全48作品。市川徹監督が制作した映画ランキング

額に汗して激動の近代日本を駆け抜けた真の実業家、浅野総一郎の半生を描いた伝記ドラマ。監督は「男前　日本一の画家（えかき）になったる！」の市川徹。主演に新人の網本圭吾。共演に寺田農、六平直政。

1883年、イギリス留学から戻った譲吉（加藤雅也）は、先祖代々続いていた医者の家を継がず、「万人の命を救いたい」との思いから化学者として生きることを決意。その翌年、ニューオリンズにいた30歳の譲吉は、18歳のキャロライン（ナオミ・グレース）と運命の出会いを果たし、数々の困難を乗り越えて結婚する。

米ワシントンD.C.のポトマック川沿いに桜並木を植え、日米の懸け橋となるべく奔走した化学者・高峰譲吉の半生を描いた伝記ドラマ。若くして渡米した高峰は、タカヂアスターゼの発見や止血剤アドレナリンの結晶化などで成功を収める。しかし1904年、日本はロシアとの戦争に突入。米国内では日本が敗戦するとの声が多く、高峰は複雑な心境にあった。そんな折、アメリカに桜を咲かせたいと願う旅行家兼文筆家のE・R・シドモアと知り合った高峰は、彼女の夢を実現させるべく日本から2000本の桜の苗木を取り寄せるが……。

ビジネスやくざたちがセコいシノギに精を出す任侠コメディー。オリジナルビデオを中心に活躍する市川徹監督が、嵐山光三郎の同名原作を映画化した。主演は「首領（ドン）への道」シリーズの武蔵拳。

横浜、野毛、そこにあるJAZZの老舗中の老舗「ちぐさ」を舞台に、貧乏探偵が大活躍するハマムービー。やっぱり探偵映画はヨコハマがよく似合う。そして、昭和の香り満載の野毛。その野毛も、このコロナ騒動から閑散としている。らしさのなくなったこの町に、もう一度活力を戻そう。ジョージ・ガーシュイン「スワニー」に乗って、横浜らしさ満載の、エンターテイメント探偵物語。©2021リバイブ株式会社

自分を信じ、再び歩き出した主人公が掴んだものは、夢か蜃気楼か。地元を愛するすべての人に贈るハートフルコメディー。海と山が近く、両方の恵みを受ける富山県魚津市。情熱的な祭り。蜃気楼。主人公は生まれ育った魚津に戻り、親しい人に囲まれながら暮らす日々。そして、家族や友人に支えられながら、“地元にいる意味”“自分にしかできないこと”を探し求める。©2015タカオカンドリーム社　株式会社Rei23

49歳の脚本家・三枝三郎（渡辺裕之）は、いまだにパソコンが苦手で万年筆を愛用している。主婦・薫（竹内晶子）は義母の介護に疲れ、医師のすすめで2泊3日の一人旅をしていた。たまたま同じ電車に乗った2人は氷見で降り、改札口で譲り合った。当初、三郎は薫の威圧的な態度にムッとするが、なぜか彼女には心を許せそうな予感がする。薫の強い希望で赤いオープンカーをレンタルし、2人は一緒に氷見の町を観光する。夕食を共にし、翌日も一緒に観光することを約束する。氷見の美しい自然や素朴な町並みに、優しく包み込まれていく2人。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、日常へ戻るときが近づいてくる。

ネット上で大反響を呼び書籍化されたハウツー本「通勤電車で座る技術！」を映画化したラブコメディ。一流企業の秘書課に勤める貴子は、ひょんなことから同じ会社で働く大輔と出会う。「過敏性腸症候群」である大輔が電車に乗るだけで便意を催してしまうことを知った貴子は、大輔に協力して通勤電車で座る方法を探すことに。やがて、貴子は大輔にほのかな恋心を抱くようになり……。主演はハリウッドでも活躍する元アイドルの田村英里子。

世界一のプロレスラーを目指して上京した一人の若者が、真のプロレス道に目覚める姿を描いた熱血青春コメディ。監督はＯＶ『ファンキー・モンキー・ティーチャー3』の市川徹。原作は『週刊少年マガジン』 『週刊ヤングマガジン』連載の小林まことの同名漫画。主演は、空手やキックボクシングを経て、芸能界入りした佐竹雅昭。

大阪のとある街で、暴力団黒澤会の組員ばかりを狙った連続殺人事件が発生する。被害者は鋭利な刃物で斬殺され、その鮮やかな手口からプロの仕業だと考えられた。幹部の荒巻（遠藤憲一）が犯人の割り出しを急ぐ中、由衣（美崎悠）という女の存在が浮かび上がる。それはある事件の記憶を呼び起こす、新たな事件の始まりだった。

浅野財閥を一代で築きあげた実業家・浅野総一郎の青年時代を、激動の明治時代を背景に描いた歴史ロマン。明治4年。故郷の富山県氷見で事業をおこすも失敗した24歳の総一郎は上京を決意する。開港景気に沸く横浜へたどり着いた総一郎は、故郷の先輩である小倉屋のアドバイスを受けて竹皮商をはじめることに。事業が軌道に乗りはじめたころ、総一郎は貸蒲団屋の女中サクと互いに惹かれあうようになり……。主演は「破天荒力」の水元秀二郎。

地方のケーブルテレビ局を舞台に繰り広げられるハートフル・ドラマ。福井県越前市のケーブルテレビ局に、かつて東京で高視聴率を誇ったキャスター箕田三郎が着任してきた。方向性の違いからベテランキャスターの薫らと対立してばかりの箕田だったが、地域のため番組づくりに励む薫の姿や地元の人々との交流を通し、自身のキャリアやケーブルテレビの役割について見つめ直していく。丹南ケーブルテレビが地域貢献事業の一環として製作した。