全6作品。フィリップ・サヴィル監督が制作した映画ランキング

聖書の言葉を忠実に映像化。イエス・キリストの生涯と教えを、使徒ヨハネの視点から描く壮大な物語。

舞台はローマ帝国統治下のユダヤ。預言者ヨハネによる洗礼から、イエスの公生涯が始まる。数々の奇跡を起こし、「神の愛」を説くイエスのもとには、多くの民衆と12人の弟子たちが集う。しかし、彼の教えは当時の宗教指導者たちとの間に深刻な対立を生み出していく。最後の晩餐、そしてゴルゴダの丘での磔刑。最もイエスを愛したとされる弟子ヨハネの福音書に基づき、その言葉、行動、そして人類へのメッセージを克明に再現。信仰と裏切り、愛と犠牲が交錯する、人類史における最重要の物語の目撃。

19世紀デンマーク。貧しい靴屋の息子が、世界的な童話作家になるまでの夢と現実が交錯する奇跡の物語。

19世紀初頭のデンマーク。貧しいながらも豊かな想像力を持つ少年、ハンス・クリスチャン・アンデルセン。歌手になる夢を抱きコペンハーゲンへ上京するも、厳しい現実に直面。彼の目的は、自らの物語で人々を魅了する作家になること。しかし、彼の前に立ちはだかるのは、貧困、社会の無理解、そして孤独との戦い。「みにくいアヒルの子」「人魚姫」といった物語は、彼自身の苦悩と希望の投影。現実の困難を乗り越え、彼の空想が世界に羽ばたく日は来るのか。

平凡に毎日の生活を送っている親子3人の、ある1日のそれそれの体験を描く。製作はジョン・ハンソン、監督はＴＶ出身のフィリップ・サヴィール。サヴィール自らの原案を基にローズマリー・デイヴィスが脚色。撮影はニック・ノーランドとハリー・ハート、音楽はマイケル・ギブス、編集はトニー・ウーラードが各々担当。出演はジャクリーン・ビセット、パール・オスカーソン、シャーリー・ナイト・ホプキンズ、ロバート・パウエル、トーカ・キングズ、マーティン・Ｃ・サーリーなど。

ビクトリア女王時代のロンドンを舞台に、夜の女たちの対策をめぐって展開される大騒動。製作はフィリップ・ブリーンとクルト・アンガー、監督はＴＶ出身のフィリップ・サヴィール。脚本はビクトリア時代の研究家として知られる「思い出よ今晩は！」のデニス・ノーデン、撮影は「茂みの中の欲望」のアレックス・トムソン、音楽は「北西戦線」のミッシャ・スポリアンスキー、美術は「吸血鬼」のフレッド・カーター、編集はピーター・タナーがそれぞれ担当。出演は二役を演じる、「アルフレッド大王」のデイヴィッド・ヘミングス、「血と怒りの河」のジョアナ・ペテット、「キング・オブ・アフリカ」のジョージ・サンダース、「渚のデイト」のダニー・ロバン、ほかにウォーレン・ミッツェル、ジョン・バード、ウォルフ・モーリスなど。イーストマンカラー、メトロスコープ。