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長い反対運動を経てダム建設が決定した広島県灰塚地域。美術家・写真家・建築家からなるユニット“PHスタジオ”は、建設に伴い20万本以上もの木が伐採されることを知り、“森の引越し”をテーマとするアートプロジェクトを開始した。伐採された木で巨大な船をつくり、ダムの水を利用して山頂まで移動させようというのだ。12年に渡るプロジェクトの全貌を、「ニュータウン物語」の本田孝義監督が穏やかな目線で捉えたドキュメンタリー。
ネット上の声
- 【特薦】ゾウリムシの祭り、アートの嗅覚
- 至って普通のドキュメンタリー
- 涙と笑いが静かにこみあげる
- ワクワクしました!
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督本田孝義
- 主演---
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「TOKYO 0円ハウス 0円生活」「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」などの著作や、東日本大震災後に故郷の熊本に作った避難所「ゼロセンター」などで知られる若手建築家・坂口恭平のドキュメンタリー。早稲田大学建築学科在学中に路上生活者と出会い、家や都市、生活について考えをめぐらせてきた坂口は、2010年11月、「モバイルハウス」の製作に着手。ホームセンターで購入できる材料で、移動可能な車輪つきの小さな家を作り始める。多摩川の河川敷で長年生活し「多摩川のロビンソンクルーソー」と呼ばれる路上生活者の手ほどきを受け、2人の師弟のような関係も映し出されていく。
ネット上の声
- リア充の為のDIY超入門講座?
- 時代の最先端
- ロマンチック
- 映画単体として観たらピンと来ないかもしれないが、坂口恭平の本を読んで彼の考え方に
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督本田孝義
- 主演坂口恭平
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「モバイルハウスのつくりかた」の本田孝義が、25歳でこの世を去った俳人・住宅顕信(すみたくけんしん)の俳句に生きた人生を、生きづらさを感じている現代の中学生に重ね合わせて描いていく、初の劇映画監督作。2017年、放課後の校内で見回りをしていた師岡敬教頭は、掃除用具ロッカーに閉じ込められていた生徒・小堀明彦を発見する。散らかっていたゴミの中に見つけた紙には「予定は決定ではなく未定である」と記されていた。その言葉は、かつて師岡が出会った少年・住宅春美、後の住宅顕信が書いたものだった。住宅春美が高校には進学せず、調理師学校に行くことを聞かされてから数年後、師岡の元に住宅春美から一通のハガキが届く。そこには春美が仕事を辞めて浄土真宗の僧侶になり、法名を顕信としたことが記されていた。住宅顕信が自宅に作った「無量寿庵」を訪れた師岡は、顕信から五七五にとらわれない自由律俳句に凝っていることを聞かされる。
ネット上の声
- 単なる伝記的な映画ではなく現代のいじめも絡めた作品❗
- 小豆島の尾崎放哉記念館とお墓と資料館を訪れ、自由詩のガツンとくる表現に惹かれて関
- この顕信に憧れるいじめられっ子のターン、要るかな?芝居も中途半端だし
- 岡山市に生まれ、25歳で生涯を終えた夭折の俳人、住宅顕信の生涯を描く
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督本田孝義
- 主演木口健太
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病原体実験施設、国立感染症研究所の移転を巡り、同所の主任研究官でありながら異を唱えるひとりの科学者の姿をとらえた長編ドキュメンタリー。監督は、本作が発の劇場公開作品となる『平野幻想』の本田孝義。撮影も本田監督自らが担当している。山形国際ドキュメンタリー映画祭99参加作品。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
ドキュメンタリー
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督本田孝義
- 主演新井秀雄
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1970年前後、日本の高度経済成長と共に日本全国各地に“新しい街”としてニュータウンが数多く生まれた。”ニュータウン”のひとつである岡山県山陽町山陽団地で育った監督・本田孝義が、経済成長の終焉と合わせるかのように曲がり角を迎えたその地を訪れ、自らの思いを重ね合わせながらその歩みをたどるドキュメンタリー映画。そこで暮らしてきた人々が何を感じながら生活してきたのかを探るため、カメラを片手に様々な人々に出会っていく。
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督本田孝義
- 主演---