オダギリジョーの長編映画初監督作品で、柄本明が演じる船頭を通して本当の人間らしい生き方を描いた。橋の建設が進むある山村。川岸の小屋に暮らし、村と町を繋ぐため船頭を続けるトイチは、村人の源三が遊びにやってくる時以外は黙々と渡し舟を漕ぐ毎日を送っていた。そんないつもと変わらない日常を送るトイチの前に、ある1人の少女が現れたことをきっかけに、トイチの人生は大きく変わっていく。主人公のトイチ役を「石内尋常高等小学校 花は散れども」以来11年ぶりの映画主演となる柄本が演じ、源三には村上虹郎が扮した。「ブエノスアイレス」「恋する惑星」などで知られるクリストファー・ドイルが撮影監督を務め、黒澤明監督の「乱」でオスカーに輝いたワダエミが衣装デザインを担当。音楽を映画音楽初挑戦となるアルメニア出身のジャズピアニスト、ティグラン・ハマシアンが手がける。
ネット上の声
- なかなかの俳優陣に、クリストファードイルの描写、スコセッシかと思ったら、オダジョ
- クリストファー・ドイルが再現する古き良き日本の情景
- 喋り言葉が現代過ぎる
- これはもう、美しい映像とバックに流れるピアノの美しさ、役者さんの演技、これに支え
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督オダギリジョー
- 主演柄本明