全18作品。永岡久明監督が制作した映画ランキング

ストーカーの男と被害者の女の間に芽生える純愛を描いたドラマ。監督は『爆裂 パチンコ・バトル　さすらいのギャンブラー篇』の永岡久明。脚本は、本作の監修も務めた『完全なる飼育』シリーズなどで知られる小説家の松田美智子。撮影を「大阪のエロ奥さん　昼間からよばい」の村石直人が担当している。主演は、「花と蛇」（石井隆監督作）の未向と「Jam Films／CLEAN ROOM」の津田寛治。

20歳の誕生日を迎えた北川冴子。携帯電話で母と話しながら歩いていると、彼女はいつの間にか薄暗い森の中にいた。携帯電話はつながらず、状況がわからないまま森を彷徨う。すると突然、森の奥の廃墟から血まみれの男が現れ、血を吐いて絶命してしまった…。

あるマンションで若い女性の死体が発見された。警察は自殺と判断したが、彼女の周辺では複数の人物が姿を消している。一方、ある動画共有サイトに、その女性らしき盗撮動画が投稿される。即座に削除されたが、そこに異常なものが映っていたと話題になり…。

ある無人島にバカンスでやってきた10人の男女。そこは呪われた伝説を持つ島だった。何も知らない彼らに謎の影が忍び寄り、1人また1人と無残な死を遂げていく。船はどこかに消えて脱出は不可能。若者たちは恐怖と不安、そして猜疑心に駆られていく。

小学生の頃、ひきこさんに襲われた鈴木篤志と、それを目撃した5人の同級生たち。その日以来、篤志は行方不明になった。10年後、同級生の1人が交通事故で亡くなり、4人は再会した。彼らの担任だった久野瑞穂は、この地区がひきこさんの発祥地だと語る。

認知症の義父による被害妄想をきっかけに、次第に崩壊していく家族を描いた社会派スリラー。高木家の主婦・明子は、近所で道に迷い保護された義父の和雄を心配するが、和男は亡き妻の形見の指輪が仏壇から消えているのを見つけパニックになり、それ以降奇妙な行動を始める。子会社への出向以降、職場の軋轢から意味不明な行動を繰り返し、凶暴性を帯びていく夫の雄一。さらに、高校の寮生活から帰省した息子の真一も人が変わったように反抗的になり、歯車が狂いだした高木家の中で明子は追い詰められていく。そして、高木家のバランスが一気に崩れる瞬間がやってきた。監督は三池崇史作品などで助監督を務め、「ラブレター　蒼恋歌」などを手がけた丹野雅仁。