-
「今、僕は」「蜃気楼の舟」の竹馬靖具監督による短編で、元恋人同士の男女を描いた恋愛ファンタジー。7年ぶりに海沿いのレストランで出会った慧也と佳苗。その街はかつて恋人同士だった2人が、最後に訪れた場所だった。結婚した慧也は妻と娘の家庭を築き、慧也と別れたあとに就職をした佳苗は、現在の恋人に結婚を申し込まれている。思いがけない再会によって、2人が感じた戸惑いとためらい。2人は再会を懐かしみ、今と過去、そして未来の話を始める。やがて2人は今の自分から、過去の相手と、時を超えた会話を始める。2人組バンド「jan and naomi」の楽曲「dab♭」にインスピレーションを受けた竹馬監督が書き上げたオリジナル脚本で、「jan and naomi」の2人も本人役で出演している。
ネット上の声
- 上映時間37分
- たまにいくバーの女性マスターに宣伝されて気になってはいたものの、前回のアップリン
- 時間という概念をこんなに形而下的に表現できる事に驚く
- 最近お気に入りの足立智允さんが出ているので鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間37分
- 監督竹馬靖具
- 主演足立智充
-
「蜃気楼の舟」「ふたつのシルエット」などで注目される新鋭・竹馬靖具監督が、出会ったばかりの男女が流れるように街をさまよい、あいまいな会話のなかに真実を探り合う姿を描いた恋愛映画。
会社を辞めた里美は、姉の営む雑貨店で店番をしている。彼女が店番をしている時、店に恋人を待つ智徳という男がやってくる。2人はふとしたきっかけで、店を出て東京の街を歩きながら語り合うことになる。よく知らない相手だからこそ、言えることもある2人。互いに話していることが事実なのか分からないまま、2人は徐々にひかれあっていくのだが……。
思ったことを素直に口にしているようで、どこか本音がつかめない里美を「寝ても覚めても」の唐田えりかが演じ、ミステリアスな里美に戸惑いながらもひかれていく智徳役を「ONODA 一万夜を越えて」の遠藤雄弥が務めた。
ネット上の声
- 唐田えりかさんの役柄が自分はサバサバしてる女〜本音を言う女〜って勘違いしてるけど
- 徹底的に感情を排し、言葉の持つ力や放たれる台詞の波及力に信頼を委ね...
- そっちの方へ、流れたんかいっ(ビシッ)
- 軽やかな軽はずみな詩的冒険映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督竹馬靖具
- 主演唐田えりか
-
母親と2人で暮らす20歳の悟は、仕事にも学校にも行かないニート状態。部屋に引きこもり、ゲームや漫画、ジャンクフード以外を拒否して暮らしていたが、ある朝、母親の友人・藤澤が現れ、半ば強引に悟を仕事場へ連れて行く。藤澤は悟の社会復帰のため努力するが、予期せぬ悲劇が悟を狂気へと押しやっていく……。若手・竹馬靖具が主演・監督を務める現代の若者の脱落・再生を描いた意欲作。
ネット上の声
- 引きこもり青年のドキュメンタリーは過去に何回か観たことはあるけど、劇映画は初かも
- ついにアップリンククラウドを利用し始めました
- ニートを真正面から取り扱った作品
- イライラヒリヒリする感情
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督竹馬靖具
- 主演竹馬靖具
-
ホームレスの老人たちに住居を与えて生活保護費を搾取する「囲い屋」の青年を描いたドラマ。幼い頃に母を亡くし、父に捨てられたつらい過去を持つ男。友人に誘われて囲い屋の仕事を始めた彼は、劣悪な環境でモノのように扱われる老人たちに対して罪悪感を抱くこともなく、淡々と毎日を過ごしていた。そんなある日、男はホームレスたちの中に、自分の父を発見する。思いがけない再会に初めて感情を動かされた男は、何かに導かれるように父を連れて囲い屋を飛び出す。この時から、彼の現実ともうひとつの不思議な世界が交錯し始める。出演は「たそがれ清兵衛」の田中泯、「朱花の月」の小水たいが。ひきこもりの青年を描いたデビュー作「今、僕は」で高く評価された新鋭・竹馬靖具が監督・脚本を手がけ、坂本龍一がテーマ曲を担当した。
ネット上の声
- 「生きる希望」を描く映画は数多くある中で、「生きることの無意味さ・虚しさ」をテー
- 途中から幻想のような白日夢のような展開に
- 竹馬監督2作目
- ホームレスを囲い込んでその生活保護費をピンハネする、いわゆる「囲い屋」をえがく
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督竹馬靖具
- 主演小水たいが