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若手監督の登竜門・ぴあフィルムフェスティバル(PFF)で第18回PFFスカラシップを獲得した作品。監督は本作が劇場デビューとなる内藤龍嗣。寂れた港町で父の跡を継ぎ漁師をしている万造は、酒以外の趣味もなく、ひとり寂しく暮らしていた。嫁を探してお見合いパーティに出かけるも、時代錯誤なファッションと寡黙な性格で誰にも相手にされない。そんな万造が、ある日、コケティッシュな女性・美津子に一目ぼれをする。
ネット上の声
- 泣いたっていいんだぜ、ピュアすぎるぜ!
- ハードボイルドコミュニケーションの妙
- 一風変わった“婚カツ”作品ですな
- なぜ逃げた。わかり易く説明しろ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督内藤隆嗣
- 主演小手伸也
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ぴあフィルムフェスティバルのスカラシップを得て製作した劇場デビュー作「不灯港」が国内外で高い評価を得た内藤隆嗣監督が、Kバレエカンパニーのプリンシパルとして活躍する宮尾俊太郎を主演に迎えて描いた短編作品。マタギを生業とする山奥の小さな村。寡黙で真面目な鉄砲撃ちの青年・吾郎は、山に宿るという女神を敬い、師匠や仲間とともに伝統的な手法で狩りを行っている。恋仲にある由恵との結婚も真剣に考え、愛し合う2人は幸せの絶頂にいるはずだったが、ある日突然、悲劇が襲う。山の女神の怒りに触れてしまったのかと失意の底に落ちた吾郎は、山の中で不思議な世界に迷い込んでしまう。宮尾が主人公の吾郎、恋人の由恵を橋本マナミを演じ、ブラザートムが師匠の平蔵役に扮した。内藤監督が2009年に手がけた短編「梅子」が同時上映。
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間35分
- 監督内藤隆嗣
- 主演宮尾俊太郎
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青春と性をテーマにした「青春Hシリーズ」第4作。「不灯港」で国際的に高い評価を得た内藤隆嗣監督がメガホンをとる。高層マンションに住むデイトレイダーの麗子は、経済的に余裕はあるが心は満たされない日々をおくっていた。一方、肉体労働で生計を立てる二郎は愛情に飢えていた。全く異なる世界に暮らす2人は、本能的に激しく互いを求め合う。
ネット上の声
- 邦画が凋落した要素が詰まった作品
- 現代の男性には無いもの?
- 青春Hシリーズの初期作品
- 「俺が頼んだチーズだ」
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督内藤隆嗣
- 主演相川由季
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青春と性をテーマに監督たちが独自の個性で自由に製作する「青春H2(セカンド)」シリーズの10作目。ぴあフィルムフェスティバル出身で長編デビュー作「不灯港」が高い評価を受けた内藤隆嗣監督が描くロードムービー。勤めていたゲームセンターが閉店してしまった二郎は、バイクを走らせ東北へと向かう。東日本大震災の生々しい傷跡を目にした二郎は、行くあてのない旅の中でさまざまな人と出会う。しかし、かつての恋人すみれのことが忘れられず、すみれに会いに行くが……。
ネット上の声
- 汗と涙のミルフィーユ〜の歌の続き気になる!
- まじで意味わからんかった
- 都会の雑踏の中で
- 意外と優しい顔
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督内藤隆嗣
- 主演熊野晋也
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ぴあフィルムフェスティバルのスカラシップを獲得して手がけた劇場デビュー作「不灯港」で注目された内藤隆嗣監督が、2009年に手がけた短編作品。19年に内藤監督の短編「吾郎の新世界」と併映で劇場公開。山と海に挟まれた平凡な町に暮らす独身男の次郎は、同じ町に住む兄の太郎から、夫婦水入らずの海外旅行に出かける間、7歳の娘・梅子を預かってほしいと頼まれる。子どもの扱いに慣れない次郎と、なかなか心を開かない梅子。2人の生活が始まって数日後、次郎の財布からもらったばかりの給料が消えてしまう事件が起こり、次郎は疑心暗鬼にかられるのだが……。主人公・次郎役は名バイプレイヤーの菅田俊、梅子役は本作の後に「きな子 見習い警察犬の物語」などに出演する当時子役の大野百花。また、次郎の兄・太郎を18年2月に急逝した大杉漣が演じている。
ネット上の声
- 菅田俊さんと大杉漣さんが兄弟って渋すぎでしょ!ってトコを気持ちよく裏切ってくれる
- 微笑ましい
- 微笑ましい
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督内藤隆嗣
- 主演菅田俊