2011年3月11日に起こった東日本大震災後、被災地となった出身地の岩手県大槌町を記録したドキュメンタリー「槌音」を手がけた大久保愉伊監督が、生まれ育った故郷の記憶と風景を、未来の姪に向けたメッセージを語るビデオレターのように収めたドキュメンタリー作品。津波によって大きな被害を受けた大槌町は、かさ上げ工事でかつてあった場所が土に埋もれていく。大久保監督は、震災後に生まれ、震災から30年後の2041年に28歳になる姪に向けて、彼女が大人になるころには見られなくなる風景を映画で伝えようとする。
ネット上の声
- この映画を見たことを家族にいうと、わたしと大槌のエピソードを教えてくれました
- わたしもわたしなりの、記憶を記録として残さなければ、と思った
- 監督のお爺ちゃんが若かりし頃の
- 肥大した自己としての街の記憶
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間53分
- 監督大久保愉伊
- 主演---