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60年代アメリカ音楽業界。他人のためにヒット曲を書きながら、自らの歌声を追い求めた一人の女性シンガーソングライターの軌跡。
舞台は1950年代後半から60年代のアメリカ音楽業界。歌手になる夢を抱くエドナは、コンテスト優勝を機にニューヨークへ。デニースと名を変え、ソングライターとして男性歌手のために次々とヒット曲を生み出す。しかし、その心には常に自分自身の声で歌いたいという渇望。業界の慣習、男性優位の壁、そして複雑に絡み合う人間関係。時代の波に翻弄されながらも、彼女は真の「自分の歌」を見つけることができるのか。
ネット上の声
- シンガー・ソングライターの名を欲しいままにしたキャロル・キングがモデル
- 忘れられない作品
- ベスト1かも
- キャロル・キングの半生をモデルにした映画でいつかは観たいと思っていましたが、つい
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督アリソン・アンダース
- 主演イリアナ・ダグラス
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大晦日の夜、一軒のホテルを舞台に、4つの部屋で繰り広げられる騒動を描いた4話オムニバスのコメディ。「レザボア・ドッグス」1本でアメリカ映画界の寵児となったクエンティン・タランティーノが、各国の映画祭で知り合ったインディペント系の若手映画作家たちと意気投合し、企画が実現した。各人各様の演出スタイルと映像世代ならではのマニアックな視点、豪華キャストの共演など、見どころは多い。製作はタランティーノ作品でおなじみのローレンス・ベンダー(助演も)。エグゼクティヴ・プロデューサーは、タランティーノとアレクサンダー・ロックウェル。音楽はコンバスティブル・エディソンとエスクィヴェル、美術はメイン・スキューラー。衣装はメアリー・ハナンとスーザン・バートラム。タイトル・バックのカートゥーン・アニメをボブ・カーツが担当。全編の狂言回したるベルボーイ役でクールな怪演を見せるのは「パルプ・フィクション」「ロブ・ロイ ロマンに生きた男」のティム・ロス。また第3話と4話をつなぐパートに、「忘れられない人」「オンリー・ユー」のマリサ・トメイがホテルの上司役で、プロデューサーのローレンス・ベンダーがヤッピー屑野郎で、それぞれ特別出演している。 〈ルーム321/お客様は魔女〉魔女たちの集会を、個性派女優の競演で描く。監督・脚本は「ガス・フード・ロジング」の女性監督アリソン・アンダース。撮影はロドリゴ・ガルシア。出演は「ホット・ショット」「ホット・ショット2」のヴァレリア・ゴリノ、「スネーク・アイズ」のマドンナ、「プレタポルテ」のリリ・テイラー、「チャイナ・シャドー」のサミ・デイヴィス、「ガス・フード・ロジング」のアイオン・スカイほか。 〈ルーム404/間違えられた男〉間男に間違えられ、殺されそうになったテッドの災難を描く。監督・脚本は「イン・ザ・スープ」のアレクサンダー・ロックウェル。撮影も同作のフィル・パーメット。出演は、監督夫人でもある「親愛なる日記」のジェニファー・ビールス、「ショーシャンクの空に」のデイヴィッド・プローヴァル。 〈ルーム309/かわいい無法者〉ヤクザ者に子供たちのお守りを頼まれたテッドが、その悪ガキたちのためにまたしても災難に巻き込まれる姿を、スピード感溢れるスラップスティック調で描く。監督・脚本・編集は「エル・マリアッチ」「デスペラード」のロバート・ロドリゲス。撮影は「デスペラード」のギレルモ・ナバロ。出演は「デスペラード」のアントニオ・バンデラス、「ジョイ・ラック・クラブ」のタムリン・トミタほか。 〈ペントハウス/ハリウッドから来た男〉往年のテレビシリーズ『ヒッチコック劇場』の1話「リオから来た男(日本放映題/指)」(原作はロアルド・ダールの『南から来た男』)に登場する賭けを再現しようとする男たちのエピソード。手持ちカメラの長回し撮影が効果的。監督・脚本・主演は「パルプ・フィクション」のクエンティン・タランティーノ。撮影も同作のアンジェイ・セクラ。共演は「パルプ・フィクション」「ダイ・ハード3」のブルース・ウィリス、第2話に続いて再登場のジェニファー・ビールスほか。
ネット上の声
- タラちゃん、ファック!って何回言った?
- ホラー作家を招いての続編を求む!
- おとな向けのブラックコメディ…
- 何が起こるの?!?!?!
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間99分
- 監督アリソン・アンダース
- 主演ティム・ロス
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ニューメキシコの砂漠の町。トレーラーハウスで暮らす母と娘たちが、愛と自由を求め彷徨う青春物語。
舞台はニューメキシコの寂れた砂漠の町。ウェイトレスとして働くシングルマザーのノラと、対照的な性格の二人の娘、トルーディとシェイドの三人暮らし。男勝りで奔放な姉トルーディと、ロマンチストで映画好きな妹シェイド。それぞれが愛を求め、この退屈な町からの脱出を夢見る。しかし、現実は厳しく、彼女たちの前に様々な困難が立ちはだかる。母と娘、そして姉妹。不器用ながらも確かに存在する家族の絆。ひと夏の経験を通して成長していく少女たちの姿を、瑞々しくも切なく描いた珠玉のインディペンデント映画。
青春
- 製作年1991年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督アリソン・アンダース
- 主演フェアルーザ・バーク
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「グレイス・オブ・マイ・ハート」のアリソン・アンダース監督が、長年にわたってコンビを組んでいるカート・ボスと共同監督を務めて撮りあげたスタイリッシュな青春ロックムービー。恋人から突然の別れを告げられた上にバンド解散の危機にも陥ったロック青年の苦悩をユーモラスに描く。人気オルタナティブ・ロックバンド「ダイナソーJr.」のJ・マスシスがオリジナル楽曲を手がけ、カメオ出演もしている。2012年・第25回東京国際映画祭「WORLD CINEMA」部門でも上映された。
ネット上の声
- 懐かしい友達に逢ったようでキュンとなった
- これぞロックン・ロード・ムービー
- 楽器を弾けるのっていいよねぇ
- ロック先輩、ありがとう。
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督アリソン・アンダース
- 主演フランネリー・ランスフォード
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失踪したロッカーを巡る人間模様を描く。メイン・キャストはほとんどがL.A.のアンダーグラウンド・ロック・ミュージシャンなので、L.A.パンクの人脈図といった赴きもある。監督はアリソン・アンダーソンとディーン・レントとカート・ヴォスの三人。いずれもUCLA映画学科の出身で、在学中から共同で、モノクロ、ドキュメンタリー調のドラマや短編などを作っていた。本作はその集大成といえる。1000ドルの資金と借り物のカメラ一台という、ごく低予算で作られたモノクロの映画だが、粒子の荒れた画面によって、L.A.やさびれたメキシコの街を表情豊かに表現している。
ネット上の声
- green on red が出てきたなー
- 8.19 VHS
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督アリソン・アンダース
- 主演クリス・D