全9作品。飯塚増一監督が制作した映画ランキング

科学捜査の黎明期、血液型という僅かな手がかりを武器に、警視庁の刑事たちが難事件に挑む本格ミステリー。

舞台は昭和の東京。ある夜、静かな住宅街で殺人事件が発生。現場に残された証拠は乏しく、捜査は難航を極める。しかし、被害者と容疑者の血液型が同じという奇妙な一致点が浮上。当時まだ目新しかった科学捜査の一環として、血液型分析に一縷の望みを託す警視庁の刑事たち。古い慣習と限られた技術の中、彼らは地道な聞き込みと科学の力を融合させ、犯人の巧妙なトリックに迫っていく。果たして、血液型が語る事件の真相とは。刑事たちの執念の捜査が、やがて意外な人間模様を炙り出す。

派手なアクションはない。あるのは、地道な足と粘り強い聞き込みだけ。昭和の刑事が執念で犯人を追い詰める。

昭和30年代の東京。ある殺人事件が発生し、警視庁捜査一課の刑事たちが動き出す。残された物証は乏しく、捜査は難航。頼れるのは、自らの足で稼ぐ情報のみ。ベテラン刑事と若手刑事がチームを組み、事件関係者や近隣住民への徹底的な「聞き込み」を開始。些細な証言の断片を繋ぎ合わせ、少しずつ犯人像へと迫っていく。華やかな推理や銃撃戦とは無縁の、リアルな警察捜査の日常。刑事たちの執念が、都会の闇に隠された真実を暴き出す。ドキュメンタリータッチで描く、本格派刑事ドラマ。

東京から九州へ、一人の凶悪犯を追う警視庁捜査一課の執念。日本全土を舞台にした壮大な追跡劇が幕を開ける。

高度経済成長期の東京。ここで発生した悪質な強盗殺人事件。警視庁捜査一課のベテラン刑事たちが捜査に乗り出すも、犯人は巧みな手口で捜査網をかいくぐり、西へ西へと逃亡を続ける。刑事たちの目的はただ一つ、犯人の完全逮捕。しかし、広大な日本列島を舞台にした捜査は困難を極める。各地の警察と連携し、わずかな手がかりを頼りに犯人の足跡を追う執念の捜査。ついに九州の果てに犯人を追い詰めた刑事たち。彼らの正義は、犯人に届くのか。

「大東京誕生　大江戸の鐘」の猪俣勝人・柴英三郎の共同脚本を、新人第一回の飯塚増一が監督、「娘の中の娘」の三村明が撮影したアクションドラマ。

昭和35年の東京。深夜列車で発生した謎の転落死事件。警視庁捜査一課が、時刻表の裏に潜む殺意を追う。

舞台は高度経済成長期の東京、昭和35年。青森行きの深夜急行「十和田」から、一人の男が転落死。当初は事故と思われたが、警視庁捜査一課の刑事たちは、些細な物証から他殺の可能性を確信。被害者の身元、複雑な人間関係、そしてアリバイ。ベテラン刑事と若手刑事がチームを組み、地道な聞き込みと科学捜査で、鉄壁のアリバイに挑む。点と点が線で結ばれる時、浮かび上がる犯人像と悲しい事件の動機。国鉄を舞台に繰り広げられる、執念の捜査劇。

“婦人生活”に連載された菊村到原作同名小説を「姿なき追跡者」の秋元隆太が脚色。「石松社員は男でござる」の飯塚増一が監督したミステリーもの。撮影は「次郎長社長と石松社員　威風堂々」の高梨昇。

「白昼の無頼漢」の佐治乾がオリジナル・シナリオを執筆、「残酷な月」の飯塚増一が監督したアクションもの。撮影は「誇り高き挑戦」の星島一郎

梶孝三の原作を、蔦原万亀雄・高久進が共同で脚色し、「姿なき暴力」の飯塚増一が監督したアクションもの。撮影は「坊ちゃん野郎勢ぞろい」の福島宏。