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鬼才ホドロフスキーが描く自伝的ファンタジー。抑圧的な家庭を飛び出し、芸術と愛に目覚めた若き日の魂の解放の物語。
舞台は1940年代のチリ、サンティアゴ。厳格な父とオペラを歌うように話す母のもとで育つ、若き日のアレハンドロ・ホドロフスキー。詩との運命的な出会いを果たした彼は、抑圧的な家庭を捨てて家出を決意。ボヘミアンな芸術家たちが集う世界へ飛び込み、愛、死、そして創造の喜びに目覚めていく。現実と幻想が入り混じる万華鏡のような映像世界。苦悩と歓喜に満ちた青春の旅路の果て、彼は詩人として生きることを決意し、新たな世界へと旅立つ。
ネット上の声
- 頭の中どうなってんの!?って感じ。色彩が爆発してて、ずっと見てられる。ホドロフスキー監督、マジで天才すぎるでしょw
- 詩的でちょっとついていけない部分もあったけど、映像はすごく綺麗だった。独特の世界観ですね。
- 前作『リアリティのダンス』からの続編。相変わらずのホドロフスキー節が炸裂してて最高!生きるエネルギーをもらえた気がする。
- ごめんなさい、寝ちゃいました…。
伝記
- 製作年2016年
- 製作国フランス,チリ,日本
- 時間128分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演アダン・ホドロフスキー
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鬼才ホドロフスキーが描く、チリの田舎町でのシュールで痛烈な自身の幼少期。
1920年代、チリの田舎町トコピージャ。共産主義者で厳格な父と、オペラを歌うように話す母のもとに生まれた少年アレハンドロ。独裁的な父からの抑圧、周囲からの奇異の目。そんな日常が、父の独裁者暗殺計画という狂気によって大きく歪み始める。少年が現実と幻想の狭間で目撃する、家族の崩壊と再生の奇妙な物語。これは、ひとりの芸術家の魂の原風景。
ネット上の声
- ちょっとシュールだけど分りやすいのがいい
- かつての攻め一辺倒から優しさ滲む世界へ。
- 10年に1本の大傑作である、とおもう。
- ちぃの助recommendのホドロフスキー監督🎥
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国チリ,フランス
- 時間130分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演ブロンティス・ホドロフスキー
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錬金術師に導かれ、聖なる山を目指す9人の権力者たち。常識を超えた映像美で描く、究極の悟りへの旅。
キリストに似た姿の盗賊が、謎めいた錬金術師と出会う。錬金術師は、各惑星を象徴する7人の権力者たちを集め、彼らと共に不老不死の賢者が住むという「聖なる山」を目指すことを提案。一行は、俗世の地位や富、執着を捨てるための奇妙でグロテスクな修行を開始する。強烈な色彩と象徴に満ちた、サイケデリックで冒涜的な映像の奔流。観る者の価値観を揺さぶる、究極の精神世界への旅。
ネット上の声
- めずらしく想像を絶する映画、しかも傑作
- 足りないのは太陽の輝きか ・・・ な ?
- やばすぎる。一生に一度は観よう。
- めちゃくちゃです。でも好き
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国メキシコ,アメリカ
- 時間117分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演アレハンドロ・ホドロフスキー
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腕を失った母、その「腕」となることを強いられた息子。狂気と幻想が交錯する、血塗られた愛と復讐のサーカス。
メキシコのサーカス団。少年フェニックスは、狂信的な母コンチャと好色な父オルゴの間で育った。ある夜、父の浮気に激怒した母は、父の性器に硫酸を浴びせ、その報復に両腕を切り落とされるという惨劇を目撃。父は自決し、フェニックスは精神を病んでしまう。数年後、精神病院を抜け出した彼の前に、腕のない母が亡霊のように現れる。彼は母の「腕」となり、母の意のままに次々と女性たちに復讐の手を下していく。現実と幻覚が入り混じる倒錯した世界で、彼の魂は救済されるのか。
ネット上の声
- “カルト映画界の鬼才”A•ホドロフスキー監督が、初めて観客の為に制作したといわれ
- 凄い面白い。こんな映画だったのか。 ラストも良い。途中で気付くか。...
- 混沌のなかに大きな愛があり、観た後はどこかあたたかな気持ちになる
- ホドロフスキーは『エル・トポ』に次いで二作目の鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1989年
- 製作国イタリア
- 時間122分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演アクセル・ホドロフスキー
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荒野をさすらう黒ずくめのガンマンが、砂漠の四人の達人との決闘を経て、聖なる愚者へと変貌を遂げる、衝撃のカルト・ウエスタン。
時間も場所も特定されない、シュールで暴力的な砂漠地帯。全身黒ずくめの衣装に身を包む無敵のガンマン「エル・トポ」は、息子を連れて荒野を旅していた。ある女を助けたことをきっかけに、最強の称号を得るため、砂漠に君臨する四人の「銃の達人」に戦いを挑むことを決意。驚異的な能力を持つ達人たちとの死闘を重ねるごとに、エル・トポは自らの暴力性と虚無感に苛まれていく。全てを失い、死の淵から蘇った彼が、暴力の果てに見出したものとは何か。観る者の価値観を根底から揺さぶる寓話的な旅路。
ネット上の声
- あのジョンレノンが配給権を買って自費で公開させたカルト映画の金字塔‼️
- 【ちぃの助recommend】のアレハンドロ・ホドロフスキー監督🎞️を初鑑賞👀
- 青空と眩しい陽光と氾濫するイメージ。
- 極私的本作への思いと4/26新文芸坐にて
西部劇
- 製作年1969年
- 製作国メキシコ
- 時間123分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演アレハンドロ・ホドロフスキー
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鬼才アレハンドロ・ホドロフスキーが提唱する、アートで魂を癒す衝撃的セラピー「サイコマジック」の全貌。
『エル・トポ』で知られる映画監督アレハンドロ・ホドロフスキー。彼が数十年にわたり実践してきた、アートを用いた独自のセラピー「サイコマジック」。本作は、彼のカウンセリングに訪れた、深いトラウマを抱える人々の姿を追うドキュメンタリー。ホドロフスキーは、彼らの潜在意識に働きかけるため、常識を超えた奇妙で詩的な「行為」を処方。苦悩からの解放を求め、人々が挑む衝撃的な儀式の記録。これは映画か、現実か、それとも魂の治癒か。
ネット上の声
- 観始めと観終わった後の印象が変わる
- すんごいの観た!!
- 個人も社会も癒そうとする巨大で健全な良心
- 考えさせられた映画、ミニシアターへのエールを込めて
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演アレハンドロ・ホドロフスキー
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伝説の都「タール」を目指す倒錯的な愛の巡礼。鬼才ホドロフスキーが描く、シュールで残酷、そして美しい終末への旅路。
文明が崩壊したかのような荒廃した世界。若き恋人ファンドと、下半身不随のリス。二人は、全ての願いが叶うという伝説の理想郷「タール」を目指して旅に出る。ファンドはリスを荷車に乗せて引き、時に優しく、時にサディスティックな愛情をぶつける。彼らの行く手には、奇妙でグロテスクな人々や出来事が次々と現れ、現実と幻想の境界は曖昧になっていく。純粋な愛と暴力的な支配が渦巻く旅路の果てに、二人が見出すものとは何か。観る者の倫理観を揺さぶる、衝撃的な愛の黙示録。
ネット上の声
- お互いの身体に黒ペンキでファンドとリスの名前を書きまくって白い部屋をペンキで汚し
- 100回くらいは見た系統のアート映画で、アート映画のあるあるの集合体みたいな感じ
- 孤独、救済、不自由、解放、侮辱、欲望、偽り、信頼、疑心、生きるのはつらい
- クソ寝たwwwww余白多すぎてぐっすり寝てしまったwwwww音楽があまりにも心地
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国メキシコ
- 時間93分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演セルジオ・クレイネル
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「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」のアレハンドロ・ホドロフスキー監督が、ピーター・オトゥール、オマー・シャリフ、クリストファー・リーという豪華キャストを配し、1990年に製作した6作目の長編作品。飼い犬のダルメシアンにしか興味がない変わり者の大富豪ルドルフは、売春婦たちとの乱痴気騒ぎの最中、突然の心臓発作により昏睡状態に陥ってしまう。ルドルフの遺産にしか興味のない親族たちは会議を招集し、遺産をめぐって言い争うが、彼らが気になるのは、ルドルフの遺産すべてが風変わりな甥のメレアーグラに渡ってしまうのではないかということだった。それから5年後、叔父ルドルフの死と相続できるであろう遺産を待ちわびるメレアーグラはコソ泥のディマと2人、下水道で生活を送っていたが……。ヨーロッパ以外では長らく劇場未公開だったが、ディレクターズカット版として2016年に日本で劇場公開となる。
ネット上の声
- デヴィッド・リーン監督は観たのだろうか。
- 少々古びているが世界感は楽しめる。
- ホドロフの素晴らしき映画魔術
- ホドロフスキーの職人仕事
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国イギリス
- 時間92分
- 監督アレハンドロ・ホドロフスキー
- 主演ピーター・オトゥール