過去の恋が引き起こす、美しき復讐劇。老作家と元恋人、そしてその弟子が織りなす愛憎の物語。
舞台は1980年代のフランス、パリ。著名な老作家の大庭は、かつて深く愛し、そして捨てた女性、音子と再会する。今や女流画家として成功した音子。彼女の傍らには、音子を母のように慕う若く美しい弟子、螢子がいた。師である音子が大庭によって受けた心の傷を知った螢子は、密かに復讐を決意。その美貌を武器に大庭の息子に近づき、破滅へと導こうと画策する。純粋な思慕は、やがて狂気じみた執着へと変貌。絡み合う四者の愛憎が、誰も予期せぬ悲劇的な結末へと向かう。
ネット上の声
- 川端康成の原作を、フランスのジョイ・フルーリと、ピエール・グリエが脚色、 ジョイ
- ランプリングも良いがなんといってもミリアム・ルーセルの魅力に尽きる
- 日本初公開時(1987年4月25日)、俳優座シネマテンで鑑賞
- 日本で映画化された20年後にフランスで映画化
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジョイ・フルーリー
- 主演シャーロット・ランプリング