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「愛のあしあと」「今宵、212号室で」などで知られるフランスのクリストフ・オノレ監督が自身の少年時代を題材に、思春期の恋愛や父の死による喪失と再生を描いた半自伝的映画。
冬のある夜。寄宿舎で暮らす17歳の少年リュカは父が事故死したとの連絡を受け、アルプス山麓の実家に帰る。愛する父の死に直面し、大きな悲しみと喪失感にさいなまれるリュカ。葬儀の後、兄に連れられて初めてパリを訪れたリュカは、兄の同居人である年上のアーティスト、リリオと出会う。優しいリリオに心惹かれるリュカだったが、リリオにはある秘密があった。
俳優イレーヌ・ジャコブを母に持つ新星ポール・キルシェが主人公リュカを演じ、2022年・第70回サン・セバスチャン国際映画祭で主演男優賞を受賞。「イングリッシュ・ペイシェント」のジュリエット・ビノシュがリュカの母、「アマンダと僕」のバンサン・ラコストが兄を演じた。「フラワーズ・オブ・シャンハイ」「プラスティック・シティ」の半野喜弘が音楽を担当。
ネット上の声
- 思春期の黄昏「17歳の危機」を描いた文学的映像詩
- 少年の背伸びした恋愛を描く極めて真面目な映画
- 最後まで見続けることは辛かったが。
- ある少年の心の成長と家族愛の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間122分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演ポール・キルシェ
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2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国フランス
- 時間132分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演ヴァンサン・ラコスト
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「アデル、ブルーは熱い色」のレア・セドゥが2008年に出演した青春恋愛ドラマ。ラファイエット夫人が17世紀に執筆した恋愛小説「クレーヴの奥方」を、「ジョルジュ・バタイユ ママン」のクリストフ・オノレ監督が現代版にアレンジして映像化した。母を亡くした16歳の少女ジュニーは、従兄弟マチアスの家で暮らすことになり、彼が通う高校に転入する。マチアスの仲間たちはミステリアスな魅力を放つジュニーにひかれるが、彼女が選んだのは物静かなオットーだった。一方、プレイボーイのイタリア語教師ヌムールもまた、ジュニーに一目ぼれしてしまう。ヌムール役に「ドリーマーズ」のルイ・ガレル。
ネット上の声
- 恋愛は身勝手で、当然のように人を傷つける
- 登場人物の見た目は全員軟弱です。
- フランスの学園恋愛ドラマ
- 幸せになるということは
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演ルイ・ガレル
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カトリーヌ・ドヌーブとキアラ・マストロヤンニが母娘役で親子共演を果たしたドラマ。フランス人の母と娘が2代にわたって繰り広げる愛やセックスにまつわる人間模様を、ミュージカル場面も交えて描く。1960年代のパリ。靴屋で働きながら売春婦のアルバイトをしていたマドレーヌは、チェコ出身の医師ヤロミルと恋に落ちる。2人はプラハへ行き、やがて娘のヴェラが生まれる。時は流れ、ヴェラは美しい女性へと成長。クレモンという優しい恋人のいるヴェラだったが、ロンドンで知り合ったヘンダーソンと激しい恋に落ちてしまい……。共演にリュディビーヌ・サニエ、ルイ・ガレルほか、「アマデウス」「カッコーの巣の上で」の監督として知られるミロス・フォアマンも出演。
ネット上の声
- 口ずさむミュージカル仕立の大河恋愛ドラマ
- フランスの魅力が詰まってます
- 歌は聴かせるんだけれど…
- 愛さずにはいられない
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス,イギリス,チェコ
- 時間139分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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ネット上の声
- 偏愛してる映画! うら若きルイ・ガレルの圧倒的な美しさとか、テロ前の平和だったパ
- 製作年2006年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演ロマン・デュリス
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キアラ・マストロヤンニが第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門最優秀演技賞を受賞した、パリのホテルを舞台に展開する恋愛ドラマ。マリアとリシャールの夫婦は付き合って25年、結婚して20年になる。ある日、密かに重ねていたマリアの浮気が夫のリシャールにばれてしまう。怒った夫と距離を置くため、マリアは一晩だけアパルトマンの真向かいにあるホテルの212号室に宿泊する。そんなマリアのもとに20年前の姿をしたリシャールが現れ、さらに元カレたちも次々と登場するという不思議な一夜が幕を開ける。マリア役をマストロヤンニ、若き日の夫リシャール役を「アマンダと僕」のバンサン・ラコスト、夫役をフランス・ポップス界の名プロデューサーであり人気ミュージシャンのバンジャマン・ビオレがそれぞれ演じる。
ネット上の声
- 守れない誓いを立てる若さに恋は煩うもの
- カトリーヌ・ドヌーヴ
- アズナヴール?
- お腹いっぱい
ファンタジー
- 製作年2019年
- 製作国フランス,ルクセンブルク,ベルギー
- 時間87分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演キアラ・マストロヤンニ
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古代ローマ詩人オウィディウスの『変身物語』を、フランス映画界の異才クリストフ・オノレが大胆に描いた官能作。ローマ、ギリシャ神話として語り継がれる数々の物語のうち、“変身”にまつわるエピソードのみを集め、一連の叙事詩に再集成した。
ネット上の声
- 『氷の世界へ🐧』のダミアンシャペルから観賞💦あまりエロさはなく"美"を感じる(?
- ギリシャ・ローマ神話の登場人物たちが様々なものに変身するという250もの変身譚を
- 久しぶりに、まだ終わってほしくない、永遠に見ていたい、と心の疼く作品だった
- 「変身」に纏るローマ・ギリシャ神話をオムニバス風にまとめた文芸作品
ファンタジー
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演アミラ・アキリ
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20世紀最大の思想家ジョルジュ・バタイユの遺作「聖なる神」を、本作で長編映画デビューを飾るクリストフ・オノレが完全映像化。父親と2人暮らしの青年ピエールは、自堕落な父親の下を離れ、長年崇拝に近い気持ちを抱いていた母親ママンのいるスペイン、カナリア諸島を訪れる。だが、ピエールはそこで母親ママンの本性を見て愕然とする……。主演はフランスを代表する女優イザベル・ユペールと「ドリーマーズ」のルイ・ガレル。
ネット上の声
- 堕落した母親と聖なる息子の物語
- 人間を越えた母の性=生教育
- 痛みだけが、生の実感。。。
- 生理的嫌悪感がこみ上げる
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演イザベル・ユペール