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「ティビリヌの修道士殺害事件」を題材にした実話
1990年代、内戦が激化するアルジェリアの山村。そこには、イスラム教徒の村人たちと共存するフランス人のカトリック修道院があった。院長クリスチャンをはじめとする修道士たちは、医療の提供などを通じて地域に深く根差していた。しかし、イスラム過激派のテロが激化し、外国人にも脅威が迫る。フランス政府は帰国を勧告するが、彼らは「去るべきか、残るべきか」という究極の問いに直面。死の恐怖と信仰の狭間で揺れ動きながら、彼らは愛する村人たちを見捨てず、この地に残るという一つの重大な決断を下す。静かな祈りの先に待つ、彼らの運命とは。
ネット上の声
- 彼らを殺したのは宗教なのか、政治なのか。
- イスラム側をもっと描ければ5点満点です。
- 圧倒的なパワーに余韻がなかなか収まらず
- 密室にいたのでは何も解からない
誘拐、 テロリストとの死闘を描いた、 実話
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督グザヴィエ・ボーヴォワ
- 主演ランベール・ウィルソン
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第一次世界大戦下のフランス。男たちが去った農場を、女たちの手で守り抜く、静かで力強い生命の讃歌。
1915年、第一次世界大戦が激化するフランスの田園地帯。農家の男たちは次々と戦地へ召集され、農場には母オルタンスと娘ソランジュら女たちだけが残される。過酷な農作業と戦争の影に苦しむ彼女たちのもとに、身寄りのない若い女性フランシーヌが働き手としてやって来る。彼女の勤勉な働きぶりは、農場に新たな活気をもたらし、オルタンスの信頼を得ていく。しかし、戦地から一時帰還した息子との間に芽生えた淡い恋が、女たちの間に静かな波紋を広げる。戦争という大きな時代のうねりの中で、土地と家族を守り、懸命に生きる女性たちの姿。
ネット上の声
- 87点:困難でも希望を持って生きてゆく女性
- 農耕機の遍歴とミシェル・ルグランの音楽
- 画家の中で最もミレーが好きなんです
- タイトルなし(ネタバレ)
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス,スイス
- 時間135分
- 監督グザヴィエ・ボーヴォワ
- 主演ナタリー・バイ
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喜劇王チャップリンの遺体が盗まれた実際の事件を題材に、マヌケでドジな2人組が巻き起こす大騒動を描いたヒューマンコメディ。「神々と男たち」でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞したグザビエ・ボーボワ監督が、チャップリンの遺族の全面協力を得て完成させた。1978年、喜劇王チャップリンの遺体がスイスのレマン湖畔にある墓地に埋葬された。それを知ったお調子者の男性エディは、入院中の妻と幼い娘を抱えてどん底の生活を送る親友オスマンを誘い、チャップリンの棺を盗んで身代金をせしめようと思いつく。しかし計画は穴だらけで、ツキにも見放された2人は窮地に追い込まれてしまう。主演は「ココ・アヴァン・シャネル」のブノワ・ポールブールドと「この愛のために撃て」のロシュディ・ゼム。チャップリンが晩年を過ごした邸宅や実際の墓地で撮影を行ない、チャップリンの息子や孫娘も特別出演している。「シェルブールの雨傘」などの巨匠ミシェル・ルグランが音楽を担当。
ネット上の声
- チャップリンさん、今の日本どう思います?
- チャップリンさん今の日本どうですか?
- 悪いハナシではないが、まだるっこしい
- チャップリン銀幕100周年記念映画です
ヒューマンドラマ、 実話
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督グザヴィエ・ボーヴォワ
- 主演ブノワ・ポールヴールド