第二次世界大戦前夜のブダペスト。一人の美しい女性と三人の男、そして一曲の歌が紡ぐ、愛と死の物語。
舞台は第二次世界大戦前夜、1930年代のブダペスト。レストランの美しい女主人イロナと、彼女を愛する二人の男、経営者ラズロとピアニストのアンドラーシュ。アンドラーシュが作曲した「暗い日曜日」は、聴いた者が次々と命を絶つという曰く付きの曲に。奇妙な三角関係の中、三人は束の間の幸せを享受。しかし、ナチスの影が街を覆い、かつてイロナに心を寄せた男がナチス高官として再来。愛と音楽が、時代の激流に飲み込まれていく、悲劇の旋律。
ネット上の声
- 「聴くと自殺する」という都市伝説の曲がテーマ。ナチス占領下の悲しい三角関係が美しく描かれていて、最後は衝撃的。隠れた名作です。
- ヒロインのエリカ・マロジャーンがとにかく綺麗。映像と音楽が美しくて、退廃的な雰囲気がたまらない。
- 評判いいみたいだけど、個人的にはちょっと暗すぎたかな…。話の展開もあんまり好みじゃなかった。
- 切なくて、でも美しい映画。
恋愛
- 製作年1999年
- 製作国ドイツ,ハンガリー
- 時間115分
- 監督ロルフ・シューベル
- 主演エリカ・マロジャーン