全6作品。ニック・ブルームフィールド監督が制作した映画ランキング

アメリカ史上初とされる女性連続殺人鬼、アイリーン・ウォーノス。死刑執行を前に、彼女自身の口から語られる驚愕の真実。

7人もの男性を殺害し、「モンスター」と呼ばれたアメリカの女性連続殺人鬼、アイリーン・ウォーノス。本作は、死刑執行が迫る彼女への貴重なインタビューを中心に構成されたドキュメンタリー。カメラの前で彼女は、壮絶な虐待に満ちた自らの生い立ち、犯行の動機、そしてメディアが作り上げた虚像について赤裸々に語り始める。時に理路整然と、時に感情を爆発させながら語るその姿は、我々が抱くシリアルキラーのイメージを覆す。彼女は冷酷な怪物か、それとも社会が生んだ悲劇の犠牲者か。観る者に重い問いを突きつける、衝撃の記録。

全米を震撼させた女性連続殺人鬼、アイリーン・ウォーノス。彼女の最後の瞬間に鬼才ニック・ブルームフィールドが迫る衝撃のドキュメンタリー。

舞台はアメリカ、フロリダ州の死刑囚監房。ハイウェイで客の男性7人を殺害した元娼婦の連続殺人鬼、アイリーン・ウォーノス。監督ニック・ブルームフィールドは、彼女の死刑執行が迫る中、最後のインタビューを試みる。幼少期の虐待、荒んだ生活、そして法廷での証言。彼女は自らを「被害者」だと主張する一方、その精神状態は明らかに不安定。何が彼女を怪物に変えたのか。正気と狂気のはざまで揺れ動くアイリーンの姿を通して、アメリカ社会の闇と司法制度の矛盾を鋭くえぐる、息詰まる記録。

伝説のシンガー、レナード・コーエンと彼のミューズ。ギリシャの島で始まった、美しくも儚い愛の物語。

1960年、ギリシャのイドラ島。まだ無名の作家レナード・コーエンと、夫と別れ幼い息子と暮らすマリアンヌ・イーレンの運命的な出会い。太陽が降り注ぐ美しい島で育まれた二人の愛は、やがてコーエンを世界的なミュージシャンへと押し上げる原動力となる。しかし、彼の名声が高まるにつれ、二人の関係は複雑に変化。自由な愛の時代を背景に、創作のインスピレーションと現実の愛との間で揺れ動く姿。貴重な映像で綴る、美しくも切ない二人の愛の軌跡を追ったドキュメンタリー。

ある交通事故をきっかけにした上流社会に渦巻く愛憎と妄想の世界を描く。製作はティム・ビーヴァン、監督は本作が長編デビューになるニック・ブルームフィールド、脚本はティム・ローズ・プライス、撮影はマイケル・コールター、音楽はハンス・ジマーが担当。主演はガブリエル・バーン、アマンダ・ドノホーほか。