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「心なき女性」「文化果つるところ」に続くレックス・イングラム氏の監督作品で、英国の小説家ラファエル・サバティニ氏(ファーストナショナルの「海鷹」ヴァイタグラフの「ブラッド船長」等の原作者)の筆に成ったものをウィリス・ゴールドベック氏が脚色した。主役は「文化果つるところ」と同じくアリス・テリー嬢とラモン・ノヴァロ氏で、「ゼンダ城の虜(1922)」「良人の危険時代」等出演のルイス・ストーン氏が共演する。ルイ16世時代のフランスに時代を探り、大革命を背景とした力強い劇である。
- 製作年1923年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演アリス・テリー
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ネット上の声
- ショートショートフィルムフェスティバル
- 今年鑑賞のショートフィルム144作品目
- 製作年1916年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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ジョン・ラッセル著の小説「情熱の蔓」“The Rassionate Vineを、「心なき女性」に続いてレックス・イングラムが脚色及び監督したもので、主役は氏の令閨で「征服の力」「黙示録の四騎士(1921)」等に出演したアリス・テリーと、「心なき女性」「ゼンダ城の虜」等出演のラモン・ノヴァロの2人で、その他ヴァイタグラフに長くいたハリー・モーレイが悪役を、「心なき女性」その他のイングラム映画でお馴染みのエドワード・コネリー等が出演する。南海の孤島に展げられるロマンティックな劇で、イングラムのロマンティストとしての代表的な作品である。
- 製作年1923年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演アリス・テリー
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- 製作年1924年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演ラモン・ノヴァロ
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- 製作年1918年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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「アラブ」「魔術師」と同じくレックス・イングラム氏の作品でロバート・ヒッチェンス氏の原作を「スカラムージュ」「我等の海」のウィルス・ゴールドバック氏が脚色の筆をとった。俳優は「魔術師」「我等の海」のアリス・デリー嬢と「魔術師」「妖花アラウネ」のイバン・ペトロビッチ氏が主演し、マルセル・ビーベル氏、ハンバーストン・ライト氏、その他が助演している。カメラは「煩悩」「トロイ情史」のリー・ガーメス氏担任。
- 製作年1927年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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- 製作年1918年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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- 製作年1916年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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- 製作年1920年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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レックス・イングラムが「黙示録の四騎手」「征服の力」に続き、「ゼンダ城の虜(1922)」の前に監督した作品である。原作はウィンチェル・スミスとジャック・ハザード合作の舞台劇「右へ曲れ」に基づいたもので、これが1917年ニューヨークのゲイティー座に上演された際は好評の為に443回も連続上演したという記録を作った。映画化に当たっては、ジューン・メイシスとメアリー・オーハラが脚色し、イングラム夫人のアリス・テリーと「社交界の怪賊」出演のジャック・マルホールとを主役として製作された。
- 製作年1921年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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- 製作年1917年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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「黙示録の4騎士」を監督製作して盛名を馳せたレックス・イングラムがそれに次いで監督したメトロ映画で、主役は前者同様ルドルフ・ヴァレンティノとアリス・テリーとでそのほか老巧な俳優が多数出演している。筋から言うと寧ろ守銭奴に扮するラルフ・ルヰスが主役の形もある。原作は最近公開された「巨人コラン」と同様有名なるバルザックの「ユーゼニー・グランデー」で、脚色はジューン・メイシスの手によったものである。
- 製作年1921年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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- 製作年1920年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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- 製作年1920年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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往時のサイレント時代に米国に於いて名監督の一人であったレックス・イングラムが監督主演した最初のトーキー作品である。台本は「モロッコ」の作者ベンノ・ヴィニーと協力してイングラム自ら書卸した。なお監督助手にはイングラム夫人たるアリス・テリーが任じた。撮影は「掻払いの一夜」のビュレルとポルティエが共同している。助演俳優は「巌窟王(1928)」に出演した故ピエール・バチェフ、新進のロジタ・ガルシア及びアナベラ・フィールズの二女優、往時から知られている性格俳優アンドルース・エンゲルマン、フェリーペ・モンテス、デニス・ホーイ等の顔触れである。
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演レックス・イングラム
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レックス・イングラム氏がスランスニイスに於いて監督製作した最初の映画で氏の前作「黙示録の四騎士(1961)」「征服の力」の原作者たるビセンテ・ブラスコ・イバニエス氏作の同名の小説を映画化したもので、「スカラムーシュ」と同じくウイリス・ゴールドベック氏が脚色の任に当たった。主役は多くのイングラム氏作品及び「大分水領」出演のアリス・テリー嬢と、「ひひとせの命」「国境の狼」「恋と食欲」等出演のアントニオ・モレノ氏が演じ、助演者は殆ど全部欧州人で、キトヌウ嬢、フレデリック・マリオッティ氏、パクレット夫人、故ミカエル・フロレスコ氏、フェルナン・マイリー氏、ロシタ・ラミレス嬢、マイケル・ブラントフォード君等が勤めている。
- 製作年1926年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---