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作家・中條ていの連作短編集「アイミタガイ」を黒木華主演で映画化し、親友を失った女性を中心に思いがけない出会いが連鎖していく様子を描いた群像劇。
ウェディングプランナーとして働く梓は、親友・叶海が亡くなったことを知る。恋人・澄人との結婚に踏み出せずにいる梓は、生前の叶海と交わしていたトーク画面に変わらずメッセージを送り続ける。同じ頃、叶海の両親である朋子と優作のもとに、とある児童養護施設から娘宛のカードが届く。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知が入る。一方、金婚式を担当することになった梓は、叔母の紹介でピアノ演奏を依頼しに行ったこみちの家で、中学時代の叶海との記憶をよみがえらせる。
梓の恋人・澄人を中村蒼、亡き親友・叶海を藤間爽子が演じ、草笛光子、田口トモロヲ、西田尚美が共演。「台風家族」の市井昌秀が脚本の骨組みをつくり、2020年に他界した佐々部清監督が温めていた企画をもとに、「彼女が好きなものは」の草野翔吾監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 黒木華ちゃんが好きで観たけど、期待以上!優しさの連鎖が心に沁みて、観終わった後、すごく温かい気持ちになれました。
- 純粋にいい話だった。
- 「相身互い」って言葉、この映画を観て意味が深く分かった気がする。人の想いが繋がっていく様子に感動。自分も誰かに優しくしたくなった。
- 綺麗な話だとは思うけど、ちょっと出来すぎかな?感動するって聞いてたけど、個人的には泣けなかったです。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督草野翔吾
- 主演黒木華
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ロックバンド「爆風スランプ」が1985年にリリースした同名ヒット曲にインスパイアされ、手紙やノートでの交流を通して顔も知らない相手に恋をする人々を描いたラブストーリー。
夜はバー、昼はカフェとして営業する店「Double」で、夜と昼にそれぞれ働く丈流と美優。業務連絡用のノートだけでつながる2人だったが、次第に趣味や悩みもつづるようになりひかれあっていく。丈流と美優は互いの素性を知らないまま、大きな玉ねぎの下(日本武道館)で初めて会う約束をする。一方、あるラジオ番組では、顔を知らずに好きになった文通相手と日本武道館で初めて会う約束をしたという30年前のエピソードが語られる。令和と平成の2つの恋が交錯し、やがて奇跡が起こる。
神尾楓珠が丈流役、桜田ひよりが美優役でそれぞれ主演を務め、2人の恋を見守るキーパーソン役で江口洋介、飯島直子、西田尚美、原田泰造、平成初期に織りなされる恋模様の登場人物役で伊東蒼、藤原大祐、窪塚愛流、瀧七海が共演。シンガーソングライターのasmiが主題歌「大きな玉ねぎの下で」をカバーし、武道館ライブを控えるアーティスト役で出演。小説家の中村航がストーリー原案、「彼女が好きなものは」の草野翔吾が監督、「東京リベンジャーズ」シリーズの髙橋泉が脚本を手がけた。
ネット上の声
- こういうストーリー好きです 時間の流れの点と点を結んでいくとか、そ...
- サンプラザ中野くん登壇の舞台挨拶付き最速一般試写会にて。
- 職人たちがつむぐ、珠玉の物語
- 懐かしく、温かい
青春
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督草野翔吾
- 主演神尾楓珠
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ゲイであることを隠す高校生と、BL好きを隠す同級生。偽りの恋人関係から始まる、切なくも瑞々しい青春物語。
舞台はとある日本の高校。ゲイであることを隠して生きる高校生・安藤純。彼が書店でBL漫画を買っているところを、クラスメイトの三浦紗枝に目撃されてしまう。実は彼女もBL好きを公言できない「腐女子」。紗枝は純に恋の告白をし、純は自らのセクシュアリティを隠すため、その告白を受け入れ付き合うことに。こうして始まった、秘密を抱える二人の「偽りの恋」。しかし、共に過ごす時間はお互いにとってかけがえのないものに変わっていく。世間の「普通」とは何か。二人が見つけ出す、自分らしい生き方の模索。
ネット上の声
- シンプルに自分の浅はかさを打ちのめしてくれる秀作
- 人は思考ではなく感情で相手を理解している
- 学園モノでもLGBTモノでもなく、本物の映画
- プロモーションが下手すぎる?勿体ない。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督草野翔吾
- 主演神尾楓珠
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人生を変える一枚を撮る。内気な高校生が、世界一長いパノラマカメラと出会った夏の物語。
愛知県の高校。写真部の内気な高校生、宏伸。彼が従兄の店で見つけたのは、360度のパノラマ写真が撮れる、世界に一台しかない特別なカメラ。そのカメラを使い、全校生徒が参加する「世界でいちばん長い写真」を撮るという、無謀な挑戦が始まる。最初は戸惑い、周囲に協力を求められなかった宏伸。しかし、仲間たちの支えと、写真への情熱が彼を突き動かす。果たして彼は、自分を変え、最高の瞬間を一枚の写真に収めることができるのか。何かに夢中になることの素晴らしさと、かけがえのない青春の日々を描いた、爽やかな感動作。
ネット上の声
- 高校三年生の内藤宏伸は内気な青年
- たくさん笑えて、最後は泣ける。
- 高杉真宙くん目当てで鑑賞🌻
- タイトルなし(ネタバレ)
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督草野翔吾
- 主演高杉真宙
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若手アイドル・女優と気鋭演出家がコラボレーションした舞台を多数送り出している演劇カンパニー「アリスインプロジェクト」が手がけた劇場映画。ある私立学校の芸能コースに通いながらアイドル活動をしている4人組「P☆GIRLS」は、学校の修学旅行を欠席してライブハウスで公演をしていた。公演後、修学旅行欠席者に出された宿題を学校に忘れてきたことに気付いた4人は、夜の学校に忍び込むが……。女子高生アイドルたちの日常と非日常、輝かしいステージの裏に隠された葛藤などを描いた青春劇。「非公認戦隊アキバレンジャー」のアキバイエロー役で知られる若手女優の荻野可鈴、「シークレットガールズ」の冨田真由、「PASSPO☆」の増井みお、根岸愛らが出演。監督は「からっぽ」の草野翔吾。「アリスインプロジェクト THE MOVIE」と題して、「終焉少女 Last Girl Standing」と2本立て上映。
青春
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間40分
- 監督草野翔吾
- 主演荻野可鈴
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河原に秘密基地を作る10歳(堀ひかる)、狭いダクト掃除のバイトを始める21歳(石上亮)、娘の引きこもりに戸惑い、コインランドリーで時間を過ごす45歳(大杉漣)、違法駐車の切符を切り続ける65歳(麿赤兒)。それぞれ問題を抱える彼らは、ラジオから流れる地震発生のうわさを耳にし、自らの問題と向き合い始めるが……。
ネット上の声
- 「からっぽ」「僕が修学旅行に行けなかった理由」「にがくてあまい」「世界でいちばん
- 「にがくてあまい」の草野翔吾監督の初期の作品
- 別々に進行してた話がひとつの軸で合致する
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督草野翔吾
- 主演堀ひかる
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川口春奈、林遣都の主演で、小林ユミヲによる同名コミックを実写映画化。農家の娘だが野菜が嫌い、料理はできない、部屋は荒れ放題、私生活はだらしない、しかし仕事には燃えるキャリアウーマンの江田マキ。そんなマキがひょんなことからオーガニック野菜を愛するゲイのイケメン美術教師・片山渚との同居をスタートする。なにかと衝突するマキと渚だったが、渚の作るオーガニック野菜料理に野菜嫌いのマキが癒されていく。そして、それぞれが抱える問題が解決していく中で、マキと渚はお互いが大切な存在に変わっていく。
ネット上の声
- 林遣都がゲイである必要性が全くない
- 地味だけど間違いなく良作!(*^^*)
- 心地よい空気感のラブコメ
- 林遣都の手元が素敵です!
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督草野翔吾
- 主演川口春奈
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群馬県桐生市を舞台にしたご当地映画。監督は同市出身で、NHK-BSなどでドラマ演出を手がけた経験のある弱冠27歳の若手・草野翔吾。存在感のまったくない高校生・加藤小判は、誰からも存在を意識されていないときのみテレポートできる能力を持っている。しかし、その能力には、テレポートした先で全裸になってしまうという欠点があった。ある日、家を追い出された小判は、誰もいないはずのテレポート先でシーナという女性に出会う。小判の能力に興味をもったシーナもまた帰る家がなく、2人の奇妙な共同生活が始まる。主人公の小判を演じるのは、「告白」などに出演経験のある清水尚弥。ヒロインのシーナ役に「20世紀少年」の平愛梨。
ネット上の声
- えっ! 平 愛梨がスッポンポン?
- 僕なんていてもいなくても同じ
- 早く終わってくれと思えてくる
- 超つまらない!ひどい駄作!
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督草野翔吾
- 主演清水尚弥