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文豪・川端康成原作。妻子ある建築家と若い女性の、破滅的で官能的な愛の行方を描く物語。
1960年代の日本。若く美しい頼子は、妻子ある中年建築家・甲賀と許されぬ恋に落ちる。彼の才能と大人の魅力に惹かれ、すべてを捧げる頼子。一方の甲賀も、彼女の純粋さと情熱に溺れていく。しかし、二人の愛が深まるほど、社会の目、そして家庭という現実が重くのしかかる。破滅へと向かうしかない危険な関係。愛の歓喜と絶望の狭間で揺れ動く男女の心理を、繊細かつ大胆に描いた文芸ロマン。
ネット上の声
- 夢と恋とは醒めるもの
- 特集:松竹 メロドラマの系譜
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演岡田茉莉子
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高度経済成長期の日本、のどかな田舎の終着駅を舞台に繰り広げられる、笑いと涙の人情喜劇。
1960年代、高度経済成長に沸く日本の片田舎。赤字路線として廃止の危機に瀕した終着駅。駅長の父と二人で働く心優しい駅員・治。彼の悩みは、駅の存続問題と、想いを寄せるマドンナが東京へ集団就職してしまうこと。愛する駅と故郷、そして彼女の笑顔を守るため、治は駅の仲間たちと一念発起。前代未聞の駅活性化作戦を開始。次々と巻き起こる珍騒動と、すれ違う人々の想い。時代の波に翻弄されながらも、温かい絆で結ばれた人々の奮闘記。
ネット上の声
- 喜劇というのは人情劇なのでしょうね。
- SL邦画No.1
- 喜劇というより人情劇です。
- 国鉄には定年はなかった
コメディ
- 製作年1965年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督井上和男
- 主演森繁久彌
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世界的巨匠・小津安二郎の素顔に迫るドキュメンタリー。関係者の証言から浮かび上がる、その知られざる人生と映画術。
監督・小津安二郎の生誕80年を記念して製作された伝記的ドキュメンタリー。笠智衆、原節子ら小津映画を彩った名優やスタッフの貴重なインタビューを収録。彼らの言葉から紐解かれるのは、完璧主義者と評された監督の意外な一面や、作品に込められた深いテーマ。代表作の名場面と共に、その生涯と映画への情熱を辿る旅。巨匠の知られざる実像が、今ここに。
ネット上の声
- 監督小津の証言ドキュメント「無」とは?
- 小津作品のガイドブック
- 「小津さんはとにかく本物が好きでした」って、なんかヴィスコンティみたいだなぁと思
- 能面のような表情で、台詞も一言一句、抑揚まできっちり、動作も手足の位置やタイミン
ドキュメンタリー
- 製作年1983年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督井上和男
- 主演岸恵子
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ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督井上和男
- 主演永井智雄
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敗戦後の混乱の中、希望を失わず強く生きる一人の少女。その瞳が見つめる日本の未来。
終戦直後の日本。焼け野原となった街で、家族を失った少女は一人、たくましく生き抜こうと決意。食糧難、社会の混乱、そして人々の冷たさ。数々の困難が彼女の小さな肩にのしかかる。しかし、同じ境遇の仲間との出会いや、わずかな優しさに支えられ、少女は決して希望を捨てない。明日を信じ、自分の手で未来を切り拓こうとするひたむきな姿。戦後復興期を背景に描く、感動のヒューマンドラマ。
青春
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督井上和男
- 主演桑野みゆき
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頑固一徹の老人と謎の木を巡り、東京下町で巻き起こる人情味あふれる大騒動。
舞台は活気と人情が残る昭和の東京下町。主人公は、偏屈で知られる頑固な職人・源三。彼の平穏な日常は、庭に突如として現れた一本の奇妙な木、「なんじゃもんじゃ」によってかき乱される。この木は町の噂となり、金儲けを企む者や珍しいもの好きが次々と押しかける事態に。源三の目的は、亡き妻との思い出が宿るこの木を、開発の波と人間の欲望から守り抜くこと。孤立無援の戦いの中で、彼が本当に守りたかったものとは何かを問いかける、笑いと涙の物語。
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督井上和男
- 主演森光子
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都会の喧騒を離れ、少女が北海道の大自然で見つけた本当の自分。
東京での息苦しい生活に悩む女子高生・明子。ある日、彼女は全てを投げ出し、一枚の絵葉書だけを頼りに北海道へと旅立つ。雄大な自然と、そこで暮らす人々との出会い。厳しい環境は、彼女に生きることの根源的な意味を問いかける。自分自身と向き合う中で、少女が野を駈ける馬のように見つけ出す、新たな人生の道筋。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演山本豊三
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音楽に青春を懸ける高校生たちの物語。夢と友情、そして淡い恋心が交差する、瑞々しい青春群像劇。
平凡な高校生、主人公の日常は音楽への情熱で彩られていた。文化祭のステージで脚光を浴びることを夢見て、彼は仲間たちとバンドを結成。目標は、ティーンエイジャーのバンドコンテストでの優勝。練習に明け暮れる日々の中、芽生える友情、ライバルバンドとの衝突、そして淡い恋。夢を追いかける彼らの前に、様々な壁が立ちはだかる。果たして彼らは、自分たちの音楽をステージで響かせることができるのか。10代のきらめきと葛藤を鮮やかに描き出す青春ストーリー。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演佐田啓二
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八住利雄の原作を、「落語野郎 大馬鹿時代」の新井一と「新・事件記者 殺意の丘」の井上和男が共同で脚色し、井上和男が監督した“駅前”シリーズ十九作目。撮影は「喜劇 駅前番頭」の黒田徳三。
コメディ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督井上和男
- 主演森繁久彌
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桑田忠親の原作を、「早射ち犬」の藤本義一が脚色し、「喜劇 駅前学園」の井上和男が監督した“駅前”シリーズ第二十作目。撮影はコンビの黒田徳三。
ネット上の声
- 提供は赤玉ポートワイン
- 分からないストーリー
- 駅前シリーズ第20弾
- 番外編かな
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督井上和男
- 主演森繁久彌
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「予科練物語 紺碧の空遠く」の井上和男が、自らの脚本を監督したアクション編。撮影は堂脇博が担当した。
サスペンス、 アクション
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督井上和男
- 主演津川雅彦
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オール読物連載松本清張原作の同名小説の映画化で、「しのび逢い」の小国英雄が脚色、「熱愛者」の井上和男が監督した異色時代劇。撮影もコンビの堂脇博。
ネット上の声
- 接骨が拙い寄せ木細工、ストーリーが甘い。
- 折角いろいろ考えたのに〜
- 昔の映画って凄い
- 崖の上の決斗
時代劇
- 製作年1963年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演佐田啓二
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島田一男の原作を「暗黒街全滅作戦」の石松愛弘が脚色し「喜劇 各駅停車」の井上和男が監督した記者もの。撮影は「侍」の村井博。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督井上和男
- 主演永井智雄
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ネット上の声
- 東京都清掃局の糞尿汲み取り勤務の森繁、永年勤続表彰を受ける
- 喜劇かなぁ…これは
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督井上和男
- 主演森繁久彌
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丹羽文雄の「水溜り」「校庭の虫」の二つの短篇を、「豚と軍艦」の山内久が脚色し、「悪の華(1961)」の井上和男が監督した。撮影も「悪の華(1961)」の堂脇博が担当した。
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演川津祐介
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獅子文六の戦時中の小説「一号倶楽部」の映画化。「アイ・ラブ・ユウ」の松山善三が脚色し「暁の地平線」の井上和男が監督した。撮影は平瀬静雄。
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演山田五十鈴
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イルカの住みついた海辺の町を舞台に、海軍気狂いと親しまれ、人情味あふれる警察署の次長を中心に、様々な珍事件の展開を描く人情喜劇。原作は阿川弘之の小説「いるかの学校」の映画化。脚本は松本ひろしと葉村彰子の共同執筆。監督は「喜劇 各駅停車」の井上和男、撮影は「日本一のショック男」の鷲尾馨がそれぞれ担当。
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督井上和男
- 主演森繁久彌
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柴田錬三郎の『仁義と海賊』の映画化で、正統派ヤクザと新興派ヤクザの対立を描いたアクション・ドラマ。馬場当、桜井秀雄、山田洋次が共同で脚色、「ハイ・ティーン」の井上和男が監督した。撮影は「ふるさとの風」の森田俊保。
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督井上和男
- 主演佐田啓二