-
阪神・淡路大震災から15年。傷跡の残る神戸で再会した幼馴染の男女が、失われた過去と向き合う一夜の物語。
2010年、冬の神戸。震災の追悼式典で偶然再会した勇治と美夏。かつて同じ街で育った幼馴染。しかし、震災で家族を失い、街を離れて以来、互いの存在を忘れていた。二人は、思い出の場所を巡る一夜の旅へ。閉ざされた記憶の扉、言えなかった想い、そして未来への微かな光。変わり果てた故郷で、彼らが見つけるものとは。過去を乗り越え、明日へ踏み出すための、静かで力強い人間ドラマ。
ネット上の声
- 今まで震災ってどこか他人事だったけど、この映画で初めて向き合えた。二人の演技がリアルすぎて、胸が締め付けられました。
- 登場人物にイライラしちゃって、全然感情移入できなかった。
- ただ歩いて話してるだけなのに、不思議と引き込まれる。神戸の夜の空気が伝わってくるようだった。
- 観てよかった。心に残る作品です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督井上剛
- 主演森山未來
-
東日本大震災から4年。神戸と福島、二つの被災地を結ぶ高校生たちの復興ミュージカル。傷を抱えながらも歌う青春群像劇。
阪神・淡路大震災を経験した神戸の高校。そこに東日本大震災の被災地・福島から、心に傷を負った少女アサミが転校してくる。彼女は、地元の高校生たちと共に復興支援ミュージカルに参加。歌やダンスを通して、彼らは震災の記憶、友人とのすれ違い、将来への不安と向き合っていく。しかし本番を前に、それぞれの想いがぶつかり合い、チームは崩壊の危機。彼らは再び心を一つにし、ステージに立つことができるのか。歌声が未来を照らすまでの葛藤の記録。
ネット上の声
- ドキュメンタリーかと思うくらいリアル。現実と非現実の境目が曖昧になる感覚がすごかった。静かだけど力強い映画。
- テーマは重いけど、変に説教臭くなくて見やすい。抑えた演出がいい味出してる。
- 見終わったあとに、じわじわくる。また見たい。
- 「希望」を描こうとしてるのは分かるけど、ちょっと綺麗すぎるかなって感じた部分もあった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督井上剛
- 主演石井杏奈
-
村上春樹の短編連作小説「神の子どもたちはみな踊る」を、岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市の主演で映像化。原作に収録されている4編をベースにオリジナルの設定を加え、1995年の阪神・淡路大震災以降、それぞれ別の時代・場所で喪失感を抱える4人の人生が交錯し2025年の現代へとつながっていく様子を描き出す。25年4月放送のNHKドラマ「地震のあとで」と物語を共有しつつ、4人の主人公を結ぶ新たなシーンを追加し、映画版として編集した。
1995年、妻が突然姿を消し、失意の中で釧路を訪れた小村は、UFOについての不思議な話を聞く。2011年、家出した少女・順子は、たき火が趣味の男との交流を通して自身を見つめていく。2020年、信仰深い母のもとで「神の子ども」として育てられた善也は、不在の父の存在に疑問を抱く。2025年、警備員の片桐は、漫画喫茶で暮らしながら東京でゴミ拾いを続けていた。そして、人々の悲しみや不幸を食べる“みみずくん”が再び地中でうごめきだした時、人類を救うべく“かえるくん”が帰ってくる。
橋本愛、唐田えりか、吹越満、黒崎煌代、堤真一、黒川想矢、井川遥、渋川清彦、津田寛治、錦戸亮が共演し、物語の鍵を握るかえるくんの声をのんが担当。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の井上剛が監督を務め、「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允が脚本を手がけた。
ネット上の声
- 積ん録ドラマの編集版でしたか
- 想像と現実が織りなす世界観
- 村上作品はこうでないと
- 不思議な世界
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間132分
- 監督井上剛
- 主演岡田将生