-
若月彰、中城ふみ子の原作を「心に花の咲く日まで」の共同脚色者の一人田中澄江が脚色し、「月は上りぬ」の田中絹代が監督、「こころ」の藤岡粂信が撮影を担当する。主なる出演者は「自分の穴の中で」の月丘夢路、「こころ」の森雅之、「志津野一平 愛欲と銃弾」の大坂志郎、「くちづけ(1955)」第一話の杉葉子、「王将一代」の田中絹代、「少年死刑囚」の木室郁子、新人葉山良二(二十八年度ミスター平凡)など。
ネット上の声
- 癌がテーマの作品って結構あると思うけど、こんなに悲しくなったのは初めてです
- 札幌大通公園 雨の日の豊平バス停
- 田中絹代が巨匠たちの「サポート」から完全に自立し、女性脚本、女性主演で女流歌人の
- 私のような生真面目人間には主人公の行動は解せないが、解説を読むとこの映画の存在自
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督田中絹代
- 主演月丘夢路
-
梁雅子の『道あれど』を原作に「女ごころ」の田中澄江が脚色、「流転の王妃」の田中絹代が監督した社会ドラマ。撮影は「別れて生きるときも」の中井朝一。
ネット上の声
- フェミニズム映画というともすれば雑な括りすら憚られるほど作家性と娯楽性の両立がな
- 女性映画だけど、溝口とは女の汚さや欲を描いた点で違うのかな、、?まさかの淡島千景
- 「売春」ばかりが言及されて「買春」する方の存在は透明化されるのって現代にも通じる
- フェミニズムの観点で意義のある作品だとは思うが、映画として面白かったかと言われる
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督田中絹代
- 主演原知佐子
-
斎藤良輔、小津安二郎が共同で執筆した脚本を、田中絹代が「恋文(1953)」に次ぐ第二回作品として監督に当り、「かくて夢あり」の峰重義が撮影に当る。主なる出演者は映画の役名をそのまま芸名とした四方正夫改めの新人安井昌二、「女人の館」の北原三枝、「悪の愉しさ」の杉葉子、「喧嘩鴉」の山根寿子、「二十四の瞳(1954)」の笠智衆、「三つの愛」の三島耕、「鶏はふたたび鳴く」の佐野周二のほか、小田切みき、田中絹代、汐見洋など。
ネット上の声
- 小津タッチの佳作
- 666は恋の暗号
- ▪︎小津が撮る予定だったけど田中絹代に譲った作品(脚本は小津と斎藤良輔)、監督第
- 田中絹代監督作だが、脚本は小津安二郎でカメラワークや台詞回しに強く影響を感じさせ
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督田中絹代
- 主演笠智衆
-
田中絹代の第一回監督作品で、朝日新聞に連載された丹羽文雄の原作を、「日本の悲劇」の木下恵介が脚色している。撮影は「明日はどっちだ」の鈴木博、音楽は「南十字星は偽らず」の斎藤一郎の担当。キャストは「蟹工船」の森雅之、「地の果てまで」の久我美子、「東京物語」の香川京子、「お母さんの結婚」の加島春美、「雨月物語」の田中絹代などである。
ネット上の声
- 木下+成瀬対溝口 仁義なき代理戦争?
- 豪華すぎるゲスト出演者たち!
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督田中絹代
- 主演森雅之
-
満州国皇帝溥儀の弟、溥傑氏の妃として波乱の半生を送ってきた愛新覚羅浩の自伝の映画化。「野火」の和田夏十が、脚本を書き「乳房よ永遠なれ」以来、久しぶりに田中絹代が監督した。撮影は「かげろう絵図」の渡辺公夫。
ネット上の声
- なにか強烈に記憶にのこるというタイプの作品ではないが、さすがと言うべき田中絹代の
- そらまあどう見てもセットにしか見えないのだが、この「総天然色」としか形容のできな
- 田中絹代さんの監督作品初めて見たかも?劇中人物の虐げられっぷりとガッツが勝手に俳
- 今までの幾多の戦争の歴史があるにも関わらず、中立や戦わないことを現実的じゃないっ
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督田中絹代
- 主演京マチ子
-
今東光の原作を「江戸っ子繁昌記」の成澤昌茂が脚色。「女ばかりの夜」の田中絹代が監督した悲恋もの。撮影は「人間の条件 完結篇」の宮島義勇。
ネット上の声
- お吟の美しさと衣装の華やかさで最後まで見たが、高山右近とのラブストーリーはそこま
- 溝口の系統の女の重苦しさは上手だけど、きっかけたる仲代達矢と有馬稲子のロマンスが
- 田中絹代監督の溝口健二作品系譜を継承する力作だが、にんじんくらぶ製作で致し方なか
- 主人公のお吟が情熱的、利休や母親、侍女はお吟のために一生懸命なのに右近がヘタレ
時代劇
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督田中絹代
- 主演有馬稲子