全20作品。ラス・メイヤー監督が制作した映画ランキング

砂漠を疾走する3人の悪女。退屈を破壊する、暴力とエロスのノンストップ・カーチェイス。

カリフォルニアの灼熱の砂漠。リーダーのヴァーラ率いる3人の凶暴でセクシーなゴーゴーダンサーたちの退屈な日常。そんな日常は、カーレース中のカップルとの出会いで一変。些細な口論から男を殺害し、女を人質に取る彼女たち。偶然知った大金を狙い、不気味な老人が息子たちと暮らす屋敷へと向かう。目的はただ一つ、金の強奪。しかし、その屋敷に渦巻く欲望と狂気が、彼女たちの計画を予測不能な方向へと導いていく。暴力とエロスが炸裂する、壮絶なサバイバルの始まり。

退屈な郊外の昼下がり。美しき人妻イヴと、たくましい便利屋。偶然の出会いが巻き起こす、セクシーで危険なコメディ。

完璧だが退屈な郊外の邸宅で、満たされない日々を送る美しき人妻イヴ。ある日、水道修理にやってきた肉体派の便利屋と、雷に打たれたような恋に落ちる。夫の目を盗んで逢瀬を重ねる二人の秘密の関係は、好奇心旺盛な隣人たちの存在でスリル満点。やがて、イヴは便利屋と共に、胡散臭い夫のビジネスの秘密を知ってしまう。単なる火遊びだったはずの関係は、予測不能な復讐劇へと発展。

巨乳こそが正義！荒野の西部に咲き乱れる、グラマーでワイルドな美女たちが、欲望渦巻く町でお宝を巡るお色気アクションコメディ。

舞台は開拓時代の無法地帯、アメリカ西部の寂れた町。ダイナマイトボディを武器に生きる、タフでセクシーな三人の美女たちは、この町に隠されているという伝説の財宝の噂を耳にする。一攫千金を狙う彼女たちだったが、お宝を狙うのは他にもいた。好色な保安官、強欲な悪党一味も入り乱れ、町は一触即発の状態に。銃弾が飛び交う中、美女たちは自慢のプロポーションと知恵を駆使して、欲望にまみれた男たちを出し抜こうと画策する。最後に莫大なお宝を手にするのは誰なのか。セクシーでパワフルな女たちの仁義なき戦いが今、始まる。

倦怠期の夫が出会ったのは、魔女と噂される奔放な美女。常識が覆される、官能と狂気のサイケデリック・ドラマ。

舞台はアメリカの田舎町。退屈な結婚生活を送るラジオ局のDJ、バート。彼の前に現れたのは、森に住む野性的で美しい少女エンジェル。彼女との情熱的な関係は、バートの抑圧された欲望を解放。しかし、エンジェルを魔女と信じる町の人々との対立が激化。現実と幻想が入り混じる中、バートが下す決断とは。常識を破壊するラス・メイヤー流の愛の物語。

欲望を持て余す若き人妻ローナ。夫の留守中に現れた脱獄囚との出会いが、彼女を破滅的な運命へと導くエロティック・ノワール。

アメリカの田舎町。若く美しい人妻ローナは、製材所で働く夫との愛のない生活に性的欲求不満を募らせていた。夫が仕事で家を空けたある日、彼女の前に一人の男が出現。彼は刑務所から脱獄してきた凶悪犯。男の野性的な魅力に抗えず、ローナは危険な情事へと溺れていく。しかし、その禁断の関係は、予期せぬ夫の帰宅によって血塗られた悲劇へと転落。抑えきれない欲望が招いた、逃れられない破滅の物語。

1920年代ハリウッド。一夜のワイルドなパーティーが、嫉妬と暴力、そして欲望渦巻く狂乱の宴へと変貌する。

狂騒の1920年代、ハリウッド。サイレント映画のスター、ジョリー・グリムは、落ち目のキャリアを復活させるため、美しき愛人クイーニーと共に盛大なパーティーを開催。アパートに集うのは、野心的な女優、落ちぶれた俳優、権力者など、一癖も二癖もある人々。禁酒法時代の酒が振る舞われ、ジャズが鳴り響く中、隠された欲望と嫉妬が爆発。クイーニーとハンサムな男との情事が、ジョリーの暴力的な嫉妬心に火をつけ、華やかな宴は危険で退廃的な修羅場と化す。野心と欲望が交錯する、狂乱の一夜。

セックスを武器に、心の赴くままに生きる女の行状記。製作、監督、撮影は「真夜中の野獣」のラス・メイヤー、ストーリーはラス・メイヤーとアンソニー・ジェームズ・ライアンの共作。脚色はロバート・ルーデルソン、音楽は「真夜中の野獣」のイーゴ・カンターが担当。出演はエリカ・ギャビン、ガース・ピルスベリー、ハリソン・ページ、ジョン・エバンズ、ヴィンシーン・ウォーレスなど。メトロカラー、メトロスコープ。1968作品。

湿地帯の孤立したキャビンで渦巻く、欲望と暴力。巨匠ラス・メイヤーが描く、エロティック・スリラー。

アメリカ南部の蒸し暑い湿地帯。人里離れたキャビンに住む好色な老人デューイと、彼に支配される若く美しい3人の女たち。ある嵐の夜、道に迷ったハンサムな青年が偶然その家を訪れる。彼の出現は、抑圧されていた女たちの欲望と脱出への渇望に火をつけた。嫉妬と疑念が渦巻く中、閉ざされた空間は性の駆け引きと暴力が支配する危険な舞台へと変貌。逃げ場のない極限状況の果て。

1960年代サンフランシスコの熱狂！巨匠ラス・メイヤーが切り取る、トップレスダンサーたちのパワフルな偽ドキュメンタリー。

舞台は1966年、自由と解放の気風に満ちたサンフランシスコ。当時、一大ブームを巻き起こしていたトップレス・バーの喧騒の只中へ、「巨乳映画の帝王」ラス・メイヤーのカメラが潜入。本作は、そこで働くダンサーたちの日常とパフォーマンスを追った偽ドキュメンタリー。彼女たちはなぜ踊るのか。インタビューを通して語られる、それぞれの人生観。サイケデリックな音楽と過激な映像で綴られる、時代の空気そのもの。単なる見世物ではない、女性たちの圧倒的な生命力とエネルギーの記録。

レイモンド・Ｆ・ロックとウィリアム・Ｅ・スプラーグの脚本を、「肉体の罠」のラス・メイヤーが監督した性的変質者の愛欲ドラマ。撮影はウォルター・シェンク。音楽はヘンリー・プライスが担当した。出演はハル・ホッパー、アントワネット・クリスチャーニ、ジョン・ファーロングほか。製作はラス・メイヤーとジョージ・コステロ。

快楽に目覚めていく女たちの姿をヴァイオレンスとエロティシズムあふれるタッチで描いた一編。監督・脚本・撮影・編集は、60～70年代巨乳女優ばかりが登場する低予算ソフトポルノで名を馳せた「ファスター・プシィキャット！キル！キル！」「スーパーヴィクセン」のラス・メイヤー。音楽はイーゴ・カンターと「スーパーヴィクセン」のウィリアム・ルーズ。出演はリンダ・アシュトン、ラリッサ・エリィ、「スーパーヴィクセン」のウッシ・ディガードの3人の巨乳女優に、ラス・メイヤーの常連俳優から後年「フィラデルフィア」などジョナサン・デミ作品でも顔を見せるチャールズ・ネイピアほか。

アメリカ・バーレスクの雄ピーター・Ａ・ティセンツィが、オークランドにあるエルリー劇場のバーレスク「フレンチ・ピープショウ」を撮ったもの。監督はラス・メイヤー、出演は同劇場のスター、テンペスト・ストム、トリッド・テリーら。日本のストリップ演出に多くの影響を与えたストリップ映画のクラシック。