全3作品。吉田照幸監督が制作した映画ランキング

札幌ススキノ、雪の舞う街。失踪した女子大生を追う「俺」と高田が、裏社会の巨大な闇と哀しい過去に挑むハードボイルドミステリー。

冬の札幌ススキノ。いつものように相棒の高田とバーで飲んでいた探偵「俺」のもとに、人探しの依頼が舞い込む。失踪したのは、麗子という女子大生。軽い気持ちで引き受けた依頼だったが、調査を進めるうちに、謎のモデル事務所オーナー・マリ、そして裏社会を牛耳る冷酷な実業家・北城の存在が浮かび上がる。単純な家出と思われた事件は、やがて「俺」自身の過去とも絡み合い、ススキノの暗部を抉り出す危険な罠へと変貌していく。守るべきもののために、探偵は再び命がけの戦いへ。

阿部寛主演で人気作家・東野圭吾の同名サスペンス小説を映画化。盗まれた生物兵器の捜索にあたる、しがない研究者の栗林を阿部が演じるほか、物語の主な舞台となるスキー場のパトロール隊員役で「関ジャニ∞」の大倉忠義、スノーボード選手役で大島優子が共演。「サラリーマンNEO」「あまちゃん」といったNHK人気番組の演出で知られる吉田照幸監督がメガホンをとった。大学の研究所から違法な生物兵器「K-55」が盗まれ、研究所所長のもとに「人質は全国民。身代金3億円を用意しろ」との脅迫メールが届く。盗まれた生物兵器を秘密裏に探すよう命じられた、しがない研究主任の栗林は、何の手がかりのない中で捜索を始めるが、そこに「犯人死亡」の報せが届く。犯人の遺品から、生物兵器の所在のわずかな糸口をつかんだ栗林は、ヒントとして浮かび上がった「日本最大級のスキー場」へと向かうが……。

2004年に単発番組として放送されて反響を呼び、06年からレギュラー放送されているNHKのコント番組「サラリーマンNEO」の劇場版。社長命令により業界シェアナンバーワンを目指すことになった万年業界5位のNEOビール社。中西課長率いる営業一課では「無重力ビール」など珍妙なビールが次々と提案されるが、どれも商品化にこぎつけずにいた。そんなある日、新入社員の新城がその場しのぎで口にした企画がなぜかそのまま通ってしまい……。主演は小池徹平とTV版レギュラーキャストの生瀬勝久。その他、主題歌も歌う郷ひろみや「AKB48」の篠田麻里子らが出演。