1964年、ブロンクスのカトリック学校で生まれた一つの「疑惑」。真実は沈黙の中に。
舞台は1964年、ニューヨーク・ブロンクス区のカトリック学校。厳格な校長シスター・アロイシアスは、革新的な考えを持つフリン神父が、学校初の黒人であるドナルド少年を特別扱いしていることに疑念を抱く。純真なシスター・ジェイムズからの些細な報告をきっかけに、アロイシアスの疑惑は確信へと変わっていく。証拠は何もない。あるのは、自らの信念のみ。彼女は神父を追放するため、静かな、しかし熾烈な心理戦を開始。何が真実で、何が嘘なのか。登場人物たちの表情や言葉の裏に隠された真意を探る、息詰まる会話劇。
ネット上の声
- 大きな事件でなくてもこれだけ盛り上げる演技と演出の良さ
- もう少し辛辣に描いても良かったのではとも思いますが
- 限りなく黒に近いグレーは悪なのだろうか?
- ジグソーの最後の1ピースを我らに委ねる
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ジョン・パトリック・シャンリー
- 主演メリル・ストリープ