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ポーランド映画で初のアカデミー外国語映画賞に輝いた「イーダ」のパベウ・パブリコフスキ監督が、冷戦下の1950年代、東側と西側の間で揺れ動き、時代に翻弄される恋人たちの姿を、美しいモノクロ映像と名歌で描き出したラブストーリー。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。ポーランドの音楽舞踏学校で出会ったピアニストのヴィクトルと歌手志望のズーラは愛し合うようになるが、ヴィクトルは政府に監視されるようになり、パリへと亡命する。夢をかなえて歌手になったズーラは、公演活動で訪れたパリやユーゴスラビアでヴィクトルと再会。パリで一緒に暮らすが、やがてポーランドに戻ることに。ヴィクトルは彼女の後を追ってポーランドも戻るのだが……。
ネット上の声
- 前作の「イーダ」がとても印象深かったポーランドの監督
- ズーラが求めた社会派とロマンスのバランス
- 激動の現代史を意にも介さぬ男女の愛
- 古びて色褪せた『ラ・ラ・ランド』
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国ポーランド,イギリス,フランス
- 時間88分
- 監督パヴェウ・パヴリコフスキ
- 主演ヨアンナ・クーリク
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共産主義体制のポーランドを出てヨーロッパ各国で映画を撮り続けてきた映画作家パベウ・パブリコフスキ監督が、初めて母国ポーランドで撮影した作品。第87回アカデミー賞では、ポーランド映画初となる外国語映画賞を受賞した。歴史の波に翻弄された戦後ポーランドを背景とした少女の成長物語を、モノクロ&スタンダードによるクラシックな映像美で叙情的に描いた。60年代初頭のポーランド。孤児として修道院で育った少女アンナは、初めて会ったおばから自分の本当の名前がイーダ・ベルシュタインであること、そしてユダヤ人であることを明かされる。両親はなぜ自分を捨てたのか、自身の出生の秘密を知るため、イーダはおばとともに旅に出る。日本では「ポーランド映画祭2013」で上映されて好評を博し、14年に単独ロードショー。
ネット上の声
- 余白の多いスタイリッシュな画作り…斬新な構図…どのショットも溜め息が出るほど静謐
- リリカルな映像美、問いかける生きる意味。
- 過去を振り返り、今を生きる意味を考える
- 静かな映像が人の存在感を際立たせている
社会派ドラマ
- 製作年2013年
- 製作国ポーランド
- 時間80分
- 監督パヴェウ・パヴリコフスキ
- 主演アガタ・クレシャ
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イギリス北部ヨークシャーの田舎町を舞台に、2人の少女の危うい関係をつづった青春ドラマ。田舎町で退屈な毎日を送っていた少女モナは、都会から避暑にやって来た高慢な美少女タムジンと出会う。正反対の性格を持つ2人は互いに強くひかれあい、一緒に過ごすように。犯罪者の兄フィルが熱心なキリスト教徒に転身したことに不満を抱えていたモナは、フィルを魔性の魅力で翻弄するタムジンに絶大な信頼を寄せていく。そしてタムジンが父親の不倫や拒食症の姉の死に苦しんでいることを知り、自分だけがタムジンを救えると考えるようになるが……。タムジン役に「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラント。
ネット上の声
- 『イーダ』『COLD・WAR~』のパヴェウ・パヴリコフスキー監督デビュー作
- 快晴が、突然雷雨になるような思春期の感情
- 甘く美しい青春ドラマと思わせておいて…
- のぞき見するように神妙に観てしまう
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督パヴェウ・パヴリコフスキ
- 主演エミリー・ブラント
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「ガタカ」のイーサン・ホークが主演を務めたサスペンスドラマ。アメリカ人の作家トムは別れた妻子に会うためパリを訪れるが、妻に拒絶されてしまう。その後バスの中で荷物を盗まれ無一文になった彼は、たどり着いた場末のホテルで寝泊まりしながら警備員として働き始める。孤独な日々が続く中、謎めいた未亡人マーギットとの出会いにより、トムの人生は好転したかに見えたが……。共演に「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス。「マイ・サマー・オブ・ラブ」のパベウ・パブリコフスキが監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- イーサン・ホークのぼそぼそ声に眠気が・・
- どっからイリュージョンって邦題きた?
- どこからどこまでがイリュージョン?
- メガネ姿のイーサンホーク☆
サスペンス
- 製作年2011年
- 製作国フランス,ポーランド,イギリス
- 時間83分
- 監督パヴェウ・パヴリコフスキ
- 主演イーサン・ホーク