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人を押しのけてまで出世することが出来ない心優しい武士と、そんな夫を理解し支える妻の心暖まる絆を描いた時代劇。監督は、98年に亡くなった黒澤明監督の助監督として活躍し、本作でデビューを飾った小泉堯史。脚本は、山本周五郎による短編を基にした「まあだだよ」の黒澤明の遺稿。 撮影には「まあだだよ」の上田正治があたり、また撮影協力として「まあだだよ」の斎藤孝雄が参加している。主演は、「まあだだよ」の寺尾聰と「生きたい」の宮崎美子。99年の第56回ヴェネチア国際映画祭緑の獅子賞を受賞。
ネット上の声
- 人間の本質は”善”であると信じたい・・・
- 立派な夫に良妻だから旅は終わらない
- いい映画ってこういうのんやな!
- 心温まる作品で、ホッとします。
時代劇
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間91分
- 監督小泉堯史
- 主演寺尾聰
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時代劇
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小泉堯史
- 主演松坂桃李
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第2次大戦後の戦犯裁判で、信念を貫き、部下の命を守った岡田資の生涯を綴った大岡昇平の「ながい旅」を、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史監督が映画化。第2次大戦時、無差別爆撃を実行した米軍兵士を正式な審理を行わずに処刑した罪で、戦後、B級戦犯として裁判にかけられた元東海軍司令官・岡田資中将。彼は家族が見守る中、法廷で「全ての責任は司令官たる自分にある」と主張する。彼に下された判決とは……。
ネット上の声
- 素晴らしかった《藤田まこと》の、心の演技
- 私たちは学校で何を教わってきたのだろうか
- “描かなかった”のか“描けなかった”のか
- 最上の映画。ゆえの心配もありますが…
裁判・法廷、 戦争、 実話
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督小泉堯史
- 主演藤田まこと
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第146回直木賞を受賞した葉室麟の小説を、「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史監督のメガホンで映画化した時代劇。前代未聞の事件を起こした戸田秋谷は、10年後の夏に切腹すること、そしてその日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じらる。幽閉されたまま家譜の編纂を続け、切腹の日まであと3年となったある日、城内で刀傷沙汰を起こした藩士の檀野庄三郎が、秋谷の監視役としてやってくる。庄三郎は、秋谷が7年前の事件を家譜にどう記しているかを確認して報告し、また、逃亡するようであれば家族もろとも斬り捨てよとの密命を帯びていた。庄三郎は秋谷のそばで過ごし、その人柄や家族とも触れ合ううちに、秋谷が事件を起こしたことが信じられなくなり、7年前の事件の真相を探り始める。主人公・秋谷役は役所広司。役所とは初共演の岡田准一が庄三郎に扮し、第38回日本アカデミー賞では最優秀助演男優賞を受賞した。
ネット上の声
- 小泉堯史監督の真摯な生真面目さと、実直で清廉な武士の生き様が、日本の四季の静謐な
- 過去に劇場で鑑賞した時代劇の中で心に残っているものが幾つかある
- 良いシナリオに良きキャストをハメれば名作
- 秋の空気のように清々しく、美しい作品★
冤罪、 時代劇
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督小泉堯史
- 主演役所広司
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東京の暮らしに疲れ果てた一組の夫婦が、大自然の暮らしの中で再生していく姿を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「雨あがる」の小泉堯史。南木佳士の同名小説を基に、小泉監督自らが脚色。撮影を「雨あがる」の上田正治が担当している。主演は、「東京マリーゴールド」の寺尾聰と「女殺油地獄」の樋口可南子。第76回本誌日本映画ベスト・テン第7位、日本映画助演女優賞(北林谷栄)、日本映画新人女優賞(小西真奈美)受賞、第26回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(北林谷栄)、新人俳優賞(小西真奈美)、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(寺尾聰)、優秀主演女優賞(樋口可南子)、優秀脚本賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀編集賞、優秀録音賞、優秀美術賞、優秀音楽賞受賞、第57回毎日映画コンクール日本映画優秀賞、音楽賞受賞、第45回ブルーリボン賞新人賞(小西真奈美)受賞、第26回山路ふみ子文化賞(北林谷栄)受賞、日本ペンクラブ賞会員選出ベスト5日本映画第2位、2003年度文化庁優秀映画賞日本映画復興奨励賞受賞。
ネット上の声
- 日々の忙しさで忘れていた温かい気持ちがじわじわ湧いてきてとっても良かった
- 映像美とリアルな人間関係の描き方が秀逸
- 日本の風景の中に人がいる、そんな映画!
- 懐かしい風景に巡り会うことができた
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督小泉堯史
- 主演寺尾聰
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「阿弥陀堂だより」「雨あがる」の小泉堯史監督、寺尾聰主演で小川洋子の同名小説を映画化。家政婦として働くシングル・マザーの杏子が、今度お世話をすることになったのは、ケンブリッジ大学で数学を学んでいたが、交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたなくなってしまった老博士。杏子とその息子は博士の人柄と、彼の語る数式の美しさに魅了され、3人は次第にうち解けていくが、やがて博士の痛ましい過去が明らかになっていく。
ネット上の声
- この生徒たちは何年生だ?とか、ルートの本当の名前はトオルっていうんじゃないのか?などとつまらないことを考えてしまった。
- 暗闇に光る一筋の美しい映画でした!!
- 日本映画史上にのこる寺尾氏の名演
- 原作を忘れて観たほうが楽しめます
難病、 記憶喪失、 数学者、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督小泉堯史
- 主演寺尾聰
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大政奉還が行われた1867年、260年余り続いた江戸幕府が倒れて諸藩は東軍(旧幕府軍)と西軍(新政府軍)に分裂する。翌年には鳥羽・伏見の戦いをきっかけに戊辰戦争へとなだれ込むが、越後の小藩である長岡藩の家老・河井継之助(役所広司)は冷静に事態を見守っていた。彼は東軍と西軍いずれにも属さない武装中立を目指し、和平を願い談判に挑むが......。
ネット上の声
- んーむ、原作読んだことないから、純粋に映画としての判断ですが、んーむ、生き方とし
- 幕末の河井継之助を題材にした作品、確かカズレーザーが好きって言ってた歴史の人物だ
- 役所広司も司馬遼太郎の峠も大好きだが、だからこそ、まとまってしまったのか?それと
- 邦画にありがちな、役者、ロケーション、音楽は良くても戦争シーンはみみっちい作品
時代劇
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督小泉堯史
- 主演役所広司